このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています

【クスリ早見帖マンスリーサポーター募集】市販薬の教育・研究を支援!

【クスリ早見帖マンスリーサポーター募集】市販薬の教育・研究を支援!
このプロジェクトでは無期限で寄付を募集しています。「毎月」のコースで支援した場合、すでに完了した決済をキャンセルすることはできませんが、将来の決済を解約することができます。

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プロジェクト本文

▼団体の紹介

 

 平 憲二(ヒラ ケンジ)と申します。内科医です。

 

 2014年から市販薬データ集「クスリ早見帖」を医療現場に無償提供する活動を続けています。

 

 クスリ早見帖は、病院の外来など医療現場で、患者さんの使った市販薬の成分を確認するための小冊子です。患者さんと医療従事者の間のコミュニケーションを円滑にするための、診療支援ツールとして開発いたしました。

 

 

 

 

 

 活動拠点はプラメドプラスという京都市の会社で、元々は医療の学術研究の支援を目的とした調査事業を担う法人なのですが、クスリ早見帖をはじめとする市販薬情報提供事業や市販薬の適正使用に向けた活動(メディア寄稿、医学系学会での講演活動、薬学部学生や研修医向けに講義)にも、積極的に取り組んでいます。

 

 【yomiDr.[読売新聞社] 】Dr.ヒラの「知って安心 市販薬の話」

 

【プラメドプラスHP】プレゼンテーション・メディア掲載の実績一覧

 

 

 

  市販薬情報提供事業としては、紙媒体のクスリ早見帖シリーズと、WEBサイトの市販薬アップデート漢方薬アップデートがあります。中でも、クスリ早見帖シリーズの歴史が最も長く、最近は年1冊のペースで新作を発表し、2022年には節目となる10号にまで到達しました。 

 

 

 

 そんな中、2020年からコロナ禍となってしまい、過去にないレベルで市販薬が注目されるようになりました。

 

 市販薬の急激な需要の高まりによる在庫不足のニュースや、市販薬の過剰摂取や乱用(濫用)、オーバードーズ等による事件のニュースを、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

 特に市販薬の過剰摂取や乱用(濫用)、オーバードーズ等については、社会問題といっても過言ではない状況となっており、2022年1月27日放送のNHKの番組でも実際のケースをもとに詳しく紹介されました。

 

【NHKクローズアップ現代プラス】コロナ禍で広がる市販薬の過剰摂取

 

 

 上記のように、たいへん憂慮する状況なのですが、市販薬の過剰摂取や乱用(濫用)、オーバードーズ等は、コロナ禍により発生した新しい問題というわけではありません。1900年代後半には、すでに警鐘が鳴らされていました。

 

 日本の市販薬(OTC薬や大衆薬、一般用医薬品とも呼ばれます)には、海外では使われなくなって久しい、古いタイプの催眠鎮静薬が使われていたり、脳に影響を与える薬から構成される独特な配合パターンの製品の存在が数多くあることが、背景にあります。

 

【日本中毒学会機関紙「中毒研究」34巻1号 - 2021年3月号】特集:OTC薬に潜む危険

 

 

 そのため、市販薬を用法・用量を守り正しく適正に使っていない場合などでは、大きな危険を招いてしまうことのあることが、救急医や薬物依存症の専門医(精神科医)からも繰り返し指摘されてきました。

 

 そして、厚生労働省も「濫用等のおそれのある医薬品」として注意喚起し続けていますが、なかなか解決には至っていません。

 

【厚生労働省】一般用医薬品の「濫用等のおそれのある医薬品」の範囲見直しについて

 

 

 一方、知り合いの医学部や薬学部の先生方にインタビューをしたところ、市販薬の教育については、教育を担うことができる教官やノウハウの蓄積も十分とはいえず、今後、普及させていく必要があるとの声もありました。

 

 そこで、現在の社会の急激な変化の中、現状を鑑みますと、今後は可及的速やかに市販薬の教育や研究にも注力する必要があると考えるに至り、本プロジェクトを企画することにしました。

 

 そして、最終的には市販薬の適正使用に向けた仕組み作り、基盤づくりに貢献していきたいと思っております。本プロジェクトを応援したい、いっしょに本プロジェクトを育てていきたいという皆さま、是非とも本サイトを最後までお読みください。

 

 そして、本プロジェクトの趣旨と、これから実行していこうとする内容について、ご賛同いただけましたら、是非ともマンスリーサポーターになることをご検討ください。

 

 資金のご支援だけでなく、SNSを使っての呼びかけや、本プロジェクトへの参加など、継続的に応援いただける仲間を必要としております。

 

 皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

▼活動内容の紹介

 

   これまで、病院や診療所、薬局、保健所に市販薬データ集「クスリ早見帖」を無償提供する活動を中心に継続してきましたが、2018年から、その活動の財源にクラウドファンディングを採用し、多くの皆さまからのご支援のもと、全案件を成立に導くことができました。ご支援いただきました皆さま、有難うございました。

 

 ※クラウドファンディング実績:2018年版/2019年版 /2020年版 /2021年版 /2022年版

 

 

 私どもの活動は、元々「医療現場」のための活動としてスタートしたのですが、クラウドファンディングの実施を通し、医学部や薬学部の大学教官の先生とも交流を持つ機会も増え、市販薬のことを学生に教える「教育現場」や、学術研究を行う「研究現場」でも、市販薬情報を必要としていることを具体的に知ることができました。

 

 そして、2018年から市販薬データ集「クスリ早見帖」を、

 

    22の大学薬学部に 計9,400冊

    9つの医学系学会に 計16,800冊

 

を無償提供し、一部の薬学部での教育現場や医学系学会の場において、ご活用いただく機会を設けることができました。

 

 この経験を通し、これからも継続的に教育や研究の現場にも、市販薬情報の提供活動を継続していきたいと考えるようになりました。市販薬においては、毎年、数多くの新製品が登場しますし、昔から使われる医薬品においても医学の新たな知見に照らし合わせながら、アップデートしていく必要があるからです。

 

 そのためには、継続するための財務基盤が必須であるため、この度、継続型のクラウドファンディングにチャレンジすることにいたしました。

 

 

▼今回の資金の使いみち

 

 本プロジェクトにご支援いただいた資金は、市販薬の教育担当の大学教員と、市販薬の関連する領域の研究者や学会事務局に、市販薬情報を届けるための資金として、優先的に使わせていただきます。そして、余力があれば、市販薬関連の新規プロダクトを制作する資金にも使わせていただきたいと存じます。

 

 資金の使いみちは、主に以下の通りです。

 

1. 無償提供(印刷物)にかかる費用

2. 新規プロダクトにかかる費用  

3. 支援者様への謝礼品にかかる費用  

4. 送付費用(封筒などのパーツ費、郵送料)  

5. 固定費(人件費/備品/消耗品費)      

 

 1の印刷物については、下記を予定しております。

 

【教育】

・大学教員 [条件:市販薬に関する教育を担当する教員]

  → クスリ早見帖ブック

・大学学生 [条件:市販薬教育を受ける学生、教員経由]

  → クスリ早見帖2022版(最新の年間版)

 

 また、これまでにニーズを調べたことはないのですが、研修医など若手医療従事者の教育目的でのご要望があれば、出来るだけ対応できるようにいたします。

 

【研究】

・医療機関/研究機関の研究者 [条件:市販薬情報を必要とする研究者]

  → 研究の支援事業(研究内容によって各種冊子やデータ)    

・医学系/薬学系学会の事務局 [条件:学会会員に配布いただける場合]

  → クスリ早見帖2022版(最新の年間版)

 

 

 2の新規プロダクトの案については、現時点(2022年夏)では下記を考えています。

 

【市販薬関連の新規プロダクト案】

A. クスリ早見帖シール(おくすり手帳向けシール用画像ファイル)の開発

B. クスリ早見帖リーフ(ポケットアルバムに入れて利用できるA6サイズ)の開発

C. 日本語入力IMEの市販薬辞書の開発(電子カルテ入力支援)  

D. 市販薬の成分ライブラリの作成・維持の仕組み

E. 成分別の文献ライブラリの作成・維持の仕組み

F. (未着手)クスリ早見帖WEBの開発

G. (未着手)クスリ早見帖アプリの開発

H. (未着手)薬歴インタビューツールの開発(候補案:対話ロボット等)    

 

 これらは、過去のクラウドファインディングでの交流の中で、必要ではないかと考えられたアイデアをベースにしています。教育・研究における実際のニーズに合わせて、ひとつづつ丁寧に完成させていきたいと思います。

 

 そして、こちらはプロジェクトの進行の中で、修正を繰り返すことが予想されますので、最低でも年2回は、活動報告の中で最新の情報に更新し、非公開の情報を含めお伝えいたします。

 

 さらに、マンスリーサポーターの皆さまには、一部の開発品を謝礼品としてもご提供していきたいと思っておりますので、適時、新着情報や個人宛てメッセージにて、ご連絡させていただきます。

 

 

 なお、新規プロジェクト案のA・B・Cについては、すでに開発を進めておりますので、簡単にご紹介します。

 

 

 上の写真は、A. クスリ早見帖シール(おくすり手帳向けシール用画像ファイル)です。

 

 市販薬の研究活動においては、患者さんの服用した市販薬製品の確認がはじめの一歩となるため、生活者の皆さんには、普段から市販薬情報を記録いただきたいという願いがあります。

 

 クスリ早見帖シールは「紙のお薬手帳」への記録を促すツールです。外来では、スマホで説明さる方もおられるのですが、「紙のお薬手帳」を活用されている方もかなり多いため、開発に着手しました。

 

 テスト版ではあるのですが、WEBサイト「市販薬アップデート」からシールデータにアクセスできますので、ご関心がございましたら、市販薬アップデートをご覧ください。

 

 

 

 

 上の写真は、B. クスリ早見帖リーフ(ポケットアルバムに入れて利用できるA6サイズ)です。

 

 白衣のポケット用のツールで、ポケットアルバム化して携帯しやすくなります。書籍とは違い、不要なデータをはずすことができますので、よりコンパクトに携帯できる点が特長といえます。

 

 薬学部での薬局・ドラッグストアでの実習や、入院中の患者さんのベッドサイドで製品の確認を容易にするためのツールにもなり、臨床研究にも有用ではないかと考え開発しています。新製品のデータも、ささっと追加できる点が、書籍との差別化になります。

 

 

 

 

 

 上の2枚の写真は、C. 日本語入力IMEの市販薬辞書開発(電子カルテ入力支援)です。

 

 市販薬には複数の成分を含む製品が多いため、電子カルテや薬歴システムに入力する手間はかなり大きいです。その手間を簡単にすることを目指し、市販薬辞書の開発をすすめています。

 

 

▼最後に

 

 本プロジェクトは、市販薬の情報提供活動において、「医療現場」だけでなく、「教育現場」や「研究現場」のニーズにも対応していくための、新しい取り組みとなります。

 

 今はまだ、一部の「現場」にしか情報提供できておらず、発展途上の活動ではあるのですが、継続的かつ安定的にその仕組みを改善し、維持できるよう尽力していく所存です。

 

 末永く応援いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

<留意事項>
・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。(リンク
・本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援は出来兼ねますのでご了承ください。
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。(リンク
・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。(リンク
・コースを途中で変更することはできません。お手数をおかけしますが、一度支援を解約していただき、ご希望のコースに改めてご支援ください。支援の解約方法は、こちらをご覧ください。(リンク
・ ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

寄付金が充てられる事業活動の責任者:
平 憲二(株式会社プラメドプラス)
団体の活動開始年月日:
2014年1月24日
団体の法人設立年月日:
2013年5月15日
団体の役職員数:
2~4人

活動実績の概要

2014年から病院などの医療現場を中心に、市販薬データ集「クスリ早見帖」を無償提供する活動を続けています。最近は年1冊のペースで新作を発表し、2022年には節目となる10号にまで到達しました。財源については2018年からクラウドファンディングを採用し、これまですべて成功し、活動を継続しています。

