プロジェクト終了報告

2019年04月06日

支援頂きました皆様へ(帰国の報告)

 

アルセニオを支援する会代表の米原です。

皆さま、アルセニオが無事に北海道での留学を終え南アフリカに戻りました。

帰国後の彼は、日本での話を始めると止まらない。。そんな日々を送っております。はじめての海外、はじめての飛行機搭乗。ワクワクとドキドキの連続だと思います。

日本では多くの皆さまに暖かく迎えて頂き本当に充実した日々を送っていたようで、日本語もかなり上達し、半年でこんなにうまくなるものかと私たち支援する会のメンバーは驚いております。

 

頂きました資金につきましては、リターンの作成費とその発送、クラウドファンディング手数料などで15万円ほど使わせて頂きました他はすべて本人の渡航費、書籍費などに使用させていただきました。

リターンの作成については当地タウンシップの縫製グループの女性作成したポーチ・ルイボス茶などを送付させて頂いた方々からは、特に南アの「シュエシュエ」という柄の生地を使用したポーチについては喜びの声を多数いただきました。

 

お力添えを頂きました皆様に改めて心よりお礼を申し上げます。

 

以下にアルセニオからの感謝の言葉と報告をお伝えします。長い文章をそのまま載せておりますのは、アルセニオのあふれんばかりの気持ちをそのままお伝えしたかったからです、あえて編集も依頼しませんでした。つたない文章のように思われるかもしれませんがどうかご容赦ください。

今回のプロジェクトを通じ私たち支援する会のメンバーも本当に勇気を頂きました。

私たちはこれからもアルセニオの友人として彼の活躍を見守っていきたいと思います。

 

皆さまに心から感謝申し上げるとともに今後のご多幸をお祈り申し上げます。

 

アルセニオを支援する会代表

米原ソニヤ

 

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(以下原文。訳文は原文の下にあります。)

To all the donors who supported me

Thank you for the opportunity that you have helped make a reality for me. I have wanted to go to Japan ever since I was a child, and what felt like a dream, in the beginning, ended up being a reality. It was by your efforts that my wildest hopes came to pass. You have not only made it possible for me, but you have added hope to others who wish to accomplish what I have in this stay in Japan.

I arrived in Japan on the 19th of September 2018, this was the beginning of my stay in Japan. From the moment I arrived at the airport, I could not hide any of my exciting. My first  flight in my life was 20 hours long and I could not sleep on the flight because of the excitement. My tiredness just seemed to vanish because I was finally a step forward in this long awaited experience.

Many people helped me from the moment I arrived in Japan. There was never a moment I lacked any help and assistance. My stay in Japan was comfortable from the first day up until the last day. There was a lot of differences in our cultures, I was already introduced into a lot of Japanese cultures, so the shock did not affect me as much, if at all.

Upon starting my studies at Hokkaido University, the atmosphere of the campus itself was very different. The environment was very calming and quiet, it added ease to us students who were studying there. On top of my assignment to study medical science, I made it a mission to learn as much as possible about the Japanese language and the culture. I also had the very good opportunity to learn about the history of Hokkaido itself, as this island would serve as my home for the next 6 months.

I made many Japanese friends and my discussion with the medical students of Hokkaido University really stimulated and uplifted my motivation. I am still in contact with them to this day and I believe the bonds that I created there will forever be a part of my life.

It was for all your donors, who out of your selfless heart, gave money to my purpose and supported me all the way. You removed the one uncertainty that I had, which was money and made it possible for me to commence with my studies in Japan. I am truly grateful for the learning opportunity you provided me, I thank you for housing me in your home country and allowing me to live comfortably in it.

I am truly grateful for the support you have provided me. You changed a “possibility” into an “opportunity”. I think I can say that you indeed created a part of my future. Words cannot express everything, but I hope my word of thanks is enough to give an idea of how thankful I am.

I will always encourage my juniors to also take part in student exchanges as I have taken in Japan to experience and explore the wonders of Japan.

And finally, please do come to South Africa to visit our wonderful country with great nature and weather. What I found out from the people I met in Japan was that they tend to regard our country as one the most dangerous country in the world. I would love to help Japanese people to know more about our beautiful country.

