苫小牧研究林の魅力を伝えたい!〜資料館の休日開放と散策路の整備〜

寄付総額

2,840,000

目標金額 1,500,000円

寄付者
183人
募集終了日
2023年3月31日

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    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
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2023年03月21日 09:01

3泊4日の学生実習の様子をお届けします!

荒木です。おかげさまでクラウドファンディングの目標額150万円を達成することができました!ご支援ご協力誠にありがとうございます。

 

3月初旬、学部1~2年生向けに3泊4日の実習を行いました。

 今回の実習は「勇払原野の自然と人間の暮らし」がテーマ。プログラムには木工体験や生物調査など幅広い内容が詰まっています。学生さんには今回の体験を基にツアーを企画してもらい、最終日の発表会で内容を披露してもらいます。

 

苫小牧研究林に到着後、まずは山王神社を参拝。しっかりと実習の成功を祈願します。

苫小牧研究林の駐車場横にある山王神社で実習中の安全を祈願しました。
苫小牧研究林の駐車場横にある山王神社で実習中の安全を祈願しました。

1日目は木材加工場で製材の見学と木工体験を行います。

スタッフが製材機を使って丸太を板にする場面を見学しました。ほとんどの学生さんにとっては初めて製材機を目にした機会になるのではないでしょうか?

スタッフが丸太から板へ製材する様子を見学中です。
スタッフが製材する様子を見学中。

木工体験ではスプーンを作りました。

彫刻刀や切り出しナイフを使ってスプーンの形に整えていきます。自分好みの深さ、大きさを見極めて彫っていきます。

彫刻刀を使ってスプーンのくぼみを掘っていきます
彫刻刀でスプーンのくぼみをつくる。食べやすい深さを見極めたい。

今日作ったスプーンを使って次の日の昼食を食べるため、皆さん造形に熱が入ります。形ができた後も、やすりをかけたり電熱ペンで名前を書いたりとこだわっていました。たっぷり3時間ほどかけて無事に納得のいくスプーンが完成したところで、1日目は終了です。

形を掘り出した後、やすりをかけて滑らかにしました
やすりをかけて表面をなめらかに整えました。

2日目は様々な生物調査の手法を実際に体験しました。

まずは魚類調査。幌内川のサケ科魚類にはPITタグが入っており、行動を追跡しています。今回は携帯型のアンテナを使って川のどこに魚がいるのか探しました。

アンテナを川にかざして魚を探査中。
アンテナを川にかざして魚を探査します。

PITタグに反応する音が鳴ったら、そこに魚がいるはずです。すかさず電気ショッカーを持ったスタッフが魚を捕獲!

捕獲した魚のタグ番号を確認中
捕獲した魚のタグ番号を確認中。

捕まえた魚にはしっかりとPITタグが入っており、番号を確認できました。

川を歩く中で、PITタグが入っているサケ科魚類以外にもハナカジカやトビケラなど、いろいろな生物を見つけられたようです。

 

昼食は野外炊飯でのカレーライス作りに挑戦しました。

薪を使って炊飯中。羽釜からいい香りが漂ってきます。
薪を使って炊飯中。羽釜からいい香りが漂ってきます。

 

薪割にも挑戦!
薪割にも挑戦!

身体を動かした後に外で食べる食事は格別ですね!自分たちで作ったこともあって喜びもひとしおのようです。1日目に作った木のスプーンもしっかり役立っています。

 

午後はシカやヒグマの追跡調査に使用されるテレメトリーという手法を学びました。テレメトリーでは発信機から発せられる電波をアンテナで受信することで方位と距離を探っていきます。機械の扱いについてレクチャーを受けた後、林内に隠された発信機の場所を実際にアンテナを使って探しました。

八木アンテナの扱いを練習します。
アンテナを色々な方向に振って、電波を強く受信する方向を探ります。
発信機を発見できたようです。
無事に発信機を探し当てることができたようです。

 

2日目は野外で様々な生物調査の手法を学びました。森林や河川といった環境がそろっている研究林ならではのプログラムを経験できたのではないでしょうか?

