心優しい優しい餌やりさんへ

活動地域の猫達は毎日決まった時間決まった場所でご飯をもらい一代限りの命を懸命に生きています。

餌やりさん達はそんな猫達を優しく見守り毎日欠かさずご飯を届けに行っていました。

しかし、餌をやるから増えるんだ！

餌やる人が全部悪い！…まだまだ動物愛護の進んでいない今の社会ではこのような声が数多く上がります。そのような中でも餌やりさんはお腹を空かせた猫達のためにご飯を届け続けていました。

猫達が信頼した餌やりさんがいてくれたおかげでスムーズに捕獲でき、避妊去勢の手術は進んでいき、耳カットの入ったさくら猫達(避妊去勢の手術を終えた猫の耳にカットを入れ桜の花びらなような形になることからさくら猫と言われています)は一代限りの命を毎日一生懸命生きています。

餌やりさんがいなければ猫の捕獲はとても困難です。近づいても逃げていきますし、そもそもどこにどれだけの猫が生息しているのかも分かりません。ゴミを荒らし、ネズミやカエルや虫を食べまた人知れず増えていくのです…

餌やりする人を責めても何も解決しません。

むしろ餌やりさんは猫達の手術を進める上でなくてはならない存在なんです。

本当に悪いのは餌やりさんでしょうか？

お腹を空かせた可哀想な猫達を見ても何もしない…

猫が増えて困っても何もしない…

何もしないのに攻撃はする…

1番の原因は何もしない私達にあるのではないでしょうか？

私の声がどこまで届くのか分かりませんが何もしないわけにはいきません。

そんな思いで作ったポスターです。

どうか私の声が猫を思う優しい人へ届き手術を施してあげれるように…作ったポスターです。