プロジェクト概要

 

寝たきりになってしまっている障がい者や高齢者のいきがいづくり応援!
桑の苗から生活リズムを取り戻し、ちょっとした小銭稼ぎができる!

 

こんにちは。社会福祉法人夢のみずうみ村の藤原茂です。私は平成13年に夢のみずうみ村を立ち上げました。そこでは通所介護事業を行い、独自のリハビリ手法で要介護度の大幅に改善することができました。この度東京農業大学、長島孝行教授のご指導の下で、この「訪問かいこ事業」を展開します。

 

「訪問かいこ」出発地点は世田谷区八幡山、「夢のみずうみ村新樹苑」です。いきることを見失いがちな在宅の障がい者、障がい児、在宅高齢者の方々に、全く新しい在宅リハビリ活動を行いたい。あなたの手を差し出して頂き、みんなの手と手をつなぎ合わせたいです。「平成のシルクロード」をつくりませんか。

 

しかしながら、この事業を行うにあたり、桑や蚕等の購入費用である150万円が不足しています。

 

山口市で行った際の桑の挿し木の写真

 

障がい者、障がい児、高齢者、その家族に、

「いきがい」の宅配する「訪問かいこ(蚕)」

 

挿し木で桑をプランター栽培し、それを自宅に宅配します。その桑の葉を、朝夕摘み取り、レターケース内で飼育する蚕に与えます。その単純繰り返し作業で生活リズムを生み出す在宅訪問リハビリとなります。音を立てて桑を食べる蚕の生命力、見事な繭づくり。出来上がった繭はアトピー性皮膚炎を改善する化粧水の原素材として買い取ります。蚕のたくましい生態と、自らの簡単な朝夕の手作業によって繭を生み出した事実が、その方の生きる原動力になります。

 

昨年山口市で3名の方にトライし実験段階を終えました。今年は、発展段階として世田谷区の「夢のみずうみ村新樹苑」で桑の葉の栽培を行い、区内の在宅障がい者、障がい児、高齢者の方々のご自宅に桑のプランターと蚕の幼虫を宅配し、生育に挑戦していただきます。名付けて「訪問かいこ」。「かいこ(蚕)で介護」が合言葉です。
全国に、この「訪問かいこ」事業を展開したいのです。意欲ある各自治体、障がい者(児)施設、団体・個人にHOW・TOを伝授し、連携・連帯し「平成のシルククロード」を生み出したいのです。戦前の日本は養蚕、生糸の一大産出国でした。この新しい養蚕活動を全国に発信したいのです。

 

桑の挿し木が成長してきている写真

 

自分が「できる」作業があることを自覚し、
自信を取り戻す「いきようとする力」を引き出す

 

養蚕活動は決まった時間に、桑を採取し、蚕に桑の葉をやる、決まった作業を行い、短期間に繭が出来上がって達成感を味わう経験を引き出すものです。また、自分の主たる生活空間で、桑葉を採取し、蚕の餌やり、糞の掃除といった一連の作業を定期的・継続的に行うことが生活習慣をもたらします。
 
「日常生活上の世話」を「する必要性がある方」には「できない行為」に限ってお世話を行いますが、「できる行為」の部分があれば、お世話をしないことを良しとし、ご本人が「できる過程」があれば、そこの部分は傍で「がんばれ」と見守り自立心支援し、できる能力を奪わない自力能力を養成することを主眼とします。

 

今回使用する蚕が作る特殊な黄色い繭

 

「訪問かいこ」では在宅高齢者や障がい者の
自立をひき出すことを目的としたサービスです。

 

訪問かいこの循環

  1. 生きもの(蚕)を身近に置くことで、
     「命」「生きている」「自分」に気付くことに働きかける。
  2. 蚕に餌をやること(桑の葉採取)=すること=役割となるよう働きかける。
  3. 餌やりが「したいこと」に発展し、毎日の生活リズムとなるよう働きかける。
  4. 生活にリズムが生まれることで、意欲的な生活する気構えが生まれることを奨励する。
  5. できる動作、できない動作を確認しながら、お世話の範囲を少なくする(自立を促す)
  6. 家族や周囲が、「できる」生活行為については見守るのみでお世話をしない支援をする。
  7. 繭ができた感動を分かち合い、達成感をしっかり味わっていただく。
  8. 再度、養蚕を開始する過程(次のクールに入る)につなげていく。継続的な活動を通して有能感を抱けるよう、生産物を売るなどの考慮も行う。

 

かいこを飼育することは手段であって目的は別にあります。


かいこを飼育する興味度をチェックします(興味がなければ行わない)。そのうえで、以下の目的を、ご本人や家族に十分納得していただく働きかけを行ったうえで、訪問介護に入ることを決めます。

 

