定番の再構築、日本製プロが本気で作る愛情たっぷりの育てる服 02

定番の再構築、日本製プロが本気で作る愛情たっぷりの育てる服 02
支援募集終了日までに集まった支援金をプロジェクト実行者は受け取ります(All-or-Nothing方式)。支援募集は4月30日(火)午後11:00までです。

支援総額

681,000

NEXT GOAL 900,000円 (第一目標金額 400,000円)

170%
支援者
15人
残り
1時間 13分
支援募集終了日までに集まった支援金をプロジェクト実行者は受け取ります(All-or-Nothing方式)。支援募集は4月30日(火)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

第一目標達成の御礼&ネクストゴール挑戦のお知らせ

 

3/31に始まりました「定番の再構築、日本製プロが本気で作る愛情たっぷりの育てる服02」のクラウドファンディングですが、お陰様で公開から3週間ほどで目標を上回るご支援を集めることができました。

皆様のご支援に大変感謝申し上げます。

また数多くの応援コメントも頂きまして、大変勇気付けられました。ありがとうございます。

設定金額:900,000円

ネクストゴールで集めた金額の使途:

縫製工場のミニマム生産ロット確保による利益の還元と「育てる服」第三・四弾のプロジェクト運営資金。  

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。

 

定番の再構築、日本製プロが本気で作る愛情たっぷりの育てる服02

” セルヴィッジデニム5ポケットパンツ ”を生産する

 

 

 

Blue LOOM PROJECT(株)野田でございます!

前回2023/10/18公開「定番の再構築、日本製プロが本気で作る愛情たっぷりの育てる服01」:オックスフォードボタンダウンカラーシャツで皆様の温かいご支援のおかげ様で何とか目標を達成することができました。

今回の「 育てる服Vol.02 」は" セルヴィッジデニム5ポケットパンツ "になります!!

経年変化する生地、製品として最もポピュラーな素材「 デニム 」をテーマとした永遠の定番アイテムに迫ります。

 

その前に私が提案する育てる服のご紹介をします。

” 育てる服 ”とは

 

 

人生に寄り添い

経年変化する様を楽しむことで

日常を少しだけ特別な時間に変化させてくれる

 

また

 

毎朝の支度時間

袖を通す瞬間の幸福感を味わえる

 

 

” 育てる服 ”の特徴

デニムのような”縦落ち”色褪せアタリなどから生まれる経年変化を楽しむための工夫を施した厳選生地・付属を使用しています。

また長く着用頂けるように耐久性品質を考慮したパターン・縫製仕様に仕上げております。

 

 

 

一流の服、" 育てる服 ”を体感してもらいたいという思いからプロジェクトは始まりました

 

育てる服  " 0ゼロ " 育てる服にたどり着くまで

”本当に必要とされる一流の服を探究”

私は約20年アパレル産業の第一線でデザイナーとして企画業務に携わってきましたが、大きく二つの理由から自分で納得のいく商品は作ることが出来ませんでした。

まずは品質の部分で自分のモノづくりと企業ルールの低いコスト構造との乖離に対して常に心の葛藤がありました。

もう一つは生産背景の部分で国内の背景で価値のある商品を開発し、高く売ることをしなかったために、コストの安い海外生地を使用した海外生産がシェアを拡大していき、国内の生産背景は疲弊していきました。

数年後には自分達にツケが回ってくることを予想できずに、目の前の大きな利益を生み出す事だけを重視した商品企画に嫌気が差しました。

一流の服を探求してから5年、色んな経験とアパレル産業の仕組みを知った上で、今はアパレルに提案する側に回り、今まで以上にモノづくりの現場に近づき高みを目指して独立しました。

今では何でもかんでもただ作るだけでなく、最終的に” 育てる服 ”にたどり着き、下記の5つを一流の服、" 育てる服 ”の定義とし、これに当てはまるものだけを製作しています。

 

①経年変化を楽しむためにとことん拘った上質な生地・付属を使用する

②快適な着心地や質の高い縫製仕様、利便性の高いディテールがある

③季節やシチュエーションに合わせた役割が明確にある

④日本国内の生産背景を厳選しそこでしか生まれない希少価値を付加する

⑤持続可能であり必要数量のみ生産する

 

 

育てる服を作る理由 

其の一"プロ目線でこだわり抜いた原材料と高品質なパターン設計・縫製仕様のMADE IN JAPANを体感してもらいたい" 

