
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 46人
- 募集終了日
- 2020年1月15日

ぬるぬるのお引越|万博・落合陽一 null²パビリオン次なる場所へ
#ものづくり
- 現在
- 216,953,000円
- 支援者
- 12,305人
- 残り
- 29日

断らない救急を守る|一刻を争う命を支える、ハイブリッド手術室導入へ
#医療・福祉
- 現在
- 11,007,000円
- 支援者
- 174人
- 残り
- 1日

学生が創る、新たなJUNKO
#スポーツ
- 現在
- 1,040,000円
- 支援者
- 84人
- 残り
- 10日

緊急支援|フィリピン地震へのご支援を
#国際協力
- 現在
- 1,628,000円
- 寄付者
- 222人
- 残り
- 10日

国立科学博物館マンスリーサポーター|地球の宝を守りつづける
#子ども・教育
- 総計
- 679人

病理標本、病気の顕微鏡所見、デジタル化した学習サイト運営を継続する
#医療・福祉
- 総計
- 11人

子どもたちが作った馬場を「守る水」 ー 井戸から共につくる未来
#地域文化
- 現在
- 1,680,000円
- 支援者
- 79人
- 残り
- 16時間
プロジェクト本文
終了報告を読む
他者を尊重し、認め合える「居場所」をつくりたい
はじめまして。河内長野シャトーボクシングジム代表の中川伸之介と申します。
わたしは元プロボクサーで、大阪府河内長野市に所在するボクシングジムで指導者(トレーナー)として老若男女を問わず多くの方々にボクシングを指導してきました。
20年という活動のなかで、子どもたちは全国大会への出場、さらには優勝へ導くこともできました。また、当ジムでは会員同士の「挨拶」など礼儀作法を大切にしているため、保護者の皆様からは、きっちりと挨拶ができるようになったなどのお言葉も頂戴してきました。

