まもなく募集期間の折り返し。ご寄付が800万を超えました。

止水壁建設に向けたクラウドファンディング開始から、まもなく募集期間（92日間）の折り返しを迎えます。お寄せいただいたご寄付は、7月13日に800万円を超えました。

写真に写っているのは、災害派遣医療チームDMATに所属するメンバーです。DMATとは「災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム」と定義されており、当院では医師、看護師、薬剤師、技師、事務など44名がチームメンバーに名を連ねます。

彼らは平時、医療従事者として勤務しており、甚大な災害が発生した際に岡山県からの要請を受けて当院から被災地へ派遣します。当院はDMAT発足以前も被災地で医療救護班が活動しており、DMAT発足後は東日本大震災、熊本地震、令和2年7月豪雨の被災地へ派遣しました。

2018年の西日本豪雨災害では、当院救命救急センターで被災地からの患者さん受け入れを行うとともに、倉敷市保健所の災害対策本部や真備町の避難所などに医療救護班を派遣して活動しました。災害拠点病院として止水壁建設などで有事に備える一方、真備町の地域BCP検討の場にも加わり、災害に負けない地域づくりを目指して住民の皆さまと目線を合わせて取り組んでいます。これからも「いざ」という時、地域を支えられるよう取り組んでまいります。