 

3日目、フィールドワークは今日で最終日です。

この日は丸一日使って人工林で林業施業について学びます。

早速、手鋸を使ってアカエゾマツの間伐に挑戦します。

 

生の樹木を鋸で切る感覚は、1日目に木工体験で触れた乾燥した木材とは全く異なります。四苦八苦しつつも無事に倒すことができました。

生の樹木を一生懸命に倒します。
一生懸命にアカエゾマツを伐っていきます
無事に切り倒すことができました。
無事に倒すことができました。

学生さん達が苦労して間伐をした後は、スタッフが伐採する場面を披露しました。

樹齢90年以上のカラマツをチェンソーと重機を駆使して伐採します!

樹木が倒れる場面は迫力満点。
迫力満点の伐採に見入っている学生達。

先ほどの手鋸での間伐とは段位違いのスピードと迫力に圧倒されていました。

倒した樹木は一定の長さに切り出して、切った丸太を業者に販売します。

倒したカラマツの年輪や質をチェック中。
倒したカラマツの年輪や材質についての解説を受けました。

 この3日間で生きた樹木が木材になり加工される過程の一部を見たことになります。普段何気なく使っている木材製品がどのような過程を経て生活の場にたどり着いたのかを知る貴重な機会です。

 

いよいよ最終日、チームごとに考案したツアー内容の発表会です!

いよいよ発表会。外国人向けのツアープログラムを発表したチームも。
いよいよ発表会。外国人向けのツアープログラムを発表したチームも。

実習で自ら体験した木工や林業体験以外にも、天体観測やピクニックなど自然環境を生かしたアクティビティを盛り込んだ独創的なツアープログラムをプレゼンしてくれました。3日間のフィールドワークから多くのインスピレーションを受けたようです。

作成した北海道の形の地上絵と記念撮影!
作成した北海道の形の地上絵と記念撮影!キャプション

フィールドワーク中の様子や発表の内容から、皆さんが非常に充実した3泊4日を過ごしていたように感じます。学生の皆さんお疲れ様でした!

ギフト

5,000+システム利用料


<個人向けコース>研究林デジタル写真集

<個人向けコース>研究林デジタル写真集

・お礼のメール
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)<希望者>
・研究林写真(デジタル10枚)
研究林職員やIBURI DOT SITE.(https://www.iburi.site/)が撮影した写真になります。

寄付者
64人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

10,000+システム利用料


<個人向けコース>モニタリングしている魚の成長をシェア。私たちと一緒に魚の一生を見守りませんか?

<個人向けコース>モニタリングしている魚の成長をシェア。私たちと一緒に魚の一生を見守りませんか?

・魚の成長をシェア
苫小牧研究林内を流れる幌内川で、4種類のサケ科魚類、計4,000匹の個体にICタグを付けて行動をモニタリングしています。

ここから3匹のID番号をお渡し、お名前をつけていただきます。
半年に1度の捕獲調査では、魚の体重と体長を測り、写真を撮影しています。名付けた個体が捕獲されれば、過去からどれだけ成長したのかをグラフにして、写真付きでレポートをお送りします(2年間・計4回)。
魚のなかには川から海に降るものもいます(海洋回遊)。海に降った魚については、いつ降ったのかをお伝えし、1年後には大きくなって海から川に無事帰ってきたかどうかを報告いたします。
これにより、離れた場所にいながらも苫小牧研究林内に生息する魚たちの成長や生き様を感じることができるギフトとなっております。

詳しくは左本文の冒頭のリンクをご覧ください。

===こちらもお届け===
・お礼のメール
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)<希望者>
・研究林写真 デジタル10枚

寄付者
62人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

10,000+システム利用料


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<個人向けコース>お気持ちコース1万円・ギフト不要な方向け

・お礼のメール
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)<希望者>

寄付者
26人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

30,000+システム利用料


<個人向けコース>新しく設置する案内板にご芳名(小)

<個人向けコース>新しく設置する案内板にご芳名(小)

・新設看板にご芳名(小)<希望者>
本挑戦で新しく設置予定の樹木園看板の裏側にご芳名を印字させていただきます。

===こちらもお届け===
・お礼のメール
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)<希望者>
・研究林写真(デジタル10枚)
・魚の成長をシェア

寄付者
13人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

30,000+システム利用料


alt

<個人向けコース>お気持ちコース3万円・ギフト不要な方向け

・お礼のメール
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)<希望者>
・新設看板にご芳名(小)<希望者>

