支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 148人
- 募集終了日
- 2020年2月10日
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- 現在
- 913,350円
- 支援者
- 56人
- 残り
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- 現在
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- 支援者
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- 残り
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- 現在
- 5,990,000円
- 支援者
- 148人
- 残り
- 25日
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- 現在
- 40,607,000円
- 支援者
- 1,988人
- 残り
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- 現在
- 9,391,702円
- 寄付者
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- 残り
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- 総計
- 74人
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- 総計
- 41人
プロジェクト本文
終了報告を読む
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〜達成のお礼とネクストゴール設定について〜
信じられないことですが、開始3日目で目標額の50万円を突破しました。フィリピン人、日本人スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです。
こうしてみなさまの善意に触れられることができ、感動し、また身が引き締まる思いでいます。
現地の女性たちだけで運営できる段階まで併走し、女性たちの笑顔が増えたり、生活に小さくても変化が現れるような温かいプロジェクトにしていきます。本当にありがとうございます。
これまでいただいたご支援は当初の予定通り、町内の女性たちが使用する施設の工事費用に充てさせていただきます。みなさまのおかげで女性たちが商品を作る部屋は各町内に用意することが可能になりました。
もう一つの課題は、営業費用です。
女性たちの作る製品は、貧困解決やプラごみ削減などの社会性の高い商品なのですが、一方で一つ一つ手作りなため、中国などの工場で作る商品と比べると価格が高い、という課題があります。女性たちの住む田舎町よりも、セブやマニラなどの大都市圏に住む中間層以上の人々のほうが、この商品を気に入って購入する傾向があることがわかっています。
ただ営業活動に行こうにも先立つものが必要なため、今まで多くのチャンスを逃してきました。また、キャッシュが無いため、営業のための商品サンプルや在庫を持つこともできずにいました。今回のネクストゴール設定を通して、と営業の初期投資費用、在庫を作成するための費用させていただきたいと思っております。
【ネクストゴールの使途】
〇各種イベントの営業費(出店料、交通費、宿泊費、営業日当など)…180000円
例)女性3人がセブのお祭りに12日間出張出店する祭の費用(55,000円)
〇在庫、商品サンプル制作費…150,000円
〇支援者様へのリターン購入費…150,000円
〇リターン郵送費…50,000円
〇READYFORへの手数料…110,000円
当初の目標から64万を追加し、114万円をネクストゴールとさせていただきます。
皆さまの温かい励ましをこれからの活動のエネルギーとしてさらにチャレンジを続けていきたいと思います。より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2020年1月14日
松浦 千絢
大浦 敬
小林 律子
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▼フィリピンの田舎の現状
はじめまして!小林律子と申します。
私は現在、フィリピン共和国ボホール州タグビララン市にて、女性の所得向上のためのプラスチックリサイクルプロジェクトの現地マネージャーとして働いています。
2017年から始まったこのプロジェクトは、紆余曲折ありながらも何とか前進してきたのですが、ここへきて資金不足による課題が生じています。今回はクラウドファンディングを通じて、日本の皆様にこのプロジェクトの意義とフィリピン女性によるリサイクル商品のことをご紹介する機会とさせていただきます。
まず、背景からお伝えします!
この田舎町に住む人々は結婚出産の時期が早く、女性は働くことなく家庭に入ります。家事と子供の世話はすべて女性がするべきだという古い考えが残っているためです。子供たちの手が離れ、わが子を高校や大学に行かせるため働きたいと思う時期に女性たちは30歳以上となり、仕事に就くことは困難です。
なぜならこの田舎町には仕事の数が少ない上に、あったとしてもサービス業は若い人に奪われ、力仕事ができない中年女性たちは本当に仕事が無くなってしまうのです。
また自分で小売り店などの自営業を始めようにも、その日暮らしの貧困女性には元手となる少額の資金ももちろんありません。(それどころか女性たちは一桁の足し算もできず、中にははさみの使い方すら知らない人もいるのです!)