この服が好きだ!この服を着るとテンションが上がる!いい服を着ることで生活が豊かになった!などエンドユーザー様をもっと喜ばせたいという気持ちが強くなり、日に日に自分の納得のいくモノづくりの基、プロ目線での高品質で価値のある商品を作りたいという気持ちになりました。

この私の実体験を基にプロが厳選した生地・付属に着心地の良いパターン設計や精度の高い縫製仕様など、本当に良いモノづくりから生まれた服を体感してもらいたいと思います。

 

 

育てる服を作る理由 其の二

”産地と連携とことん拘った真面目で丁寧、配慮の行き届いたモノづくりのMADE IN JAPANを守る”

私は日本製にこだわっています。

海外でも優れた生地・付属メーカーや縫製工場はたくさんありますが、私はどうしても日本人の技術で日本国内で作りたい。

日本人のポテンシャルと能力、日本古来から受け継がれてきた美学などの可能性に賭けたいです。

その訳は日本人が作る生地・付属・製品には細部まで配慮が行き届いた丁寧な仕事が散りばめられていて品質の高さが備わっています。

またオリジナルの生地・付属を依頼する場合も、こちらの意図を理解して細かいニュアンスにまで対応して頂き、企画側の予想を超えて品質の高いものが上がります。

まさに日本人気質の成せる技です。

またいつもお世話なっている各産地のサプライヤー様たちの、日本国内における真面目で丁寧なモノづくりが年々減少傾向にあり、国産のアパレル品は全体のたった2%のシェアしかないこの現状に歯止めを掛けたいと考えています。https://newscast.jp/news/2740904

 

 

育てる服を作る理由 其の三

”服を育てて(愛情をかけて)簡単に廃棄されない価値のあるものに変える

 

未だに大量廃棄される安価で粗悪な服が海外で大量生産されています。

破れたり、汚れたらまた新しいのを買えばいいや何て軽い気持ちで買っては捨てる行為の繰り返し、この現状を少しでも変えたいと考えるようになりました。

そこで上記で述べたこだわりの詰まったモノづくりの価値とは別にもう一つ" 育てる "価値を付加させたいと考えました。

育てる価値とは、着用し続けることでジーンズの様に経年変化による生地のアタリや質感、色の変化を愉しむことです。

私は元々ヴィンテージ古着が大好きで年代物のジーンズや老舗ブランドのトレンチやバルマカーンコートなど味わい深い雰囲気のアイテムにハマっていました。

特に何十年も前の着古されたジーンズは経年変化がとても味わい深く趣があり、寺社仏閣や古民家などに通ずるところがあり、日本人が古来から受け継ぐ正に侘び寂びの美意識そのものです 。

着古されたヴィンテージ古着をイメージして、長い時間かけ自分で着用(育てる)することで、アタリやヒゲなどの生地や付属の経年変化が現れてくるのはとても愉しいことですし、貴重な時間を共に過ごすことでその服を着る行為に意義と愛着が生まれます。

また自分が着用することで他人とは違う変化が見込まれる為、同じものは二つと無い世界でたった一つのオリジナルの価値が生まれます。着れば着るほどに愛着が湧き、大事に扱うことで簡単に廃棄されない大切なものに変わって行きます。

 

※経年変化がとても美しい1950sのLEVI'S 507XX(2nd)

 

 

▼プロジェクトの内容 

 

"産地と連携した高品質なモノづくりの循環型生産プラットフォームを構築"

2018年に播州、尾州、遠州、備州産地のサプライヤー様たちのご協力のもとブルールームプロジェクトは発足されました。

このプロジェクトの目的は、各産地のサプライヤー様たちと繋がり、そこでしか得られない価値を付加した高品質な定番商品(生地)を「開発→発信→その価値で産地に還元する」このサイクルを継続させることでした。

またそのモノづくりを次世代に継承し世代交代がスムーズに行えるようサポートしたいと考えてました。 

このブルールームプロジェクトのコンセプトに原点回帰し、私がアパレル企画で培った知見を基に、各産地ごとにそこでしか作ることができない品質と価値の詰まったプロ目線で“本当に良い定番服”を開発し、その価値により簡単に捨てられない”愛情たっぷり”の育てる服をブランド化します。

このブランドを目印に共感・賛同していただけるエンドユーザー様へ、一定のサイクルで商品を届けることができれば産地と連携した循環型生産プラットフォームを構築できると考えます。

※このサスティナブルな循環を生み出すためには、ユーザー様のワードローブとして複数枚所持して着回せたり、リピート購入してもらえるように定番的なアイテムの提案が必須になります。 

