-引退馬支援を考える- 馬も人も共生できる牧場をここから

 

日頃、私たちの活動を応援してくださり誠にありがとうございます。無事に厩舎も新設することができ、また私たちは次のステップに進み始めています。

 

そして本日4月10日より、第二弾クラウドファンディングの挑戦を始めました！

 

目標金額：1500万円

募集期間：4月10日〜6月30日

 

▼プロジェクトはこちらから▼

 

 

昨年、ヴェルサイユリゾートファームが本格的に整備を開始し、活動を始めました。

 

 

行き場のない引退馬たちへの取り組みをしたい。

 

 

 

これまでのたくさんの牧場が、引退馬支援への動きをしながらも、厳しい風当たりや、費用的負担から継続を断念し、日本ではなかなか理解の浸透、活動の活性化が進まなかった現実。

 

 

そんな中、人手もお金もない中、インターネットを経由して、皆さまと繋がれたことで私たちは1年間進んでくることができました。

 

 

その中で、昨年と大きく変わったことがあります。

それは、「想像以上に引退馬への取り組みは長い道のり」だということ。

 

活動が進むにつれてより実感が増してきました。マンスリーサポーター含めて、たくさんのご支援を皆様からいただきながらも、牧場整備始め初年度には8000万円以上の投資をし、人手も1人で切り盛りするような状況がたくさんあります。

 

 

 

「想像以上に引退馬への取り組みは長い道のり」をどう進んでいくか。

 

それを考えた時、初年度に掲げていた通りの進み方では、到底続けていけない未来が見えていました。

 

初年度は、名馬もそうでない馬も両方等しく預かりながら、

運営をしていく。

そういう牧場として訴えていくことで

引退馬への取り組みの理解を広げていく。

 

というものでした。

 

しかし今、そうでない馬たちもたくさん預かっていますが、現実はやはり名馬の方が関心は高いです。

 

そこで、私たちの牧場は「引退名馬と触れ合える牧場」として発信し、結果として引退馬支援全体の動きが活発になることで、行き場のない馬たちの処遇も少しずつ改善していく方が、早く目標に届くと考えるようになりました。

 

実際に多くの団体が立ち上がり、また、業界全体でも動きが活発になり始めています。

 

私たちが挑戦するのは、人と馬とが交流できる牧場にすることです。

もっと身近に来られる、見られる場所として牧場を作ることを優先し、多くの関心をいただく中で預かれる馬を増やしていく、環境をもっと改善していくという道を選びました。

 

この2年目。宿泊・食事、アクティビティ。早急に整備を進め、今大変な社会情勢の中、この情勢を乗り切った先に、本当に皆さんがワクワクする場所となれるよう今から動き続けます。

 

馬と人とが共存共栄できる牧場が描く未来に向かって、次なるチャレンジです。

 

どうぞ本年の、挑戦も何卒よろしくお願いいたします。