訪問かいこの興味度チェック

  1. 毎日固定した業務(蚕の世話をする役割作業)をこなすことで規則正しい生活リズムを生む。
  2. 桑の葉の植栽、実の採取などを通じて緑を身近に感じる感動を得る
  3. かいこの生育状況を見て生きている自分自身の元気を感じる
  4. 繭を作る過程を味わう感動を得る
  5. 繭等の最終産物を売って小銭を稼ぎ、人生の現役であることを体感する 
  6. 一連の活動を遂行する過程で、養蚕が主目的ではなく、依存心をなくし、これまで「お世話を受けていた生活行為」を、自らが実行していく意思を引き出し、活発な生活姿勢を実行できるようになる毎日固定した業務(役割)、移動範囲(桑の葉木樽の位置)、身体の可動域(2メートル程度の桑の木の大きさ・高さ)、姿勢変換の程度(蚕の飼育箱の位置と大きさ)、細かい動作が求められる(葉摘み、糞掃除)、現実見当識(時間・場所の認知、状況把握能力)が要求されるようになります。

 

夢のみずうみ村の通所介護施設内では要介護度が著しく改善するが、
自宅では改善しておらず、お世話を家族等から受けているという事実

 

在宅サービスでその獲得した能力を展開されていない現状が浮き彫りになりました。(平成24年度老人保健健康増進等事業)そこで、長島教授との出会い、協力体制について、買い取ってもらうこと等、、その為、桑の挿し木、蚕の飼育方法をはじめ、すべてを、東京農業大学、長島孝行教授のご指導の下で、この「訪問かいこ事業」は展開します。

 

 

すべては、こころ(意思)が動けば体は動くことの実践に他なりません。

 

在宅生活を続けておられる方々が興味を抱く、そして毎日の朝夕継続して実行する作業課題(桑の葉摘み、桑の餌やり)があること。その作業が、2,3週間から1カ月程度の継続したのちに結果をつかめること(繭の生成)。それによって達成感を獲得し、徐々に、作業levelの向上を果たす(桑の挿し木、土の入れ替え、糸取り作業、桑の葉等での製品づくりなど)をこなしていく過程で、次の生活課題へ取り組む動機づけ(有能感の獲得)になり、在宅での生活行為力の可能な限りの自立を引き出すことを目指したいです。


養蚕は、高齢者の方々が実際に体験されたり、身近に見聞されたりした活動であるため回想法的な作業としても、認知症の方を含め有効な活動です。従来の訪問介護事業とは異なり、「訪問かいこ」は、最終的に、主体的、能動的な生活姿勢を生み出し、生きがいを明確に求めて生きることを目的とするので、「いきがいの宅配」サービスと位置付けます。養蚕は富岡製糸工場が世界遺産に登録されてごとく、我が国においても基幹産業であった。蚕・蛹・糞などが漢方としても重宝されてきた歴史がある。こうした在宅高齢者の生活の中に養蚕を取り入れることにより、目の前の、一人一人の在宅高齢者の意欲的な生活行為力の実践を引き出すことにより、平成の新しい養蚕業として発展していくことを夢見たいです。ただひたすらお世話するだけ(されるだけ)の関係から、ご本人も、周りのご家族も、住み慣れた自宅で意欲的に人生の終わりまで生きていく支援を行いたい。蚕、桑の木(葉・実)と触れ合うことを通して命を全うするサービスを、「訪問かいこ」で実現したいと思います。

 

ご支援頂いた方にお届けします!
リターンのご紹介

ご支援頂いた方にお届けします!

 3,000円:感謝状(サンクスレター)と本「ゆびさきの宇宙」の文庫本1冊

「ゆびさきの宇宙」(生井久美子著)岩波現代は、どんなに障がいがあっても、いきる力に限界はないということを実践しておられる福島智東大教授のノンフィクション「盲ろうを生きて」です。人間の面白さ、生きる豊かさが「訪問かいこ」を思いつく原点となりました。主旨をご理解頂いた方々にリターンします。

 

 10,000円:夢のみずうみ村利用者さんが製作されたガラス箸置き

夢のみずうみ村利用者さんが製作された「夢 みんなちがって みんないい」のガラス「箸置き」です。お好きな色2つをお選びいただきます。

 

 30,000円:利用者さんが製作された木製コップ+桑の葉パウダー 

ヒノキ木製コップと皿です。手作りですので、同じ製品はありません。 木の性質がそのまま表れます。コップとお皿のセットをリターンします。

 

 100,000円:夢のみずうみ村利用者さんが製作された人形

片麻痺になられた以後、中断していた人形作りを、夢のみずうみ村に来られて再開された小林仁子さんは、ご高名な創作人形作家です。完成のブロンズです。表情が穏やかで柔らか、和みを与えてくれる人形たちです。今回のリターンは、創作ガラス人形になります。

 

 100,000円:写真を送っていただき自画像を夢の浦安デイ画家

<写真の自画像プレゼント>
秋山秀樹さんは浦安デイサービスに来られて油絵を本格的に始められ、写真を見ながら人物を、まるで写真から飛び出したように描かれます。あなたの写真をお送りいただき、油絵にして頂きます。今回のリターンは先着お申し出の3名様限定です。