子ども達の想像力を信じて…

これまでにご支援を賜りました皆様には、心より厚くお礼申し上げます！

お陰様で達成率400‰、第一目標の達成率という点では残念ながら失敗しました前回のプロジェクトを越えました！

しかし前回は最終的に集まったご支援は4,649,000円でした。

そしてこれからの情報拡散やご支援が、本当に重要であり未知の未来です。

どうぞこれからもよろしくお願い申し上げます！！

 

 

春と秋、現在のボンネット広場では好天時に限って外でプラレールを実施しています。

多少お手伝いはしますが、子ども達が自発的に遊びますし、線路も敷きます。

一番嬉しくなるのは、この管理をしていて、「お片付けの時間だよ～」と声を掛けますと、子ども達がちゃんと線路を片付け始める事。

親御さんのしつけも良いのでしょうし感謝なのですが、その光景がいつも私は大好きです。

ちょっとだけ、線路を始める前より気持ちが綺麗に洗われて綺麗になった気がするのです。

 

 

外でのプラレールをしようとしたきっかけは、新型コロナでした。

子ども達にソーシャリディスタンスは全く理解不能です。

半ば強制実験でしたが、どんどんその創造性がエスカレートしていき、バラバラで敷いていた線路も、たまに融合して駅になったり模様になったりして、毎回違った絵を作ってくれます。

大人はそのお膳立てすらしません。

線路と電車だけがあり、想像だけで子ども達が描いてゆく。

ただ、それだけの6時間弱なのです。

 

「もったいないね」と大人は言います。

私はそれは、大人の想像力の欠如、もとい、安定感の顕れだと思っています。

子ども達の創造性は、その日その日で違います。

勿論成長の過程としてです。

何を創造し、線路を繋げるのか、分析など野暮なので聞く事もありません。

ですが、一つ問題があります。

この公園が、駅に近いという事です。

 

都市部と異なり、田舎の小松、特にボンネット広場にお越しになられる方、とりわけお子様連れの方にとって、マイカーなしには生活もままならない地域ゆえに、駐車場を起点とした行動半径は小さいに越したことはありません。

ボンネット広場には、トイレも駐車場もありません。

なのでプラレールをしている事実も、殆ど事前には公開していません。

ＳＮＳでちょろっと「今日はやってます」くらいの不定期性ですから、申し訳なく感じています。

出来れば告知したいですがやはり親御さんの不安はトイレだったりしまして、私もせめてトイレは常設でなくとも、非常用マンホールトイレの実演を毎週末する程度のデモンストレーション会場でやったらいいのに、と思うのですが…。

 

色んな事を小松市に提言しますが、その情報がクレーム以外は上層部に上がった試しがないです（クレームだけはすぐに電話が来ます、正直それが一番腹が立ちます）。

なので、週末にプラレールをしている事を良としない行政となると「匿名である方から、勝手にプラレールはしないように」と私に電話があることでしょう。

勿論流石にそんな事、絶対に無いと信じます。

仮にあったとなれば、それは子どもの創造性を否定するし、新型コロナを含めたソーシャルディスタンス対策（国策）への批判になるわけなので。

 

むしろ、プラレールで遊ぶ広場も狭いくらいなので、もっと広い場所があれば、ボンネットと食堂車を連結して移設し、親御さんには食堂車でのんびりしていただきつつ、子ども達同士でプラレールに集中出来るパラダイスを「創生」したいくらいです！

 

どうぞ子ども達の創造性と親御さんの子育てにも優しい事業をどんどん拡げていきたく、食堂車誘致へのご理解を、重ねてお願い申し上げます。