CREATE C-83Lロケットのプロジェクトが終了いたしました
平素より東京科学大学ロケットサークルCREATEの活動に多大なるご支援とご理解を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、東京科学大学ロケットサークルCREATEの「C-83L」プロジェクトが終了いたしましたことをご報告申し上げます。
先日の活動報告でもお伝えいたしました通り、本プロジェクトは8月22日の打上げ実験を以って終了いたしました。打上げ実験の結果といたしましては、点火直後にエンジンが異常高圧となり燃焼が中止され、目標到達高度に達することなく海上に落下いたしました。
本機体は、これまで製作してきたロケットの中で最大規模のものであり、自作エンジンやバルブシステムを搭載した挑戦的な機体であったため、開発費も過去最大規模となりました。こうして機体の開発から打上げ実験まで実現できましたのは、ひとえに皆様方からのご支援の賜物であり、部員一同心より感謝申し上げます。
ご支援金の使途は概ね計画通りとなりましたが、途中の燃焼実験において異常高温の問題が生じ、エンジンの再製作と実験の繰り返しを余儀なくされたため、エンジン関連への支出が想定より増加いたしました。会計処理が完了次第、改めて詳細な内訳をご報告いたします。なお、クラウドファンディングにて当初の目標を上回るご支援を頂戴いたしましたが、上記の追加費用の影響により残額は生じない見込みでございます。
また、寄付のリターンにつきましては一部対応が遅れているものがございますこと、心よりお詫び申し上げます。対象の皆様へは近日中に個別にご連絡を差し上げます。
「C-83L」の開発を担った中心メンバーは本打上げをもってサークル活動を引退いたしますが、その背中を見てきた後輩たちが今後も新たなロケット開発を継続してまいります。今回の異常高圧の原因を解明し、次世代機に活かすべく精進してまいります。
今後とも、東京科学大学ロケットサークルCREATEの活動に変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
東京科学大学ロケットサークルCREATE
C-83Lプロジェクト一同




















