止まった時間を、再び走らせる。BMW R1100RS復活への道

止まった時間を、再び走らせる。BMW R1100RS復活への道
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は12月31日(水)午後11:00までです。

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目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は12月31日(水)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

■自己紹介

 

はじめまして。今回のプロジェクト発起人であり、弟の兄です。このプロジェクトは、「一台のバイクを再び走らせるための挑戦」です。そしてそれは、ただのバイクではありません。弟にとっての「父との対話そのもの」だった BMW R1100RS を、もう一度、命ある姿に戻したい――そんな想いから立ち上げたプロジェクトです。 

 

■止まってしまったBMW R1100RS

 

かつて、弟が元気だった頃、風のように走り回っていた相棒です。しかし、長い闘病生活の中で身体は動かなくなり、バイクはいつしかエンジンがかからないまま、静かに時を止めていました。それでも弟はこのバイクをずっと手放さなかった。理由は―― 

 

■「このバイクに乗ると、父と会話できるんだ」

 

弟はこう語りました。弟と私にとって、父は決して優しい存在ではありませんでした。すれ違い、反発、沈黙。特に弟は、父と深く向き合えないまま、父はこの世を去りました。そんな父の遺産で手に入れたのが、この BMW R1100RS。「エンジンをかけて走り出すと、不思議と父と話せる気がする」「風の中なら、普通に会話できるんだ」北へ、南へ、どこへ旅しても、その後ろには父の気配があったと言います。弟にとってこのバイクは、父との唯一の“和解の場所”でした。 

 

■しかし今、バイクは居場所を失いました

 

弟が住むアパートが取り壊されることになり、長く置いていたバイクも移動せざるを得なくなりました。しかし――

・売っても価値はつかない状態

・引っ越し先には置けない

・何より、バイクに乗れる体ではない

 

バイクは「手放すしかない」状況に追い込まれました。そこで、久しぶりに弟と再会した私は思いました。「このバイク、俺が引き取って、もう一度走らせよう」と。 

 

■兄である私も、父と向き合えなかった

 

私もかつてはバイク乗りでしたが、家庭を持ち、子どもを育て、仕事に追われる中で降りてしまいました。父とは弟以上にすれ違っていました。生きている間に、ほとんど言葉を交わせなかった。その後悔を、ずっと胸の奥に押し込んだまま生きてきました。弟の「風の中でなら、父と話せる」という言葉は、私の中のどこか固く閉ざした場所に触れました。「なら俺も、もう一度、父と向き合ってみたい」――気がつけば、そう思っていました。 

 

■でも、現実はとても厳しい

 

バイクの状態は長年放置でかなり悪く、再整備と車検を通すには 約20万円 が必要です。私にも、正直余裕はありません。家族を支えながら、なんとか生活している状況です。それでも、なんとかしたい。このバイクをもう一度走らせたい――。でも一人では叶えられません。どうか皆さまのお力を貸してください。

 

■支援金の使い道

 

いただいたご支援はすべて、BMW R1100RS の整備費・車検費用(約20万円)クラウドファンディング諸経費(約3万円)に充てさせていただきます。具体的には・車両の移動・消耗品交換・オイル類・ブレーキ整備・タイヤ交換(必要な場合)・バッテリー交換・車検費用・クラファン手数料など、走行可能な状態に戻すための最低限の整備・経費一式です。 

あなたの支援が、確かにバイクを再び走らせた証になります。

 

■リターン(返礼品)

 

① お礼の手紙(PDF)整備後、感謝の気持ちを込めてお送りします。

② ツーリングレポート(テキスト & 写真)R1100RS が再び走り出した日のこと、その旅路、弟との会話、そして父の気配――そのすべてを丁寧に綴ってお届けします。  

③再始動後の写真整備後、輝きを取り戻したR1100RSの姿を撮影してお送りします。  

 

■このプロジェクトを通して叶えたいこと

 

これは単なるバイクの再生ではありません。家族の物語の再生です。弟が「父と和解できた場所」。私もいつか向き合わねばならなかった父との距離。父が残した最後の“乗り物”が、家族の心をもう一度つないでくれると信じています。もし似たような経験がある方、バイクを愛していた方、家族との距離に苦しんだことのある方、そんな皆さまに、このプロジェクトはきっと届くと信じています。 

 

■プロジェクトの期間

 

2025年12月1日〜12月31日 年末までの短い挑戦ですが、どうか温かいご支援、応援をいただければ幸いです。

 

■最後に

 

弟が言った「風の中なら、父と普通に話せるんだ」という言葉。その言葉を胸に、今度は私がハンドルを握ります。どうか、止まってしまった時間を、再び動かすためのお力を貸してください。弟(藤原茂也)からプロジェクトを行うこと、名称掲載を行うことの許諾を取得しております。弟もこのプロジェクトを応援し、BMW R1100RSが再び始動することを願ってくれています。そして、あなたの支援で、この物語の続きが紡がれていくことになります。

プロジェクト実行責任者:
藤原福次
プロジェクト実施完了日:
2026年1月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

BMW R1100RS の整備費・車検費用に充てさせていただきます。 具体的には ・車両の移動 ・消耗品交換 ・オイル類 ・ブレーキ整備 ・タイヤ交換(必要な場合) ・バッテリー交換 ・車検費用 ・クラウドファンディング手数料 など

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