ラフティングを通じて家族の絆を深め、子どもたちの成長に貢献したい！

 

 

はじめまして、NEW YARD RAFTING代表の山本尚樹と申します。

NEW YARD RAFTINGは、ラフティング世界大会が開催された高知県～徳島県三好市にかけて流れる吉野川にて2022年4月より開業予定のラフティング会社です。

リバーガイドを10年以上携わっているスタッフ3名、その他4名　合計7名でラフティングツアーサービスを運営しています。

 

 

昨今、コロナウイルスの影響によりラフティングツアー会社の売上が下がっています。そのため、多くの会社は収益単価の高い大人向けラフティングツアーに集中し、単価の低いファミリー向けツアーを行わない傾向にあります。

ラフティングのような大自然での集団活動は、親子の絆やコミュニケーションを深めるために重要であることはもちろん、子どもたちへの教育や成長にとっても大きな役割があります。そんな思いから、私たちはファミリー向けラフティングサービスを提供し、以前のように親子で無邪気に大自然に触れる環境を増やしたいと考えています！

しかし、このサービスを開始するにあたりボートの購入資金が不足しております。どうかこの購入資金の一部を皆様に応援いただけないかと思い、クラウドファンディングを立ち上げました。この思いに賛同してくださる方、どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

22歳で大学を卒業して社会人になり仕事をしながら休みの時は川でカヤックのインストラクターやラフティングのガイドとして、たくさんの方々に川の魅力を伝えてきました。

 

その中で特にラフティングは、激流を下ることのスリルや爽快感だけでなく、大人でさえも童心に戻す不思議な力があります。ただ綺麗な水が流れているだけで潜ってみたいと大の大人が恥ずかしげなく飛び込んだり、それにつられて子供たちもお父さんお母さんと一緒に笑って、叫んで、気持ちを高めて喜んでくれます。

 

ラフティングはよくチームビルディングのためのスポーツとたとえられますが、ファミリー向けのラフティングは、さらに親と子の絆を深くしてくれるツールだと感じました。

 

 

ただ私たちが事業を行おうとしている徳島県吉野川では、コロナの影響もあり、売上やスタッフの人材確保の困難な点からラフティングツアー会社が激減してきております。更には残っている各会社もどんどん収益の高い大人向け激流ツアーにシフトしており、ファミリーツアーを行っている会社も一握りになってしまっております。

 

もちろん私たちもそのうちの一つの会社になるかもしれません。数少ないボートを収益の低いファミリー向けに使用せず、収益の高い大人向け激流ツアーにシフトしたほうが売上は安定します。

 

しかし我々はラフティングをする以前にメンバー同士理念を設けております。

 

楽しさを超える価値を・・

ラフティングはガイド一人の力ではボートを操作することはできません。メンバー全員が息を合わせてパドルを漕ぐことで初めて一つ一つの瀬を乗り越えていけます。乗り越えた時の瞬間の喜びがその時共に参加したチームの結束をより一層深くします。

 

それはファミリーも同様です。子供たちが夢中になって自然と一緒に遊ぶ姿は大人たちにとってこの上ない、「遣り甲斐」や「勇気」を与えてくれます。そのような場を提供したいという気持ちを我々スタッフ一同は理念として掲げております。

 

 

 

 

ラフティングツアーを行うにあたって、決してファミリーツアーを行わないという選択肢はなかったのです。何とかしてでも行いたいという気持ちで準備をしていました。

 

しかし、想像以上の物価上昇によって苦しい状況に陥りました。

ベースを改築するために必要な資材や木材が高額になっている

ガソリン代の高騰

ボートの値上がりなど

すべてのものが値上がりをし、想像以上のコストがかかってしまっているのです。

 

必要な金額は約750万円。我々スタッフ一同もさまざまな手段を通じて資金集めに奔走しておりますが、最低限必要な金額に少し手が届かない状況です。

 

最低限、ボートを2艇ご用意したいと考えており、そのうち1艇の購入の目処は立ちました。ただ、もう1艇を購入するだけの資金は準備できておりません。

 

そこで、ファミリー用のボートの購入費用である40万円を目標に集めたいと考えております。

 

 

 

 

 

徳島県吉野川は日本最大秘境の一つ大歩危・祖谷という観光名所があり多くの観光客が訪れます。またキャンプ場もあり、夏場になると多くのファミリーの方がいらっしゃいます。コロナ前は午前はラフティングをして午後は観光という過ごし方をされておりました。

 

以前までファミリーで賑わっていた場所がどんどんとそのような光景がなくなってきているということに寂しさがあります。その光景がなくなってきている原因は、コロナの影響からガイドの確保や参加者の減少により各社売上確保が困難になっているため。大人向けの収益の高いツアーを敢行するのは会社の経営上必要なことではあります。

 

ただそれ以上に現在、徳島県三好市が人口の自然減少が非常に多く、その結果人口も減少傾向であり、これをいち早く解決することが重要な課題となっています。2014年は2万5000人いた人口が2022年現在では2万4020人と、今年度は2万4000人を切る可能性が出てきております。10年も経たない間に1000人も減少していることになるのです。

 

何とかして若い世代の人口流出だけでも食い止めたいところではありますが、残念なことに高校卒業時、三好市には大学・専門学校がなく必ず進学となると三好市から出て行ってしまいます。

 

 

 

❝ 関係人口を増加させ徳島県三好市のファンを少しでも多く増やす ❞

 

観光から関係人口を増やしていき、徳島県三好市に住んでほしいということではなく、若い世代に三好市の魅力を感じてほしい。そしてまた来年も来てもらいたい！という施策です。

 

ですが、その関係人口を増やすにもコロナの影響で阿波踊りなど有名なイベントが中止となり、人の流れがなくなってしまっているのです。我々がこの時期に、そして三好市を活性化できる能力は！と言えばラフティングしかないのです。

 

元々あった家族で楽しんでいる環境を戻したい！

私達メンバー同士のファミリーツアーでしか経験できない家族間の結束をより強くしたい！

 

何とかして三好市に家族で訪れて子供たちの声が聞こえる環境を残し、結果関係人口を増やしていければと考えております。

 

 

 

 

 

子供たちに、大自然がつくりだした美しく壮大な川と山の中で、笑って、叫んで、焦って、驚いて、気持ちを高めて喜んで。ありったけの感情を開放する一日を経験してほしい。

 

最初は「怖い怖い」と言いながらボートに乗るけれども、激流を下った後は「（激流は）もうないの？」と聞いてくるほど、子供たちは自然が作り出す環境に興味を持ってくれます。

 

その時の一瞬一瞬は、一生懸命という表現よりも、「夢中」という表現が相応しい。自然は本来子供たちに備わっている知的好奇心や探求心をくすぐるような経験をもたらしてくれる良い場であり、子供たちにその場を提供できるサービスを絶やさず提供をしたいです。

 

子供たちが賑わっているベース、川で子供たちがはしゃいでいる光景・・・我々はそれを見ること・環境を提供することに遣り甲斐を感じておりますし、一つのモチベーションにもなります。

 

それにはやはり1艇40万のハードルは非常に高いです。どうしても実現するためにも今回のこの挑戦を達成したいと考えております。皆様からの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。