チャレンジ中途断念の理由のご説明

チャレンジ中途断念の背景説明と今後

まずもってこのような説明をしなければならない状況が起きていることについてお詫びいたします。チャレンジの途中にて不測の事態が発生しました。

事前の行政協議の窓口だった湖西市都市計画課の複数の担当者からは知らされていなかった制度面での課題が、以前の担当者らの異動後相談に行った際に新担当者から要求事項として急に浮上しました。具体的には、市街化調整区域である湖西市横山で簡易宿所営業にするためには対象敷地と建物を住宅専用から農林漁家民宿に用途変更するようにと先週になって求められました。用途変更には膨大な資料の提出が必要で、現在未作成の土地の断面図、母屋を含む建物の断面図、建物求積図等の作成に加えて、既存建物が合法であることを証明する必要があります。明治時代に建設された母屋はもちろん、昭和２０年代後半から４０年代前半に建設された脇屋の図面類はほとんど残っておらず（２０１８年にこの古民家・土地を取得した際にも引き渡しなし）、登記自体も未整備な状況です。建築確認についてもどの部分が取得済み（合法）で、どの部分が未取得（既存不適格）かについても法務局登記と市の都市計画課で記載されている面積数値が異なるために確認ができず、現在市役所に請求している追加資料を見て付け合わせ確認するしかないのですが、証明できるかどうかは不確実という状況です。

私たちは今後も変わらず計画を遂行していきますが、上記懸案事項の解決に時間を要するため、当初描いていたクラウドファンディングの前提でもあったスケジュールが機能しないことが現時点で決定的になりました。

READYFORにはプロジェクトの6か月から１年程度期間延長の可能性を打診しましたが、それは受容されず中止せざるを得ない状況となりました。既存支援者様への対応（クレジットカードの場合は引き落とし中止、銀行送金の場合は返金）についてはご迷惑がかからないようREADYFOR事務局から連絡がいくことは確認済みです。具体的には、以下事務局よりの説明文を参照ください。

この度のクラウドファンディング中止に伴う支援金の扱いは以下の通りです。
＜「クレジットカードカード」によるご支援＞
決済予約がキャンセルとなるため、クレジットカードの決済は実行されません。
ただし、デビットカードなど、ご利用のカードによっては即時的に決済され、その後返金される場合があります。決済に関するご不明点は、ご利用のカード会社様にお問い合わせください。
 
＜「コンビニ支払い」および「銀行振込」によるご支援＞
ご支援いただき、まだお支払い・お振込をされていない支援者の方は対応不要でございます。
お支払い・お振り込みを完了されている方はREADYFORよりご指定口座に返金いたします。
・返金先口座が未設定の方は、マイページの「支援履歴」より、返金先口座を設定してください。
返金先口座の設定方法は、下記の記事をご覧ください。
▼【支援者向け】返金先口座の設定
https://faq.readyfor.jp/--62bd8af4acef9500231e52ce
・返金先口座を設定いただいてから、翌月20日ごろが返金のタイミングです。
・金融機関により、返金処理日から着金までに1〜2営業日を要する場合があります。
（事務局からの返金手続き案内は以上）

このような不測の事態に直面したのは私たちの準備、確認不足によるもので、ご支援の意思表明をしてくださった方々には、せっかくのお気持ちを一旦棚上げすることになり、心苦しいばかりです。誠に申し訳ございません。体制を整え直し、再度チャレンジをしたいと存じます。ご理解賜れましたら幸いです。                                                                

２０２４年７月３０日

平松宏城、永積紀子