I would promise you that with this wonderful experience, I would definitely contribute to become the bridge of Japan and South Africa as my life work and will make my best effort to complete my studies to become a medical doctor.

I wish only but the best in all your lives.

With thanks, love and gratitude

Arsenio Botha

(以下訳文)

ご支援頂きましたすべての皆さま

この度は私の夢の実現の為にご支援を頂き誠にありがとうございました。私は子供のころから日本に行きたいと思っておりましたが、最初はただの夢であったこのことが皆さまの途方もないご尽力により現実のものとなりました。皆様のご支援は私の夢を実現したのみならず私のような夢を実現したいと思っている他の人に対しても希望を与えてくださいました。

私は2018年9月19日に日本へ到着し、日本での滞在を開始しました。空港に着いた瞬間から、自分の高揚する気持ちを隠すことができませんでした。人生初めてのフライトは20時間と長いものでしたが、道中はあまりの興奮のために眠ることができなかったくらいです。しかし到着とともに、自分の長年の夢に1歩踏み出したことを実感した時、長旅の疲れは一挙に消えてしまいました。

日本に着いた瞬間から多くの人が私を助けてくれました。滞在中、人々からの助けや支援を頂けなかった瞬間はありませんでした。本当に初日から最終日まで快適に過ごすことができました。もちろん文化の違いは多いにありました。しかし、私は色々な機会に既に日本のことは勉強しておりましたので、その違いに大きな影響を受けるようなことはありませんでした。
北海道大学のキャンパスの雰囲気も、私の通うプレトリア大学とはだいぶ違いました。環境はとても落ち着いていて静かで、私たち学生の気持ちも穏やかにしてくれる。そんな雰囲気がありました。私は医学の勉強の他、日本と南アの架け橋となるべく、出来るだけ日本語と日本の文化についても学ぼうと努力をしました。また北海道の歴史についても学ばせて頂く機会にも恵まれ、自分が6か月滞在する地域のことをよく知ることができました。
また、私は滞在期間中たくさんの日本人の友達を作りました。特に医学部の学生との活気あるディスカッションは私の学習意欲を多いに刺激するものでした。日本でできた友達とは連絡をとりあっており、恐らく私が滞在中に得たこの絆は永遠に私の人生の一部になることと思います。

これらのことは全て皆さまが無私の心から、私の人生の目的にお金を付与して頂き支えてくださったおかげと受け止めております。長年の夢の実現のために私が持っていた唯一の障害、それが留学資金でした。皆様のご支援によりその障害が取り払われ、私は日本への留学を実現することが出来ました。皆様が私に提供してくださった勉学の機会と、また私という人間を皆様の暖かい国に迎えてくださったことに心から感謝しています。

皆さまに与えていただいた、ご支援のひとつひとつの素晴らしさについて誰よりもよく実感しているのは私です。皆さまは私の「可能性」を「現実の機会」に変えてくれました。私のような者の未来を創造することに力を貸して頂いたのです。このことを言葉ですべて表現することは難しいのですが、このお礼の言葉が少しでも実際に私が感じている感謝の気持ちを表してくれることを願ってやみません。

もし今後私の後輩たちが日本への留学を考えようとする際には、自分も是非これを後押ししたいと思っています。一人でも多くの南ア人の若者に日本を経験してもらい、自分が実感した素晴らしさを感じてもらいたいからです。

ぜひ皆さまも私の国、南アフリカに機会があればいらしてください。今回の滞在で改めて日本において南アフリカがとても危険な国であると恐れられていることも知りました。しかしきて頂けると分かりますが豊かな自然と気候に恵まれた素晴らしい国です。南アのことももっと日本の皆さまに知ってもらいたい。そんな思いも抱きました。

これからもこの経験を糧に、日本と南アの架け橋としてお役にたてるよう頑張っていきたいと思います。また本業の学業においてもますます励みしっかりと医者の道も歩めるよう努力します。

皆さまの人生におきましても幸多いことを祈っております。

感謝と愛をこめて

アルセニオ ボータ

留学プログラム開会式
入学プログラム開会式の様子
留学プログラム開会式の様子2
日本語、更に漢字の授業も履修。漢字に魅了され大好きになりました。
友人に誘われ、藤女子大学の学祭にも行ってみました