自分の子供が高校や大学に進学する時期に働くことができないため、子供たちも学校に行くことができません。10代で働き始める子供たちは親と同じ仕事をするしかありません。
仕事が無いということは、子供たちの未来を奪うことはもちろん、女性自身の人生の再出発の道も閉ざされてしまいます。自分は社会から必要とされていないと感じる女性もいます。女性たちは次第に、自分は家族のお荷物だと感じ、世の中から孤立していきます。
また、貧困問題と同時に問題となっているのが、タグビララン市のゴミ処理問題です。同市ではゴミの焼却施設は無く、ゴミをゴミ捨て場に集めているだけの状態です。人口が増え続ければ、より多くのゴミが捨てられるようになるでしょう。ゴミはきちんとゴミ箱に捨てる、リサイクルできるものは分別する、という意識がまだ根付いていないこともあり、日常生活から出たゴミは町中の道端に捨てられています。また自宅でゴミを燃やして処理する人も多く見かけます。
この事態を重く捉えたタグビララン市は市内15の町へそれぞれリサイクル施設を設置してほしいという要請を出しました。ただリサイクル施設を設置するという発想は良いものの、ノウハウが全く無い町としてはリサイクル施設に関して全く手つかずの状態です。
▼地元の志ある人々が問題解決のために立ち上がりました。
このような現状に、市の志ある人々が立ち上がり、
・貿易産業省
・市役所
・ファブラボ(Fablication Labolatoryの略で、世界中に存在し、市民が自由に使える工作機械のあるラボ )ボホールのエンジニアたち
この3者が協力して、“プラステックごみからリサイクル製品をつくり、女性の所得を上げる”、という、このプロジェクトを立ち上げました。
(私たち日本人スタッフ3名は、ファブラボボホールの立ち上げを日本人が行った縁があり、このプロジェクトをマネジメントの面からサポートしています。)
まずは各町の議員たちに、このプロジェクトの説明と女性たちが働ける場所の提供の依頼に行きました。
そして対象となる女性たちにもこのプロジェクトを説明し、参加を促します。
同時にファブラボのエンジニアたちは、働いたことのない女性たちでも使える、シンプルな小型のリサイクル機器を手作りで、製作します。
プラスチックゴミを集め、
女性たちがはさみで細かく切っていきます。
リサイクル機器を使用して、プラスチックシートを作成します。
このようにゴミの色により異なる、世界に1つのシートが出来上がります!
そして、このシートから財布やバッグなどの製品を作ります。
また、製品の作り方を教えるだけではなく、「もっと社会に出ていこう!」と地元の貧困女性たちを勇気づける活動もしています。下の写真は、女性たちの先導役として活躍しているエレンさんです。彼女は女性の所得を上げ、貧しい人が1人もいない国をつくりたいという思いでいます。
▼順調そうに見えるプロジェクトですが…
2017年から始めたこのプロジェクトは現在、タグビララン市に15ある町のうちの2つの町で試験的な運用を開始し、うまくプロジェクトが回り始めようとしているところです。この2つの自治体の活動を受けて、興味を持った市内の全ての町がいっせいに手を上げて、このプロジェクトが大きく市全体に広がろうとしています
残り13の町の施設の確保や女性たちへの説明に私たちスタッフは奔走しておりますが、ここへきていくつか問題が起きています。
各町は、このプロジェクトに参加するにあたり、女性たちが作業する部屋を用意したり、リサイクル機器を使用するための電線を引き込むための工事が必要だったりします。しかし、タグビララン市の中にはとても貧乏な町もあり、部屋を用意するためのお金がありません。となると、その町内に住む女性たちはこのプロジェクトに参加したくとも参加できないのです。
周りもやる気があり、女性たちもやる気を出してるのに、あともう少しのところで、目先のお金が無いという理由だけで、プロジェクトが頓挫する、そのせいで女性の未来が、ひいては子供たちの未来が閉ざされてしまう、ということを何とか解決したいと思っています。
▼ご支援により、225名の女性がプロジェクトに参加できるようになります。
そこで日本の皆様にもご協力いただきたいと考え、クラウドファンディングに申請させていただきました。
今までは女性たちが作る商品の販売先はボホール島内に限られていましたが、クラウドファンディングを通して日本の皆様にもご購入いただく機会とさせていただきたく思っております。
今回、募集する50万円は以下のような資金使途で使用させていただきます。
・部屋のタイル張り替え等の修繕費/建築資材購入費 140,000円
・電気工事費 100,000円
