村のお母さんたちを尋ねて

ラオ・フレンズ小児病院（LFHC）に「3×6mの授乳室」を作るためのクラウドファンディングへのご支援、応援、ありがとうございます！今週は、World Breastfeeding Week（世界母乳育児週間）ということで、院内だけではなく、院外でもお母さんたちへ啓発活動を実施しています。

先日、アウトリーチチームはルアンパバーンから2時間ほど離れた山の中の小さな村に行きました。

その日の私たちの使命は、授乳をしているお母さんやこれから出産を控えたお母さんたちに『母乳育児』について教えることでした。

ラオスでの妊婦検診はまだ定着していない部分がありますが、写真に写っているお母さんたちは「行ったことがある」と言っていました。しかし、そこでは妊娠期の栄養や運動などについての説明のみで、授乳や育児についての情報は提供されなかったと言っていました。

LFHCの栄養士であるSoulee（写真左）が、授乳や産後の食事についてフリップチャートを使って詳しく説明をしました。3人のお母さんたちからはたくさんの質問があり、疑問に思っていたことが解消されたようです。また、新しい情報も得ることができ、とても喜んでいました。最後に使用したフリップチャートの縮小版を一人ずつに渡して村を後にしました。

お母さんたちがずっと疑問に思っていたことに答えられたこと、知るべき大切なことを伝えられたことは、とても良かったなと思います。