エンジニアご紹介と✨レーザーカッター✨

アサカモワッド～♪（どこに行くの～？）

ディリラン～♪（ちょっとそこまで～）

 

突然ですが、挨拶は文化を表すなぁと最近感じております。

 

トライシクルという現地のタクシーのような乗り物に乗ると、

ドライバーから

「どこから来たの？」

「中国人？韓国人？台湾人？」（日本人？とはなかなか聞かれません。）

「ここには何日いるの？」

「結婚してるの？」

「恋人はいる？」

「どこに住んでるの？」

「家は借りてるの？」

と、プライベートなこともガンガン質問してきます。

慣れないうちは“この人なんで家の場所聞いてくるの⁈こわい‼”

と警戒していましたが、しばらくしたからわかったことには、質問するのはこちらの挨拶なのだそうです。

 

質問することでコミュニケーションを図る文化なのですね。

 

前置きが長くなりました！

今回は、弊プロジェクトのエンジニアをご紹介します！

 

 

彼の名前は“ジャンレイ”さん。

略してJRと呼ぶ人もいます。

電車によく乗る日本人には馴染み深い名称ですね！

 

ちなみに彼は私の出勤初日に、「朝ごはん食べた？」と私に聞いてきて、“どうして私の朝ごはんの心配してるの⁉”と私はびっくりしたのでした。

後から聞いたら、やはりこれも挨拶なのだそうです。

 

脱線しましたね。

戻ります。

 

彼はタグビララン出身の地元のエンジニアで、このプロジェクトではレーザーカッターを製作してくれています。

 

 

なぜレーザーカッターを手作り？？買えばいいじゃん！と思われた方もいらっしゃるでしょう。（私もそう思いました。）

 

このプロジェクトの第一の目的は、たびたびお伝えしておりますように地元女性の所得向上です。

 

ただ実は、地元のエンジニアが地元で手に入る素材でイノベーションを起こす！というもう一つのテーマもあるのです。

 

 

 

これは、ジャンレイさんが製作したレーザーカッターです。

 

女性たちの制作したプラスチックシートをこのレーザーカッターで切り取り、コースターや財布などの製品をつくります。

 

 

木の板を切り取ることもできます。

 

 

では！レーザーカッターが紙を切り取る華麗な様子をご覧ください♪

 

 

 

 

見事に“KURE”の文字が切り取られました。

（KUREについては、次回以降お伝えさせていただきます。）

 

このレーザーカッターの使い方は、ジャンレイさんから女性たちへ伝授されます。

 

 

一昨日ちょうど、ジャンレイさんから女性たちへレーザーカッターの使い方の説明会がありました。

女性たちの意見を参考に改良を重ね、また女性たちにわかりやすいように、マニュアルもジャンレイさんが作成してくれています。

 

この改良が終ればレーザーカッターを量産し、各町内全てに1つずつ設置する予定です。

もちろんみなさんにお届けする商品もこのレーザーカッターを使って製作します。

 

女性たちに加え、ジャンレイさんが手作りしたレーザーカッターの切り味もご覧になってくださいね。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました！