プロジェクト概要

 

 

私たちが自分や家族の健康について考えるとき、正しい情報を得ることは簡単ではありません。ネット上の誤った情報に基づき、重大な意思決定をしてしまう例も後を絶ちません。個人の価値観が多様化する中で、正しい知識に基づいて、自分なりの意思決定ができる社会を実現することが必要です。

 

私たちは、そうした課題を地域住民と医療者がともに解決する場所として「公民館」に着目しました。健康、子育て、介護等の身近な問題につき、正しい知識が得られ、相談ができ、住民間交流もできる「Co-Minkan」を創り、このモデルを広げます。誰もが「これでいいのだ」と自信を持って意思決定できる社会を目指し、クラウドファンディングに挑戦します。

 

 

 

 

 

 

 地域の皆で寄り添い支える場所を全国に

 

こんにちは!Co-Minkan(こうみんかん)普及実行委員会共同代表の横山太郎です。私は、横浜市内で緩和医として働いています。多くの患者さんやその家族と接し、もし親身に相談に乗ってくれる人が身近にいれば、病気を含め、その悩みはどんなに軽くなり、良い方に向かうことか…と日々感じています。

 

「今年のお祭りはどうする?」「おばあちゃんの物忘れが頻繁になってきたんだけど、どうしたらいいかな?」「子どものオムツが中々とれないの…」こんな誰かが抱える困りごとを、地域の人たちで解決する場が、かつての公民館でした。

 

「どうしよう」と困ったことを、気軽に相談でき、家族ではないけれど親身になって困っていることを聞いてくれる人や場所があったら、地域の繋がりは、より良くなるのではないでしょうか。その"きっかけ作り"は誰でも出来ます。

 

健康や子育て介護などの身近な問題を相談ができる住民間交流の場を。
まずは、たまり場となる現代版私設「こうみんかん"Co-Minkan"」を広めるためノウハウをまとめたハンドブックを作ります!

みなさんも私たちと、地域の相談の場〈まちの茶の間〉を広めていきませんか?

 

フルカラー30ページ程の充実した内容のものになる予定です!

 

 

 地域の人が集まれば、もっと楽しく暮らしやすくなる。
そんな思いをもった3人が集まり発起しました!

 

「Co-Minkan普及実行委員会」は、普段は病院、大学、デザイン事務所などで別々の仕事をしている3人が発起人となって立ち上がりました。

 

緩和ケア医である私は、多くの患者さんやその家族と接し、もう少し早く関われたら…思うことが多くあります。自分の体に違和感や少し気になる点があっても、「わざわざ病院に行くほどではないか」と特に相談できる人もおらず、そのままにしてしまう人も多いのです。そんな時、もし親身に相談に乗ってくれる人が身近にいれば、病気を含め、その悩みはどんなに軽くなり、良い方に向かうことか…と日々感じていました。

共同代表のコミュニティデザイナー兼、大学で講師の出野紀子は、親以外の大人に相談をのってもらう機会が減っており、親の意見に左右され自分で決断ができないまま、いつまでも誰かの指示を待っている状態になってしまう若者が増えていることに危機感を抱いていました。そこで地域の人と学生がつながり相談できる場があれば、学生が自分の将来を見つけやすくなるのではないかと考えるようになりました。

 

 

 

 

3人目の仲間、西上ありさも地域でコミュニティデザイナーの仕事をしています。住民、行政職員、医療関係者など立場の違いを超えて接するうちに、行政には公共空間や知見や人材、住民は、子育てを卒業してできた時間、介護や子育て経験、医療従事者はケアリングのスキルや病気とともに生きるためのノウハウなど、それぞれ、専門分野を超えて活用できる資源が豊富にあるのにも関わらず、活かす機会がないことに課題を感じていました。

地域には、子育てや介護などを経験した主婦の方や、長年一線で活躍し色々な経験をしてきたおじいさん、おばあさんが多くいます。同じコミュニティに暮らす様々な人たちが、出会い、対話し、素敵な解決策を生み出せる場をつくることが出来れば…

 

そしてそれは、地域に必ずある公民館という機能をうまく活かした、新たな「こうみんかん」なのではないか、と考えるようになったのです。


私たち3人はそれぞれ立場と現場は違います。違う現場にいながら「地域の人が集まればもっと楽しく暮らしやすくなるけれど、集まる場所と機会がない」という共通の課題があることに気付き、その対応策として、現代版私設「こうみんかん"Co-Minkan"」の設立を決めたのです。

 

【◀】西上【▲】横山【▶】出野
こうして異分野で働く3人のパワーがあわさり、「Co-Minkan」プロジェクトが開始しました!

 

 

  公民館を、地域の相談の場〈まちの茶の間〉にしよう!

 

みなさんは公民館と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。なんとなく町にあるけど選挙の時にしか行かない場所?・・・なんとなく、賑わいもなく寂しい印象があるのではないでしょうか。

 

そもそも「公民館」とは戦後に地域の人が集い、ともに学び、出会った人同士が結ばれて地域の課題を解決していくことを目指してつくられた日本独自の施設であり、長年その役割を果たしてきました。

 

公民館は、地域の人たちの交流の場、知恵の共有の場、一緒に町を盛り上げていくための大切な場所だったのです。全国に1万カ所以上ある公民館ですが、近年では生活スタイルや価値観の変化などによって、本来の意味で機能しなくなっている傾向があります。

しかし、「地域の人と人を繋ぎ、有機的な関係や活動を生み出す」という本来の公民館の機能は、現代においてこそ求められているものです。公民館を現代の生活スタイルや価値観に合わせることができれば、それはまさに「現代のまちの茶の間」として、そこに関わるたくさんの人が人生や暮らしをより豊かに、納得・満足のいくものにするはずなのです。


現在の日本は少子高齢化が進み、地域のつながり、信頼関係が薄く「いざ!」という時に地域に頼れる人がいないという人も少なくないと言います。

 

自分や家族が、何かに悩んだ時に「これでいいのだろうか…」ではなく「これでいいのだ!」と決断するためには、地域で協力や助言が出来る体制を整える必要があるのです。そんな地域の信頼関係を生み、育て、貯える場所に適切なのが「こうみんかん」なのです。

 

 

 

 「つどう」「まなぶ」「むすぶ」そんな地域が繋がる 
「こうみんかん」が今こそ必要なのです。

 

私たちは、地域の人たちが「つどう」「まなぶ」「むすぶ」ことの出来る、今後の社会に大きな貢献を果たす可能性を秘めた「こうみんかん」を始めてみたいと思う仲間を増やし、日本全国にこうみんかんを展開していくことを最終目標にしています。

 

そのために、私たちが軸になり、1年程度を目安にまずは1つモデルCo-Minkanを横浜市保土ヶ谷区内に創設し、試験的に運営していきたいと思います。「Co-Minkan」のモデルを神奈川県で作り、それを全国に広めて行きたいと思います。

 

女性や若者、高齢者など"一市民"が中心となって医療者と連携しながらコミュニティの中心となる公民館をつくり、健康や子育て、介護等に関する情報提供や支援を地域で行えるようにしていきたいと思います。

 

先日行った「青空Co-Minkan」の様子

 

 

 誰でも "私設こうみんかん" を始められる。
ガイドブックをつくり、〈地域の茶の間〉を全国へ…!

 

今回のプロジェクトでは、まずは "私設こうみんかん"を日本各地に増やしていくための第一歩として、誰でもその人にあった"こうみんかん"が始められるノウハウをたっぷり詰め込んだ「Co-Minkanハンドブックを」作成します。

 

旅に行く時にガイドブックを開くように、私たちの思いに共感していただき、地域の人たちで支えられる世の中にしたいと一歩を踏み出してくれる方が、一目みて、どんな費用がかかり、どのようなものが出来るのかわかる手引をつくります。

 

これさえあれば地域と関わりを持ちたい、おじいちゃんおばあちゃんや主婦の方、医療従事者など、誰でも "やりたいこと" が実践できるようになります。

 

▼ Co-Minkanハンドブックでできること

 

①Co-Minkanとは何かを知るいくつかのこと 
Co-Minkanが何かを知る手がかりを簡単に説明します。読者層は、男女年齢問わずに毎日の暮らしを楽しみたい人と想定しました。また、こうみんかんを開くことは自分の毎日の暮らしを楽しくすることである、と定義して制作します。

②どうやって毎日を楽しみたいかを考えるヒント
自分は毎日をどのように楽しくしていきたいかを、「やりたいことを実現して」「できることを活かして」「気になることを解消して」の3タイプから考えてもらいます。そのために考えるヒントとなることを提示します。

予算、人数、頻度別こうみんかんの作り方
自分がやってみたいことを持てる資源を使ってはじめるために、自分が使える予算や助けてくれる仲間の人数、開催頻度に合わせた方法を示します。まずは手始めに1回やってみる〜毎日継続してやるといった頻度に合わせ、考えるべき「開催のきっかけ」「開催内容」「予算」「空間」「集客の方法」「仲間集め」の6つについて、案を提示します。

④実際に開催するための空間デザイン事例
青空こうみんかん、お店や誰かの家を間借りしてやる、自宅、空き家・空き店舗、公共施設に分けて「楽しそう!」「行ってみたい!」と思われる空間のデザインを紹介します。

⑤毎日を楽しむためのヒント
実際に開催する場合に気をつけたい大事なヒントをいくつか紹介します。

 

 

青空公民館で配ったパンフレット

 

 

 地域みんなで支え集える"こうみんかん"が全国に広まるように。
そんな優しい世の中の一歩を踏み出したい!

 

最終的には、日本にある公民館の10%がCo-Minkanモデルをとれたら住民の当事者意識が向上し、自発的な相互学習がすすみ、予備知識が増え、どの情報が正しいかが分かるようになります。

 

家にある本を持ち寄って自慢してみたり、近所のおじいちゃんと昔の遊びで本気の勝負をしてみたり、家族に言いづらいことを相談したり、おしゃべりしたり。

 

特別なことではなく、誰でもできることです。

 

少しずつ顔なじみを増やして、少しずつ地域の繋がりを強くしていったら。

そんなCo-Minkanが増えていけば、日本は少しずつ、少しずつ、今より更に良い方向に進んでいくのではないでしょうか。

 

地域が本当の意味で支えられる世の中を私たちと一緒につくっていきませんか?

公民館を、地域の相談の場〈まちの茶の間〉に。
皆さまの温かい応援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

皆で手を取り合い、支えられる世の中に。

 

 

 Co-Minkan普及実行委員会のメンバーを紹介します!

 

横山太郎(医師)

元は抗がん剤の治験や臨床試験を行っていた腫瘍内科医で、現在は、病気によって生じる苦痛や困りごとに向き合う緩和医をしている。がん診療に携わる中、「これからどうしていくのか?」などの意思決定支援が重要になると感じた。そんな中で、終末期からでなく診断時から患者に関わり意思決定支援を行う「早期からの緩和ケア」の臨床試験を行い、厚生労働省科学研究班のなかでマニュアル作りにも関わった。しかし、医療者だけで意思決定支援を行うことは、超高齢社会であることから量的にも、また多くの患者さんは人生の先輩であることや、多様性があることから質的にも厳しいと考え、非医療者も交えた意思決定支援の構築が必要だと考えるようになり、社会活動を始めた。

 

■ 住民のニーズが高まっていることなどから支援が専門化している。一方で住民が抱えるニーズは複数となり複雑化している。 こんな状況だからこそ、支援する側もされる側も、自分のきょうみ分野だけでなく、生活するために必要なことも学べる環境が必要だと感じている。 そして、単身、独居、核家族と家族の単位は小さくなる中で、寛容性が求められる時代でもある。このような背景から、家族以外のかたとの交流がもてる場所も必要だとも感じている。 今回、私はすでに地域にある様々な活動の中に、医師という立場も忘れず市民として飛び込み、地域をつなげていければと思っています。

 

 

 

出野紀子(コミュニティデザイナー)
20代をイギリスで過ごし、2011年よりstudio-L参画。主な仕事は、コミュニティデザインの手法を使った住民参加による、地域福祉づくり、商店街の再生、地域づくりの担い手育成、インクルーシブデザインなどがある。2014年から東北芸術工科大学講師として次世代のコミュニティデザイナー育成に従事

 

 ■ 地域に出ると様々な人生を歩む人に出会い、人生にまつわるコトをたくさん話せます。いろんな人生を知って自分の人生の糧にできる場所がほしいなと思い始め「こうみんかん(Co-Minkan)」という方法を見つけました。あなたのまちにも、多様な人生が集まる場所をつくってみませんか?

 

 

 

西上ありさ(コミュニティデザイナー)

 早稲田大学公共経営大学院修了。2005年よりstudio-L参画。2007年から2012年にかけて海士町のまちづくりに携わる。主な仕事はコミュニティデザインの手法を使った住民参加による総合計画の策定、地域の特産品開発・ブランディング、集落診断・集落支援、病院づくり、美術館づくり、地域包括ケアの実践などがある。

 

いまよりもっと楽しく暮らしたい。そう考えたとき、「こうみんかん(Co-minkan)」という古くて新しい方法を見つけました。ここには、毎日の暮らしを楽しむためのアイデアがぎっしり詰まっています。あなたのまちにも「こうみんかん」いかがですか?

 

 

 

 

 支援金の使途内訳

 

・ユニットデザイン費 800,000円

・編集・構成・カタログデザイン費 500,000円

・翻訳費用 300,000円

・印刷費用 1,000,000円

・研修プログラム 400,000円

 

計:3,000,000円のうち2,000,000円集める

 

 

 


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