寄付者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

50,000+システム利用料


<個人向けコース>新しくなる案内板へのご芳名(大)

<個人向けコース>新しくなる案内板へのご芳名(大)

・新設看板にご芳名(大)<希望者>
本挑戦で新しく設置予定の樹木園看板の裏側にやや大きめのご芳名を印字させていただきます。

===こちらもお届け===
・お礼のメール
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)<希望者>
・研究林写真(デジタル10枚)
・魚の成長をシェア

寄付者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

50,000+システム利用料


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<個人向けコース>お気持ちコース5万円・ギフト不要な方向け

・お礼のメール
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)<希望者>
・新設看板にご芳名(大)<希望者>

寄付者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

100,000+システム利用料


<個人向けコース>サイエンスカフェ参加 森林資料館と樹木園の簡易ツアーも

<個人向けコース>サイエンスカフェ参加 森林資料館と樹木園の簡易ツアーも

・サイエンスカフェ参加
苫小牧研究林に関する話をノスタルジックな雰囲気漂う森林記念館で実施します。あわせて森林資料館、樹木園、幌内川の簡易ツアーも行います。

※3時間程度
※10組(1組2名程度)
※苫小牧研究林現地開催(オンラインでも可能です)
※6月24日(土曜日)開催予定

===こちらもお届け===
・お礼のメール
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)<希望者>
・研究林写真(デジタル10枚)
・魚の成長をシェア
・新設看板にご芳名(大)<希望者>

寄付者
5人
在庫数
5
発送完了予定月
2023年6月

100,000+システム利用料


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<個人向けコース>お気持ちコース10万円・ギフト不要な方向け

・お礼のメール
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)<希望者>
・新設看板にご芳名(大)<希望者>

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

100,000+システム利用料


alt

<法人・団体向けコース>お気持ちコース10万円・ギフト不要な方向け

・お礼のメール
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)<希望者>
・新設看板にご芳名(大)<希望者>

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

300,000+システム利用料


<法人・団体向けコース>従業員の方の環境教育はいかがですか??資料館と樹木園の密着ツアー(半日)

<法人・団体向けコース>従業員の方の環境教育はいかがですか??資料館と樹木園の密着ツアー(半日)

資料館と樹木園の密着ツアー(半日)
教員と技術スタッフが樹木園周辺と資料館・記念館をご案内します。企業さまの従業員の環境教育の機会に最適です。

プログラムの内容に関しては左本文の冒頭(リンク)をご参考ください。

※3-4時間程度
※10名まで
※日程は相談の上決定致します

===こちらもお届け===
・お礼のメール
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)<希望者>
・新設看板にご芳名(大)<希望者>

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

300,000+システム利用料


alt

<個人向けコース>お気持ちコース30万円・ギフト不要な方向け

・お礼のメール
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)<希望者>
・新設看板にご芳名(大)<希望者>

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

300,000+システム利用料


alt

<法人・団体向けコース>お気持ちコース30万円・ギフト不要な方向け

・お礼のメール
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)<希望者>
・新設看板にご芳名(大)<希望者>

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

500,000+システム利用料


<法人・団体向けコース>従業員の方の環境教育はいかがですか??研究林内の研究を体験、充実ツアー(半日−1日)

<法人・団体向けコース>従業員の方の環境教育はいかがですか??研究林内の研究を体験、充実ツアー(半日−1日)

教員と技術スタッフが調査体験ツアーをプロデュースさせていただきます。研究林内を流れる河川での魚類調査や林冠クレーンを利用した植物調査といったプログラムをお届け出来ます。企業さまの従業員の環境教育に最適の機会です。

プログラムの内容に関しては左本文の冒頭(リンク)をご参考ください。

※5時間程度
※20名まで
※日程、プログラムの詳細は相談の上決定致します

===こちらもお届け===
・お礼のメール
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)<希望者>
・新設看板にご芳名(大)<希望者>

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

500,000+システム利用料


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<個人向けコース>お気持ちコース50万円・ギフト不要な方向け

・お礼のメール
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)<希望者>
・新設看板にご芳名(大)<希望者>

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

500,000+システム利用料


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<法人・団体向けコース>お気持ちコース50万円・ギフト不要な方向け

・お礼のメール
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)<希望者>
・新設看板にご芳名(大)<希望者>

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0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

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