親から放棄され希望を失った子どもたちに、学校を卒業させたい！

みなさまこんにちは。SAVOの佐藤です。クラウドファンディングの期間、あと3日です！！ そして100万円まであと43,000円！最後まで応援よろしくお願いします。

 

さて、今日はストリートチルドレンについて書きたいと思います。

 

路上で自らの力で生きている子どもたち「ストリートチルドレン」はウガンダだけで150万人いるとも言われています。しかしその正確な数はわかっていません。

 

親からの虐待や育児放棄、親の死などで家を追い出され（もしくは飛び出し）、路上で暮らす子どもたち。彼らは街の人や警察など誰からも歓迎されない存在として暮らしています。そして年上のストリートチルドレンからのいじめや暴力にさらされながら、盗みやゴミあさり、低賃金の労働に従事して、何とか日々食いつないでいます。

 

 

SAVOはそんなストリートチルドレンを救うため、孤児院を設立し、子どもたちを引き取って育てています。現地のスタッフによると、ストリートチルドレンを孤児院に引き取るときに難しいことは、彼らの心を開き、これまでの生活や家族について、本当のことを語ってもらうことだそうです。

 

ストリートチルドレンは大人を信用することができなくなっています。人から愛情を受けたことがなく、家庭においても路上においても、常に煙たい存在と見られてきたからです。ですから、彼らの心を開くのには時間がかかります。他にも、彼らの粗暴なふるまいを正し、タバコや飲酒をやめさせ、普通の生活に戻すのは大変です。

 

 

私は孤児院の役割は主に以下の４つだと考えています。

１．安全で安心できる生活空間の提供

２．食べ物や医療、衣服など、生きるうえで必要不可欠なものの提供

３．将来自立して暮らせる大人になるためにしつけや教育をすること

４．愛情を注ぎ自尊心を高めること、そして将来の夢や希望を持たせること

 

１と２は孤児院の物理的な要素であり、比較的わかりやすいかと思います。３は今後のSAVOにとっても重要なことがらです。当然いつまでも子どもたちの面倒を見るわけにはいかないので、自立してもらう必要があります。そのためにはやはり学校教育とその後の職業訓練が重要になります。あと、しつけも重要です。きちんとした振る舞いができる大人になるよう、１つひとつ教えていく必要があります。

 

そして４は、私はある意味もっとも重要なことだと思っています。先ほども書いたように、愛情を受けずに育ってきたストリートチルドレンは、自分は必要とされていない人間だとか、生きていても仕方ないなどと思いがちであり、将来に希望を見いだせず、ドラッグなどに手を出す子も多いです。そんな彼らにしっかりと愛情を注ぎ、自尊心を高めてもらって、将来の夢を持たせることが、非常に重要だと考えています。彼ら自身の意識の変化が、彼らの人生を変えることができると思うからです。

 

そのためにも、今回クラウドファンディングで学費を集めていますが、教育はとても有効です。自ら学び、そして将来の自分を考える。それが自立につながると考えています。

 

ストリートチルドレンの人生は過酷です。路上における生活には、犯罪や暴力、病気などさまざまな危険があり、40歳まで生きられないと言われています。そのような人々を少しでも減らせるよう、SAVOは活動を続けます。