福、最後の輸血

 

福は昨日、最後の輸血に臨みました。写真は輸血に向かう福です。

二日ほど食欲が落ち、何も食べていない中での輸血だったため、病院に預ける時に最後の別れかもしれないと思ったほどでした。

 

ドナーを引き受けてくれた猫ちゃんと共に、病院に預け、夜までただ電話が鳴らないことを祈りました。

夜の七時に迎えに行って、帰ってきた福はとっても元気そう。

健康な血を４５CCほど分けてもらい、力にみなぎっているようでした。

健康な血が作れること・・・今まで当たり前に思ってきたことは、どれほどに素晴らしいことなのでしょうか。

 

私は福を病院に預けている間に仕事に行った先で、同じ病気で亡くなった人の話を聞きました。骨髄移植もできずに若くして亡くなられたそうです。

 

福の病を通して、人間でも、動物でも、どれほど多くの命が病と闘っているかが少しだけわかるようになりました。

福の病はとてもつらいものですが、色々なことを教えてくれます。

 

仕事先でいただいた沖縄のさんぴん茶を淹れて飲むと、ジャスミンの花の力が心をほぐしてくれました。やるべきことはすべてやったら、すべて神様の大いなる力にゆだねようと思えました。

 

 

（昨日と今日の診療明細になります）

 

福の負担にならない限り、自然療法やサプリ、オゾン療法など、猫友達や支援者様から教えていただいたアプローチにも挑戦してゆきたいと思っています。

 

福とともに二人三脚。心のきずなはきっと強められているよね。

 

いつもあたたかく、ときに熱い思いで福の命を見つめてくださっている支援者様たちに心から感謝いたします。

どうか最後までお見守りください。