リターンのご紹介（３） 棚田米

本プロジェクトも開始から20日以上が過ぎました。おかげさまでご支援の総額は目標の58％を超えました。皆様からのご支援や応援のコメントには日々とても励まされております。本当にありがとうございます！

 

さて、リターンのご紹介第3回目は、朝倉郡東峰村産の棚田米です。

 

昨年販売させていただいた朝倉産の果物（梨、柿、ぶとう）は、もちろんすべてとても美味しかったのですが、初めて食べてその美味しさに本当にびっくりしたのが、この東峰村産の棚田米でした。

 

観光名所としても人気が高い東峰村の「竹の棚田」
 

お米には有名な「魚沼産こしひかり」等、日本全国に様々な有名ブランドがあり、値段も高いので、スーパーでたくさん売られていて普段食べているお米よりも美味しいんだろうな、と何となく思ってはいたのですが、正直なところ、昨年まではお米の味はそんなに違わないだろう、と勝手に思い込んでいました。

 

しかし！昨年初めて東峰村産の棚田米を食べて、私のお米に対するそのような認識は、根底から覆りました。まず、炊き上がりの見た目の違いが、お米に無知だった私の目にも一目瞭然で、炊飯器の宣伝で見るように、お米が勢いよく立っていて、かつ艶がありました。そして食べてもまたビックリで、お米の味はこんなにも違うものなのか、美味しいお米はこんな味がするのか、ととにかく驚きました。

 

昨年の販売は、新米が出てきた10月頃から行いましたが、最初の頃は「高いですね」と言われる方もいらしたものの（確かにスーパーでたくさん売られているお米と比べると値段は高くなっています）、一度購入されると、「美味しかったわ！」と大変喜んでいただき、リピート購入される方もたくさんいらっしゃいました。そして、最終的に700㎏以上の棚田米をご購入いただくことができました。

 

東峰村も、約4年前の九州北部豪雨では甚大な被害を受けてしまった地域です。朝倉市から東峰村に向かう道中では、未だ大規模な工事が広範囲で行われていて、何台ものダンプカーが行き来している光景を目にします。当時の豪雨被害で、お米作りを続けることが出来なくなった農家さんもいらっしゃるとお聞きし、こんな美味しいお米の生産が減ってしまうことは本当にもったいない、うちが頑張って農家さんに少しでも利益をもたらして、将来的に棚田米の生産量が増えることに貢献できれば、と思っています。

 

棚田米をリターンにお選びいただいた皆様には、10月または11月に「はがしたて」（精米したて）の美味しい新米をお送りします。楽しみにお待ちください！

 

写真は5㎏の袋が2つ。リターンのご送付は1袋（5㎏）となります。