<応援メッセージ>

先日、カードゲームの体験ワークショップに参加しました。

 

SDGsをテーマとしたカードゲームで有名なものとしてイマココラボさんの「2030 SDGs(ニイゼロサンゼロ エスディージーズ)」があります。

イマココラボさんの出されたカードゲームは、「自分の行ったことの結果として世界が出来上がる」ということがわかるものとして、SDGsの世界観を楽しく知る、入口にはピッタリのものだと思っています。 それに対しこのカードゲームは、その次のステージで必要なことを学ぶことができるカードゲームだなと思いました。

 

「SDGsウォッシュ」という言葉も出てきていますが、表層的な取り組みは、たくさんの問題を生み出しかねないと思っています。

 

例えば、途上国の飢餓をなくしたいことから、先進国のフードロス食材を送るソリューションを生み出したとします。これをやろうとすると、輸送にかかるエネルギーや食料の安全性の担保など、さまざまな課題が出てきてしまう。

 

このゲームは、さまざまなトレードオフ(何かを達成するために別の何かを犠牲にしなければならない関係)の事例が載っているので、問題を多角的に捉えることや、想像力を持ってあらゆることに配慮する必要性に気づかせてくれますし、最小限のリスクで取り組むことができるソリューションになっているか?何がベストソリューションなのか?など、点検するための問いをくれるものだと思いました。

 

また、最後オリジナルカードをつくることで、今自分たちが持っているリソースや未来出てくるであろうリスクをきちんと整理する良い機会も与えてくれます。

 

このカードゲームは、SDGsの次の一歩を考えている団体や企業の皆さんにとって、とても有効なツールになるのではないかなと思います。

 

 

 

松尾 沙織

SDGsライター/ダイベストメントコミュニケーター/イベントオーガナイザー

 

東日本大震災をきっかけに社会の持続可能性に疑問を持ち、アパレル企業を5年で退社。現在はライターとして、さまざまなメディアで「SDGs」や「サステナビリティ」の記事を執筆。また、国際環境 NGO 350.org Japanの「ダイベストメントコミュニケーター」として、気候変動の問題を広める活動をしている。

 

 

 

 

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