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プロフィール

 京都の内科医です。病院・診療所・薬局向けの市販薬データ集『クスリ早見帖』シリーズのプロジェクトを中心に活動しています。  1966年、宮崎県生まれ。総合内科専門医。株式会社プラメドプラス代表取締役。91年、宮崎医科大学(現・宮崎大学医学部)卒。2001年、京都大学大学院医学研究科博士課程内科系専攻修了(臨床疫学)。03年、京都大学病院総合診療科助手。05年に株式会社プラメド、13年に同プラメドプラス設立。著書に「クスリ早見帖ブック 市販薬730」(南山堂)、「クスリ早見帖副読本 医師が教える市販薬の選び方」(PHP研究所)、「クスリ早見帖ポッケ かぜ・解熱鎮痛・咳止め・鼻炎の市販薬」(大垣書店)。

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コース

1,000円 / 月

毎月

毎月応援Aコース

毎月応援Aコース

■感謝状(初回郵送分のみ)
■活動報告書(年2回郵送)
■郵送謝礼品(クスリ早見帖/年4回)

 2023年から市販薬データ集「クスリ早見帖」を年刊誌から季刊誌にすることにいたしました。郵送による謝礼品として、春夏秋冬の発行ごとにクスリ早見帖の最新号を各1冊郵送させていただきます。 春夏秋冬の各号の内容については、本サイトの「活動報告」にて事前にご案内いたします。

3,000円 / 月

毎月

毎月応援Bコース

毎月応援Bコース

■感謝状(初回郵送分のみ)
■活動報告書(年2回郵送)
■郵送謝礼品(クスリ早見帖/年4回)

 2023年から市販薬データ集「クスリ早見帖」を年刊誌から季刊誌にすることにいたしました。郵送による謝礼品として、春夏秋冬の発行ごとにクスリ早見帖の最新号を各3冊郵送させていただきます。 春夏秋冬の各号の内容については、本サイトの「活動報告」にて事前にご案内いたします。

5,000円 / 月

毎月

毎月応援Cコース

毎月応援Cコース

■感謝状(初回郵送分のみ)
■活動報告書(年2回郵送)
■郵送謝礼品(クスリ早見帖/年4回)

 2023年から市販薬データ集「クスリ早見帖」を年刊誌から季刊誌にすることにいたしました。郵送による謝礼品として、春夏秋冬の発行ごとにクスリ早見帖の最新号を各5冊郵送させていただきます。 春夏秋冬の各号の内容については、本サイトの「活動報告」にて事前にご案内いたします。

10,000円 / 月

毎月

毎月応援Dコース

毎月応援Dコース

■感謝状(初回郵送分のみ)
■活動報告書(年2回郵送)
■郵送謝礼品(クスリ早見帖/年4回)

 2023年から市販薬データ集「クスリ早見帖」を年刊誌から季刊誌にすることにいたしました。郵送による謝礼品として、春夏秋冬の発行ごとにクスリ早見帖の最新号を各5冊郵送させていただきますが、5冊以上のご希望にも対応させていただきます(上限50冊)。 春夏秋冬の各号の内容については、本サイトの「活動報告」にて事前にご案内いたします。

プロフィール

 京都の内科医です。病院・診療所・薬局向けの市販薬データ集『クスリ早見帖』シリーズのプロジェクトを中心に活動しています。  1966年、宮崎県生まれ。総合内科専門医。株式会社プラメドプラス代表取締役。91年、宮崎医科大学(現・宮崎大学医学部)卒。2001年、京都大学大学院医学研究科博士課程内科系専攻修了(臨床疫学)。03年、京都大学病院総合診療科助手。05年に株式会社プラメド、13年に同プラメドプラス設立。著書に「クスリ早見帖ブック 市販薬730」(南山堂)、「クスリ早見帖副読本 医師が教える市販薬の選び方」(PHP研究所)、「クスリ早見帖ポッケ かぜ・解熱鎮痛・咳止め・鼻炎の市販薬」(大垣書店)。

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