またこの循環型プラットフォームと真面目で丁寧な日本のモノづくりを次世代に継承して行きたいと強く願っています。

 

 ※今回このプロジェクトで使用される表生地、ボタンなどの付属類は全て日本のメーカーが国内で生産している高品質のものを使用しており、生地・ボタン・ネーム類は一からオリジナルで別注を掛けたこだわりの逸品のため、通常の何倍ものコストがかかっております。

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン 

 

マーケットで流通するためのブランド設立

5年前の成功事例で産地と連携しその地域特性を活かした価値を商品化できたとしても、持続性に欠け結果単発で終わり産地にもマーケットにも還元出来ずにいました。

そこで産地で作り上げた価値を単発で終わらせず循環させるためにはユーザーに発信、商品を流通させるための目印になるブランドが必要だということに気が付きました。

 

二次流通に選ばれる寿命の長い”育てる服”のブランド運営

衣服ロスを減らすためにメーカーで生産された商品を流通させる一次流通から、中古品を流通させるメルカリやヤフオク、古着屋などの二次流通へとリレーションしマーケットでの滞留時間を長く設定した寿命の長い”育てる服”を提案します。

また育てる服は長い時間着用することで愛着が湧き大切に扱うので破れたり・汚れたりしても、その度に直し・洗濯しながら着用し続け、簡単には捨てられない服に変わっていく様を見届けて頂きたいと考えます。

この育てる服に共感・賛同してくれるユーザー様にお応えし、またマーケットで流通するためにアイテムをシリーズ化し、アパレルブランドとして運営しようと考えております。

さらに数年後を見据えて高品質・高付加価値の“Made in Japan ”として、日本国内だけではなく海外マーケットでの卸し売りも視野に入れて海外の展示会に参加したいと考えております。

 

ブランド名:サカノシタノデニム

都会の喧騒から離れて都心から電車で約1時間の海と山に囲まれた古都鎌倉、江ノ電が走る海沿いの小さい集落” 坂ノ下 "が舞台。

古い寺社仏閣が多く最寄り駅から内陸に位置する長谷寺や高徳院の大仏などの観光スポットは観光客で賑わいを見せているが、反対の海側は古民家カフェが密集したカフェスポットや個人経営の小さい個性的なショップ、何軒ものサーフボードロッカーなどが在りとてものんびりとしたゆる〜い空間が広がる。

そこで生活する人々は自分時間を有効に使い、自分のやりたいことを生活の中心に置いている自由な人たちが多い。

こんな素敵な空間で自分時間を大切に人生を謳歌している人たちのワードローブをイメージして、彼ら(彼女ら)の人生に寄り添いデニムのように育てて(経年変化)いく高品質で大人の定番服を提案する。※世の中でマスターピースと呼ばれる定番服(傑作)を坂ノ下の習慣(※サカトラ) x 育てる(経年変化)服に再構築。

ビーサン&黒縁メガネがコーディネイトのお供。 

※サカトラ:サカノシタトラディショナルの略 

 

サカノシタXX

サカノシタノデニムで使用されている日本国内で厳選された原材料・生産背景で開発された高品質な生地、付属、副資材の総称。

デニムのように経年変化が楽しめるように工夫も凝らした仕様になります。

名前の由来は、かつて某アメリカのジーンズブランドが自社生産されたデニム生地の品質の高さを謳った時に使われたXXをオマージュして高品質な商品という意味を込めてサカノシタXXと名付けました。  

 

《 商品説明 》

育てる服02:セルヴィッジデニムの5ポケットパンツ

第二回目はセルヴィッジデニムの5ポケットパンツです。

 

5ポケットデニムパンツの起源

1873年、サンフランシスコ地域の金の採掘者向けに店を開いたリーバイ・ストラウスによって最初のデニムのジーンズが生まれました。

1900年前後バックポケットが両ポケット

1922年ベルトループ採用。

1936年赤タブ採用。

1937年リベットが隠しリベットに。サスペンダーボタンの廃止。

1953年赤タブが片面から両面タブへ変更。

1955年革パッチから紙パッチへの変更。

1966年隠しリベットが廃止になりバータックへ。

1971年LEVI’S→Levi’sへ赤タブ変更。この頃から最後のヴィンテージと呼ばれる66モデルが誕生。

そんな長年定番商品として愛されてきたセルヴィッジデニム5ポケットパンツを深掘りした商品を開発しました。

 