挨拶には、年齢やボクシングの上手さなどはまったく関係ありません。大人も子どもに対して同じように挨拶をしますし、その逆も然りです。他者を尊重し、認め合うという姿勢は多様性を認め合うことにつながると考えています。
その意味では、ジムでの活動を通じて微力ながら社会に貢献してきたのではないかと自負しております。もちろん、この20年を振り返れば、会員さんをはじめ地域に関わる多くの人々の助けがあってこそやってくることができたという感謝の気持ちが先に私の頭をよぎります。
ボクシングはひとりではできないスポーツです。サポートしてくれる仲間、相手選手など、自分以外の人々の存在があって初めて成り立ちます。
そこで生じるスポーツマンシップは、相手選手を含んだ自分以外の「他者」に向けられるべきであると、そんな考えを持っています。
他者を思いやる世の中を、このボクシングジムから。
年齢や性別、国籍を問わず通える「居場所」となれるようなジムをつくるために。今回のプロジェクトでは、より気軽にご利用いただけるようランニングマシンやエアロバイクを導入し、ジムのスペースを拡張するための資金を募集します。
どうか、皆様からのあたたかい応援を、何卒よろしくお願いいたします。
誰もがここでは水平的に通じ合える、そんな「居場所」に。
なぜわたしがこのプロジェクトを立ち上げたか。少しだけ説明させてください。
これまでの20年間の活動を振り返ったとき、その間をじっくりと振り返って絶えず自問するのは、以下の2つのことです。
・ボクシングを通じて、子どもたちの成長を育んでくることができただろうか?
・高齢者の皆さんにも気軽に利用していただけるジムを目指してきただろうか?
ジムを運営していて、実際にあった事例です。
- 学校を休みがちだったA君 -
中学生A君は、諸事情があって中学校を休みがちになりました。
途中からは、ほぼ学校に行かなくなりました。
しかし、A君は夕方になると、ジムには顔を出してくれます。
ジムには他校の中学生、高校生、社会人もいて、A君は次第に彼らと打ち解けるようになりました。いつもとは違った環境で新しい友人や先輩ができて、一緒に汗を流し、切磋琢磨し、結果として何か自信を掴んだのでしょうか。再度学校に生活に復帰するようになりました。
- 当初「立ち寄っただけ」だった70代のBさん -
以前、ジムに70代のBさんが入会してくれました。
Bさんは独り暮らしで、既にお仕事も引退されておりました。
若い頃からボクシングのTV観戦が好きだったこともあって、ある日、Bさんは当ジムに顔を出してくれました。ご本人のお話では「ちょっとのぞきに来ただけ」とのことでした。
私とBさんは、ジムの練習風景を見ながら色々と談笑しました。そこでこんなことをおっしゃっていました。
「体力もついてきたし生き甲斐を感じるわ。でもそれ以上に、若い子たちと一緒に過ごしているだけで、なんか元気が出てくるわ」。
当ジムで大切にしている、「他者へ思いを馳せる」こと。年齢とは無関係に一緒に練習し、会話をし、道具類を整頓する。私はBさんからとても大切なことを学ばせていただいたと常々思っています。
このような実際の経験を踏まえて、私が考えるボクシングジムというのは、ボクシングを指導するだけでなく、社会的・経済的立場、性別、国籍といった属性とは無関係に、子どもからお年寄りまで、より多くの人々が水平的に通じ合える「居場所」を提供することが大切だと痛感しました。
それを教えてくれたのは、A君やBさんをはじめとする、会員の皆様です。
近年よく取り上げられる子どもたちに関わる社会的問題には、「子どもの貧困」、「学校内でのいじめ」、「外国籍をルーツに持つ子どもたちへの偏見」、「不登校」、「ひきこもり」、「性的少数者への偏見」…など、多岐にわたります。
また、高齢者に関しては高齢化社会が既に到来しているにもかかわらず「老害」という偏見に満ちた言葉が日常的に使われたりしています。
子どもや高齢者と接点が多いわたしにとって、このような問題は常に頭から離れません。だからこそ、年齢や性別、国籍を超えた人々が交流する「居場所」としての「ボクシングジム」を機能させていきたい、と強く思うのです。
利用者の多様な目的に応えるためにできること
先述したような地域密着型の「居場所」としてジムを機能させるためには、ボクシング環境に加えて、スポーツジムとしての設備も必要です。
ボクシングジムを誰もが気軽に活用できる「居場所」にするということは、適切・適度な運動を通じた健康の維持促進にも貢献するということです。
多くのストレスや生活習慣の乱れなどから心身を崩される方が多いのが現代社会です。医療費の負担も年々多くなり、今後はさらに増加すると予想されます。
このような状況もまた社会的な課題のひとつですが、ジムを活用することが解決の糸口となるのではないか、と思っています。ジムでのトレーニングによって、少しでも体調管理への意識を向上させることや、実際の健康維持に結びつけることが可能です。
運動不足の解消、ストレスの発散、フィットネス、筋力維持、ダイエット…など、目的は多様でこそ良いと考えています。老若男女、また国籍等の属性を問わず、あまねくそうした方々お一人お一人のお考えに寄り添う「居場所」でありたいからです。
そして、そのために必要なのは、トレーニングマシンと適切な指導です。
皆様からいただいたご支援は、以下の3つの費用に充当いたします。
トレーニングマシン等購入費 500,000円
テナント工事料 300,000円
手数料 200,000円
トレーニングマシンにはいろいろな種類があります。しかし、多くの皆さんに安心して長く使っていただけるものとなると、業務用の専門的なものとなります。
すべてを一度にそろえることは正直むずかしいのですが、皆様のご支援で、まずはランニングマシンやエアロバイク(自転車型トレーニング器具)を導入してまいりたく思っています。
歩くこと、走ることは、ボクシング、フィットネスなど、どのような目的であれ一番大切な要素です。
しかし、例えば膝の調子が悪くてアスファルト舗装された歩道は負担が掛かり過ぎるという方も実際におられます。そのような場合でも、適切な指導のもとに、自分に見合った方法で利用できるのがランニングマシンとエアロバイクなのです。
また、スペース拡張と内装工事に関しては、トレーニングエリア、多目的ルームの設置したいと考えています。ゆくゆくは、より多くの方にご利用して頂くためにレンタル教室なども展開していきたいです。
地域の方に寄り添うジムでありたい。
ボクシング環境、スポーツジムとしての環境について説明させて頂きました。
そしてもうひとつ、誰もが気軽に利用できる「居場所」として必要な要素こそが、何にも限定されない多目的な空間です。
「ボクシングジム」という場所を見直してみると、健康増進はもちろん、人と人が気軽に出会える「居場所」としての可能性に満ちあふれていることを再発見できます。
「練習が終わったらお茶をしておしゃべりをして帰ろう」
「今日はちょっとだけジムに遊びに行こう」
…など、誰もが気軽に訪れることができる「居場所」としてのボクシングジムにしていきたいと強く思っています。
お菓子を食べながらおしゃべりしてもいい、昼寝してもいい、ボクシングを見学してもいい、将棋を指してもいい、アトリエとして利用して頂いただいてもいい、他のスポーツの練習場にして頂いてもいい…可能性は利用者それぞれです。
・気軽に利用者がつくりあげていく場所
・誰もが参与可能で、誰が誰を誘ってもいい場所
・「するべき」という規制のない自由な場所
これまでのわたしの経験から言えば、ボクシングは、自己を鍛錬するものであるのはさることながら、社会に貢献するものであり、社会問題を解決しようとする力さえ備えています。
これが「勝/敗」という単純な図式だけでは語れない、ボクシングというスポーツに通底する精神です。
この精神を大切にするジムでありたい。
地域の方に寄り添いながら、課題を少しずつ解決できるジムでありたい。
そんなジムに成長するための第一歩です。
どうか皆様からのあたたかいご支援を、何卒よろしくお願い致します。

本プロジェクトは、2020年4月1日までにジムの工事完了後、2020年10月1日までのジムの運営をもってプロジェクトの実施完了となります。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
大阪府河内長野市原町の河内長野シャトーボクシングジムの代表です
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リターン
5,000円

5千円応援コース
・お礼のお手紙
感謝の気持ちを込めて手紙をお届けさせていただきます。
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年6月
10,000円
入会金無料チケットコース
・お礼のお手紙
・入会金無料チケット(ご希望の方のみ)
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年6月
5,000円

5千円応援コース
・お礼のお手紙
感謝の気持ちを込めて手紙をお届けさせていただきます。
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年6月
10,000円
入会金無料チケットコース
・お礼のお手紙
・入会金無料チケット(ご希望の方のみ)
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年6月
プロフィール
大阪府河内長野市原町の河内長野シャトーボクシングジムの代表です










