名列車 白鳥|こだま型最後の原形食堂車、サシ481−48を守り抜く

支援総額

6,819,000

目標金額 5,000,000円

支援者
407人
募集終了日
2025年1月31日

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2025年01月05日 23:42

屋根補修を出来るだけ早くさせて下さい!←小松までの移設の次の話です!

現在までに、達成率487‰になりました!

とはいえ、第一目標は500万円、そして移設には700万円が必要経費となっていますので、実際にはまだまだこれからでございます。

皆様のご支援ご協力、更には情報拡散に、益々のご協力をお願い申し上げます。

 

名称未設定 1.jpg

ポストを引用させていただきました。

お近くにいらっしゃる小岩井車輛製作所さまが、ビフォー&アフターを掲載していただき、ご指摘を賜っております。

1/5現在の積雪量は10㎝程度のようですので、基本的に現状に大きな危険はありませんが、昨年夏に見学させていただいた屋根の状態は極めて悪いと感じました。

これは所有者様も一緒にご覧になられて、「ここが」「ここが…」と、錆孔が多数ある事を確認されています通り、かなり屋根に孔があります。

最も劣化を助長させているのが、屋根に貼られたキャンパス生地です。

国鉄時代に製造された電車の殆どに貼られている素材ですが、昭和50年代半ば以降は樹脂系屋根材の「ローンテックス」の塗布に替えられて、使われていない素材です。

 

_DSC5497.jpg

ローンテックスも非常に厄介な素材で、クハ489-501の屋根補修では大変な苦労があったのが事実です。

劣化もどちらかというとローンテックスの方が早いように感じます。

ただ、キャンバスの非常に厄介なのが、「水を一旦通したら絶対に錆びる」という、確実性です。

一応その対策を一昨年の秋から昨年春までに、自宅裏に保管している高岡から移設した路面電車、元加越能鉄道デ7061形で試行を兼ねて行っています。

23052503.jpg

デ7061にもキャンバスが貼られていたので、全部剥がしました。

理由は簡単、かなり雨漏りが局部的に顕著で、車内にも湿気が残っていたからです。

原因は雨であるのは間違いありません。

水切りが車体には必ずあって、そこにキャンバスを覆って、上から見ると綺麗に「車体と屋根」を材質で区切っているわけですが、劣化していたのでめくりますと、上の写真のような感じでした。

昭和40年製で、殆ど鈑金補修はしていない中で、ここまできちんと水が抜けるような孔を放置しておりますと、それ以外の部分に劣化がなかなか及ばなくなる不思議があります。

 

23052504.jpg

それでも、結果的にこれだけ屋根鉄板は切除しました。

それ以外の屋根の錆色は、錆です。

しかし孔までは空いていなかったので、徹底的に、銀色になるまで無垢に磨き出しました。

 

23053101.jpg

 

屋根の梁の部分に錆止めを予め行った上で、屋根に1.6㎜の鉄板を当てて、曲線をある程度ハンマリングで作って、梁に金ビス(ドリルビス)を打ち込んでから、線溶接で成型しています。

鉄板は綺麗で新しいに限るのです。

この部分は、広く面全体で出来るだけ自然な丸屋根を成型してみたかったので、試行的に切り込みを入れてから溶接してみましたが、球形に近い、とても堅牢な仕上がりになりました。

 

23061703.jpg

 

溶接後に錆止めを塗布して、孔塞ぎは完了です。

ドリルビスの頭はそのまま残しています。

逆に、新造時には内側からきちんと線溶接していますが、この補修では行っていません。

動かない車両=展示物なので、補修に際しては「50年後100年後の補修が今より楽」になっているようにしたかっただけです。

ですが、展示に関して十分な強度のビス打ちをしています。

 

23101302.jpg

運転台は両方ありますので、両端とも同じような施工で屋根の孔塞ぎをした後、キャンバスを剥がした屋根をひらすら磨き、錆止めを塗布する工程を行いました。

パンタグラフがございません。

どなたか、お持ちの方(事業者)いらっしゃいましたら、ご提供いただけましたら幸いです。

 

23101303.jpg

 

裾部分の10センチ程度は、側面以下の施工時に実施します。

というのも、雨が流れ落ちる傾斜がある為、自然の錆の生成は鉄分子の安定といって、自然界では余り劣化しないからです。

錆が浸潤して孔を生じるまで劣化するのは、黒錆になるまで水分子の中に溶けた炭素分子まで取り込んで、長い間化学反応を続けているからのようです。

露出している鉄には余りこれは生じにくく、塗膜や生地などの中で水分子が他の物質内の炭素を含む分子を取り込んで、錆に攻撃し、赤錆が黒錆化し、新たな鉄分子を赤錆にさせ、連鎖する事を、鉄が無くなるまで続けて、孔にしてしまうようです。

 

23102403.jpg

 

現在のサシ481-48の屋根材は、1.2㎜厚の鉄板ですから、当然多くの部分に、こんな感じの孔が開いている筈ですので、小松に移設し次第、先見事項としての屋根補修が、その後の復原作業にも増して大切なのです。

 

屋根の錆止めをきちんとしますと、結構劣化部の凹みが目につきます。

もうちょっとで孔になりそうなところも多々ありましたが、何とかデ7061は維持しているようでした。

愚直な錆落としを続けるより、以外に剥がしてしまって新しい鉄板にした方が、サシ481-48の方が早いようにも感じます。

そこは臨機応変で実施しながら考えてまいりますので、第一目標達成後も、引き続きご支援をお願い申し上げる次第です。

 

23110201.jpg

 

結局、デ7061の屋根には白い錆止めを塗布しまくったので、キャンバスのようになったので、遊び心に絵を描きました。

あったスプレー缶で適当に描いたチューリップです。

富山の県花ですね。

 

結果としてこの冬も、デ7061の車内は、全く雨漏れや湿気はありません。

こうなってしまえば、側面も車内も劣化が止まりました。

実車実験は国鉄時代も行っていましたから、確実性が高いです。

実証が伴いますので、是非サシ481-48もこのような補修をしてまいりたく、お願い申し上げます。

リターン

50,000+システム利用料


追加【第一&第二目標達成祈願】「ひばり」応援コース

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【1枠限定】国鉄時代のイラストヘッドマーク(シルクスクリーン印刷/レプリカ)をお届けします。

●お礼のメール
●D型硬券「クハ489-501運転席乗車記念」
●缶バッヂ「サシ481-48食堂車」
●485系特急「ひばり」のイラストヘッドマーク(シルクスクリーン印刷/レプリカ)

申込数
1
在庫数
完売
発送完了予定月
2025年4月

50,000+システム利用料


追加【第一&第二目標達成祈願】「やまびこ」応援コース

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