生地のこだわり

DN01XX-c/#95(セルヴィッジデニム)

産地:備州

組成:綿100%

原料:国内紡績ムラ糸

経糸:7/1(ムラ糸)

緯糸 : 6/1v(ムラ強撚糸)

密度:経糸の本数を約10%増量

織機:シャトル織機 TOYODA GL-3

加工:サンフォライズ

 

生地メーカー:株式会社 ショーワ

株式会社ショーワは創業1905年と100年以上の歴史を持ち、世界中でデニムの聖地と呼ばれる岡山・児島にて染め、織りから仕上加工までを一貫して行っている唯一のデニム製造メーカーです。

デニム産地の所謂作業着をイメージさせるゴツいデニムのみ生産しているメーカーではなく細番手でインディゴロープ染色を可能にしたり、パリで開かれる世界最高峰の生地見本市「プルミエール・ヴィジョン」にてウールデニムを開発し「ハンドル賞」を受賞するなど自社の強みを活かした企画が魅力的です。

私も10年以上のお付き合いをさせて頂いて、Blue LOOM PROJECT立ち上げ時には大変お世話になったメーカー様です。

今回はこちらにこだわりの詰まったオリジナルセルヴィッジデニムの製作を依頼しました。http://www.showatex.co.jp

 

     

5年後、10年後の経年変化

デニムを洗った後にその日初めて袖を通す瞬間のシチュエーションや生地の風合いと5年後、10年後どういう風に育っているのか経年変化を想像し原料選定、生地設計しています。

緯(よこ)糸密度を約10%増量して手持ち感のしっかりとした高級感と、ヴィンテージ古着のような油分の抜けたナチュラルな風合いを出すために緯(よこ)糸は※強撚糸を使いドライタッチに仕上げています。 ※紡績会社の方とオリジナルで撚糸回数を打ち合わせして頂いてます

洗う度にギュッと織り目が詰まり、着用すると肌に馴染む、この繰り返しで経年変化が現れ良い風合いと味のある表情に育ちます。

またヴィンテージデニムの経年変化の特徴でもあります” ねじれ ”を発生させる工夫が施されています。

 

デニム(生地)のこだわり工程

①デニムに特化した紡績工場で紡績したしたムラ糸

最もデニムらしい糸質にこだわった紡績工場で撚糸した経7番手と緯6番手(強撚)

 

②インディゴロープ染色機で染色した中白の糸

日本で5社しか所有していない希少なインディゴロープ染色機でじっくりとインディゴ染料を付着させては乾かすを繰り返し、糸の中心が染まりきらないように中白と呼ばれる特殊なこだわりの染色法

ロープ染色機

 

※糸の中心が中白の状態

 

③幻のヴィンテージシャトル織機TOYODA GL-3で製織

シャトル織機TOYODA GL-3は1964年以降生産された型で現在稼働している台数は数えるほどでとても希少価値の高い織機である。

またシャトル織機の中でも現在他産地でもよく見られるGL-9やGL-10に比べて、このGL-3はヴィンテージデニムブームを牽引した1950-60年代のヴィンテージデニムと製造年代が近いことから当時にとても近い風合いのデニムを再現することが出来るはずです。

実際にGL-9で織ったものよりGL-3で製織した生地の方が立体的で風合いが出てます。

※現在稼働しているシャトル織機主流の型番はGL-9/GL-10で1980年頃に生産されたシャトル最終モデル

 

ヴィンテージのシャトル織機を選ぶ理由は2つあります。

A.低速で織ることで糸の膨らみを保ったまま生地が成形されるので立体的で独特の良い風合いが出ます。

B.生地端にセルヴィッジといわれるラインが施された耳を作ることができます。

 

ヴィンテージシャトル織機:TOYODA GL-3

 

④RAW DENIM=ロウデニム(生の加工していない)に近づけた仕上げ

1950-60年台のデニム生地はロウデニムと呼ばれ、防縮やスキュー加工していないためとても収縮率が高く、生地がねじれる特性があった

今回は当時のロウデニムの雰囲気を残すためスキュー加工だけ省きわざとねじれを生じるように設定してある

※下記の画像のように着用する過程で徐々に生地の綾目に沿って左から右方向にねじれるイメージです。 

※因みにサイズ感のバラつきを抑えるため防縮加工は施してある

1950年代のヴィンテージ501XXのねじれが発生

 

