ご協力いただきました皆様に御礼申し上げます
認知症移動支援ボランティア育成講座の二日間（2/20,21）を終えました。
講座に参加された１５名の方々の中には、当日朝までの夜勤を終えて昼から来られた看護師、東京から来られた会計士、実母を介護中のヤングケアラー、きっかけとなった森さんの支援に関わりたいと仰る方がおられました。一方で、非常事態宣言中であることや、介護施設で勤務中であることから、感染予防のため出席を見合わせた方が何人もおられます。会場に居る方も、叶わなかった９名の方もこの事業の未来に期待を寄せてくださっている、そのことが私たちの進路を照らしていると思います。
期待通りの濃厚な講義でした。まる二日間の集中講義に参加していただいた方は大変だったと思います。それでも参加してくださった方々の思いを受け取った以上、私たちは着実に進めなければなりません。
計画当初から、走りながら考えることは想定していました。それでも道を作るのが私たちなのだと思うと身体が熱くなります。考えて、相談して、決めて、運用して、また考える、そんな繰り返しになるのでしょう。まぁ、関わるのは全て生身の人間ですから、できることしかできないし、できないことはできるようにアレンジする。目的は認知症介護で辛い思いをしている人々を応援する、支援することです。
講座に直接参加された１５名の方は実習に進んでいただきます。当日参加が叶わなかった９名の方には講座のオンライン視聴の機会の提供を検討しています。そして、参加の意向はなかったけれど、この事業に賛同してくださった多くの方々には、事業報告書をお送りいたします。夏までにはご案内させていただきますのでしばらくお待ちください。
改めまして、「認知症移動支援ボランティア育成講座」実現に向けてご協力いただきました皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。講座はスタートしたばかりで６月１３日の報告会まで続きます。
緊急事態下という外出自粛を求められる状況下で、ボランティアの皆様は、おのおの実習活動に関わっていただいております。
そして、今年の９月には、さらにバージョンアップした第二回目の講座を開催いたします。日程は9/25～26、会場は前回と同じドーンセンターです。既に皆様には２月開催時の動画をご案内しております。動画を見て、参加してみようとお考えの方は、大阪府支部公式サイト（https://www.alz-osaka.net）からメールでお申し込みください。お待ちしております。
追伸：皆様に私たちからのご案内を送らせていただきます。大阪府支部のホームページのメールフォームから皆様の連絡先を送信していただけると幸いです。お待ちしております。
公益社団法人認知症の人と家族の会大阪府支部 代表神垣忠幸