・支援者様へのリターン購入費 150,000円
・リターン郵送費 50,000円
・READYFORへの手数料 60,000円
皆さまのご支援により女性たちが作業する部屋をすべての町に用意することができます。すべての町で部屋が用意できれば、総勢225名の女性がこのプロジェクトに関わることができ、女性たちとその家族が収入を得ることができます。
▼プロジェクトの展望
今回のプロジェクトの目に見える成果物はお金ですが、それ以外にも多くの目に見えない成果があります。
例えば、現在プロジェクトに参加している60歳過ぎの女性は、日々やることは家で孫の面倒をみるのみで、家から外に出ることは滅多にありませんでした。社会に自分は必要とされていないと感じていたそうですが、このプロジェクトに参加することで、自分の居場所ができたと嬉しそうに話してくれました。
また別の女性は、一家の稼ぎ手は夫のみで、お金が必要なときは常に夫に「お金をください」と言わざるを得なく、自分は妻という対等な立場ではなく、家族の家政婦のような存在だと感じていました。このプロジェクトを通し自分でお金を稼ぐことで少し自分に自信が持て、家庭で過ごしやすくなった、と話してくれました。
このように女性がお金を稼ぐことは、家庭の収入が上がるのみならず、女性たちが自分の人生を取り戻すことに繋がっています。私たちは、このプロジェクトを市内全体に広げて、たくさんの女性により良い人生を送ってほしい、そして、すべての子供たちが学校に行ける世の中になって欲しいと思っています。
このプロジェクトを継続させるためには皆様のご支援が必要です。
どうか私たちに力を貸してください。生まれた環境のために自分の人生を生きることができていない女性たちに、仕事をすることで人から必要とされる喜びを感じてほしいと心から願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
プロジェクト終了要項
プロジェクト実施完了日 2020年06月30日(火)
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
【フィリピンボホール州タグビララン市におけるプラスチックリサイクル事業による女性の所得向上プロジェクト 】 の現地マネージャーとして働いています。
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リターン
3,000円
【二つ折り財布 2点】
■二つ折り財布 2点
*お札入れ:1カ所
*カード入れ:4カ所
■お礼の手紙
■製品説明用のチラシ(ギフトとしてお渡しいただくときにこの商品の説明としてお使いいただけます。)
※大変申し訳ございませんが、プラスチックの部分の色のご指定には対応致しかねます。
- 申込数
- 10
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年6月
3,000円
【コースター 5点】
■コースター 5点
*直径10㎝
■お礼の手紙
■製品説明用のチラシ(ギフトとしてお渡しいただくときにこの商品の説明としてお使いいただけます。)
※大変申し訳ございませんが、プラスチックの部分の色のご指定には対応致しかねます。
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年6月
3,000円
【二つ折り財布 2点】
■二つ折り財布 2点
*お札入れ:1カ所
*カード入れ:4カ所
■お礼の手紙
■製品説明用のチラシ(ギフトとしてお渡しいただくときにこの商品の説明としてお使いいただけます。)
※大変申し訳ございませんが、プラスチックの部分の色のご指定には対応致しかねます。
- 申込数
- 10
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年6月
3,000円
【コースター 5点】
■コースター 5点
*直径10㎝
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※大変申し訳ございませんが、プラスチックの部分の色のご指定には対応致しかねます。
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年6月
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【フィリピンボホール州タグビララン市におけるプラスチックリサイクル事業による女性の所得向上プロジェクト 】 の現地マネージャーとして働いています。