☆今回イメージした風合いになかなか仕上がらず、2度加工をやり直しておりましたがなんとかイメージ通りに仕上がりましたので皆様にとても満足頂けるかと思います。

良いものを作るには最短距離は無いですね、ローマは一日にして成らずです。

 

 

デザイン・縫製仕様のこだわり

1954年東海岸進出時に開発された501zxxのシルエットに、50年代の501xx仕様デザインを取り入れたオールドスクールモデル

※紺ブレやツイード、コーデュロイ素材のジャケットなどとも相性抜群の膝下からテーパドしたスッキリした大人シルエット 

オフセットセンターループ、Vステッチ、隠しリベット、ピスポケットデザインステッチ、ウォッチポケットセルヴィッジ仕様、セルヴィッジ使用のサイドシームなど1950年中頃の501xxの仕様やディテールを参考にオールドスクールモデルとして仕上げております。

※フロントはボタンで開閉するボタンフライ使用です

オフセットセンターループ  

 バックサイドのセンターのベルトループをヒップ縫い合わせのステッチラインを避けて縫われたセンターのベルトループのことを指し、生地の厚いところを縫うことで生まれる生産の不効率性を解消しました。

オフセットセンターループは1950年中頃〜1962年ごろまで採用されました。

 

Vステッチ

ベルト部分のチェーンステッチには返し機能がないためそのままだとほつれるのでそれを止めていたヴィンテージな仕様です。

Vステッチは1960年代後半まで採用されました。

 

 

 隠しリベット

元々バックポケットの補強のため表からリベットを打った仕様だったが、当時鞍や家具を傷つけないように仕様を変更したのが隠しリベットです。

隠しリベットは1937年〜1966年ごろまで採用されました。

 

ピスポケットデザインステッチ

元々ポケット裏のブランケットを補強するための”アーキュエイトステッチ”をオマージュブランドのアイコンであるサカノシタノデニムの格助詞「 ノ 」をデザインしました。

アーキュエイトステッチは1943年から現在もブランドのアイコンとして使用されています。

 

ウォッチPKセルヴィッジ仕様

 

セルヴィッジアウトシーム(赤耳)

ヴィンテージジーンズと言えば「 赤耳 」というくらい最もポピュラー仕様です。

セルヴィッジアウトシーム(赤耳)は1986年まで採用されました。

 

 

ネオバー(タックボタン)のこだわり

JB01xx-c/#P-SSL

米国某大手ジーンズメーカーの1950年台のデザインをオマージュし、国内の生産背景でオリジナルデザインの金型から起こし、こだわりの詰まったネオバー(タックボタン)の製作を依頼しました。

5年後、10年後どういう風に育っているのか経年変化を想像し、凸部分の出方をボタンメーカー様とじっくり打ち合わしました。

               

 

レッドタブ(ピスネーム)のこだわり

RT01xx

米国某大手ジーンズメーカーの1950年台のデザインをオマージュし、織ネーム(細巾織物)産地の越州(福井県坂井市丸岡町)にて製作しました。レッドタブもまた5年後、10年後どういう風に育っているのか経年変化を想像し、当時の雰囲気を再現するためヴィンテージシャトル織機で製織し、原料も緯糸のみですが当時と同じレーヨンを使用しています。

                     

                                                                                    

ペーパーラベル(紙パッチ)のこだわり

SPL01

ラベルは1955年から革→紙に移行される 、当時のヴィンテージデニムで使用されてたペーパーラベル(紙パッチ)をオマージュしてパルプ100%原料を使用 「育てる服」にふさわしい商品に仕上げるために経年変化がし易く雰囲気の良い天然素材をチョイス

             

 

フラッシャーのこだわり

商品の販促として紙のフラッシャーを製作しています。日本古来の販促物である暖簾をモチーフとしてモダンな和をテーマにオリジナル

フラッシャーに仕上げました。

             

 

BSPEC

フロント右ポケットには今回のデニムパンツのSPECやこだわりをインダストリアルなデザインでまとめたオリジナルのシルクスクリーンを作成し袋地にプリントしました。

 

 

縫製工場:ACTIVE

世界中が注目しているデニムの聖地岡山県・児島は産地内で生地から縫製まで完結出来てしまう国内でもとても珍しい生産背景を持つエリアです。

そのため役割が明確に分業されているので地域での協力体制がしっかりしているように感じます。

縫製面では本格的なデニムは勿論、アウターからシャツまで幅広いアイテムをこなし、更に昨今オリジナルアパレルブランドやバッグまで縫製の幅広く展開をしています。

通常の「 縫製 」だけを請け負う縫製工場ではなく、企画、デザイン、パターン、カッティング、縫製、加工と製品を作るためのすべての工程をハンドリングすることが可能な「メーカー」としてのフレキシブルなソーイングカンパニーです。

