ニコとフーガ

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プロジェクトページ本文にも記載しましたが、ニコはフーガが大好きだったと思います。一緒にいる事が多かったですが、フーガも老猫でしたので、そこまで遊んだりはしてませんでした。やんちゃなニコにはさすがについていけないという感じでした。遊びはしないまでも、フーガが寝ているところにニコが行って一緒にくっついて寝ている事がたくさんありました。親のように感じていたのだと思います。フーガはとても優しい性格で怒ったりする事はほぼなく、受け入れてくれて、フーガがいてくれて本当によかったと思いました。しかし、フーガは老化と共に弱っていき、長期にわたるステロイド治療で、副腎が機能しておらず、治療もできず、もう長くもたない事がわかってしまいました。
10月28日の朝、バタバタ音がすると思い目が覚めたら、フーガの下半身が麻痺して、フーガがもがいていました。そこからは本当に急激に弱っていき、10月30日の朝、家族に見守られ旅立ちました。フーガを囲み悲しむ人間達を見て、ニコはきっとフーガがもう動かないとわかったのだと思います。正直その時、ニコの気持ちを思いやってあげられませんでした。ニコも悲しかったと思います。それでもニコはその仕草や姿で私達を癒してくれました。早く立ち直れたのも間違いなくニコの存在があったからです。
だから絶対にニコを助けてあげなければならないのです。必ず幸せにしてあげたい。ニコにちゃんと恩返しがしたいのです。