実はこちらの縫製工場には昔からお世話になっておりまして2019年に「僅か3%の日本製を後世に継承する」のプロジェクト成立しチノパンを生産いただいたのがACTIVEさんです。

 

 

                   

 

 

 

リターン品着用画像

型番:5S01                   着用SIZE 2   モデル身長174cm体重65kg

       

着用感

膝下がテーパードしているのでスッキリしているがウエスト、ヒップ周りにしっかりゆとりをとっているので

履き心地はとても快適です。

 

   

 

 

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
野田 仁 Blue LOOM PROJECT株式会社
プロジェクト実施完了日:
2024年5月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

岡山県倉敷市児島(備州)で日本製こだわりデニムパンツを一貫生産。 資金は生地・付属など材料の購入費25万円、縫製・配送代15万円使用します、またプロジェクト完了日5/31前後を予定しております。 リターン送付完了日5/31前後を予定しております。

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プロフィール

野田仁 /  Blue LOOM PROJECT株式會社代表 生年月日:1977/07/08 出身地:石川県金沢市 バンタンデザイン研究所を卒業後大手アパレルメーカーのオンワード樫山、三陽商会を経て2020年9月Blue LOOM PROJECT株式會社を設立。 ブルールームプロジェクトとは日本の各産地のサプライヤーと共にその土地でしか生まれない高品質で付加価値の高い生地・付属、またはそれらを使用したアパレル製品を開発、生産して国内外問わず発信していくプロジェクトです。 企画会社として各アパレル様へODM/OEM生産を提案しております。 今回” 育てる ”をコンセプトとし日本製に特化した初めての自社ブランド「サカノシタノデニム」を立ち上げました。

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リターン

38,000+システム利用料


サカノシタノデニム/国産セルヴィッジデニム5ポケットパンツ(5S01)1着

サカノシタノデニム/国産セルヴィッジデニム5ポケットパンツ(5S01)1着

サカノシタノデニム/国産セルヴィッジデニム5ポケットパンツ(5S01)1着
※小ロット生産のため商品発送に遅れが生じる可能性がございますので予めご了承ください。

支援者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年5月

75,000+システム利用料


サカノシタノデニム/国産セルヴィッジデニム5ポケットパンツ(5S01)2着 セット

サカノシタノデニム/国産セルヴィッジデニム5ポケットパンツ(5S01)2着 セット

サカノシタノデニム/国産セルヴィッジデニム5ポケットパンツ(5S01)2着セット
※小ロット生産のため商品発送に遅れが生じる可能性がございますので予めご了承ください。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年5月

185,000+システム利用料


サカノシタノデニム/国産セルヴィッジデニム5ポケットパンツ(5S01)5着セット

サカノシタノデニム/国産セルヴィッジデニム5ポケットパンツ(5S01)5着セット

サカノシタノデニム/国産セルヴィッジデニム5ポケットパンツ(5S01)5着セット
※小ロット生産のため商品発送に遅れが生じる可能性がございますので予めご了承ください。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年5月

360,000+システム利用料


サカノシタノデニム/国産セルヴィッジデニム5ポケットパンツ(5S01)10着セット

サカノシタノデニム/国産セルヴィッジデニム5ポケットパンツ(5S01)10着セット

サカノシタノデニム/国産セルヴィッジデニム5ポケットパンツ(5S01)10着セット
※小ロット生産のため商品発送に遅れが生じる可能性がございますので予めご了承ください。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年5月

プロフィール

野田仁 /  Blue LOOM PROJECT株式會社代表 生年月日:1977/07/08 出身地:石川県金沢市 バンタンデザイン研究所を卒業後大手アパレルメーカーのオンワード樫山、三陽商会を経て2020年9月Blue LOOM PROJECT株式會社を設立。 ブルールームプロジェクトとは日本の各産地のサプライヤーと共にその土地でしか生まれない高品質で付加価値の高い生地・付属、またはそれらを使用したアパレル製品を開発、生産して国内外問わず発信していくプロジェクトです。 企画会社として各アパレル様へODM/OEM生産を提案しております。 今回” 育てる ”をコンセプトとし日本製に特化した初めての自社ブランド「サカノシタノデニム」を立ち上げました。

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