このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています

制度化に取り残された障害児の為の施設訪問アドボカシー活動

制度化に取り残された障害児の為の施設訪問アドボカシー活動
このプロジェクトでは無期限で寄付を募集しています。「毎月」のコースで支援した場合、すでに完了した決済をキャンセルすることはできませんが、将来の決済を解約することができます。

マンスリーサポーター総計

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プロジェクト本文

はじめに

 

 ページをご覧いただきありがとうございます。

 

 継続寄付担当の林野です。

今回皆様のあたたかいご支援を賜りたい内容を述べる前に、当団体の活動内容である子どもアドボカシーについてご説明させて頂きます。

 

 子どもアドボカシーとは、子どもと出会い、日常の様々な困りごとや、将来の事など、気持ちを聴きます。グループで話を聴くこともあれば、個別で聴くこともあります。内容によっては、子どもが望めば、必要なところに届ける活動です。

 

ここで1つ、このページをご覧頂いてる皆様に問いかけさせて頂きます。

 

もしあなたの知らないところで、あなたの人生や進路が勝手に決められ、

自分自身の権利を保障されていない場所で生活することになりそれに従うしかない状況であるならば、

あなたならばどう思いますか?

 

恐らく多くの人が不快な気持ちを持たれたり感じられたかと思います。

皆様の中には自分自身の人生や進路を自分の意志で決められた方もおられると思います。

 

ですが、社会的養護下にある子どもたちの多くは子どもたちの人生や進路を周りのおとなの良かれで決められ、子どもたち自身が理解できないままに従わざるを得ない現状があります。

 

私たち子どもアドボカシーセンターOSAKAはそんな社会的養護下にある子どもたちの現状を変えるべく、子どもたちの思いや意見といった声を聴き、子どもが望めばその声がおとなや社会に届くように支援をしています。

 

▼子どもアドボカシー活動に関わる行政の動き

 

また近年子どもアドボカシー活動は行政から注目されており、児童福祉法の改正によって2024年から「児童の意見聴取等の仕組みの整備」が実施されます。これによって、児童養護施設や一時保護施設の子どもたちへの措置を検討する際、子どもの意見を聞くことが盛り込まれました。

これに伴い、子どもアドボカシーセンターOSAKAの活動にも現在児童養護施設やファミリーホームや里親家庭を対象とした子どもアドボカシー活動には国のモデル事業として予算が付いています。

 

▼解決したい社会課題&その取り組み

 

 当団体では、2017年ごろから障害児施設に対しての施設訪問アドボカシー活動を行っています。

その時に害児たちの声が権利擁護の観点において十分に保障されていない状況にあることを目の当たりにしました。   

 具体的に子どもたちから上がった声を幾つか例に挙げると

 

・施設で生活することについて、自分たちが理解できるように説明がされていない。

・自分の思いや言い分、本心を無視して物事を施設の職員が判断してくる。

・自分の意思よりも施設の職員の意見で自分たちのことが決まってしまう。

 

また、実際に障害児施設を訪問し子どもたちの様子を見て私たちが感じたのは、

 

・子どもたちのプライバシーが守られる場所が皆無に等しい。

・ほとんどの子どもたちが外出したくても、自由に外出できないことから社会についての情報が乏しい。

・日々の生活の小さな選択(食事は何を食べたいか、休日はどう過ごしたいか等)さえも全くできない生活を何年も過ごすことで人生を左右する大きな選択の時に自分の意思で選択することができない。

 

 子どもたちが持つ意見表明権はすべての子どもたちに平等に与えられている権利です。障害児たちも例外ではありません。

それにも関わらず、障害児施設は2024年から実施される「児童の意見聴取等の仕組みの整備」の対象外であり、制度化から取り残されているのが現状です。

しかしながら、私たちは障害児施設で生活している子どもたちの権利擁護の必要性を強く感じている為、障害児施設での訪問アドボカシー活動については資金の無い問題を抱えながらも私たちは活動を続けています。その甲斐あってか子どもたちが声を上げることが多くなりました。

 

継続寄付で皆様から頂いたご支援は団体の活動費として使わせて頂きます。

主な使い道として 「外出」の為の費用等に使わせて頂きます。

子どもたちとの外出では一緒に買い物をしたり、電車に乗ったり、おやつを食べたりすることで、子どもたちは自分の意思で選択をし、「こうしたい」「これはいやだ」といった声を上げる経験を得ることができます。このような小さな経験を積み重ねることによって自分の人生の選択というような大きな選択の際に、自分の意思で選択できる力を手に入れられることを望みます。

どうか皆様のあたたかいご支援をよろしくお願いします。

 

         

 

 

 

<留意事項>
・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。(リンク
・本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援は出来兼ねますのでご了承ください。
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。(リンク
・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。(リンク
・コースを途中で変更することはできません。お手数をおかけしますが、一度支援を解約していただき、ご希望のコースに改めてご支援ください。支援の解約方法は、こちらをご覧ください。(リンク
・ ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

寄付金が充てられる事業活動の責任者:
奥村仁美(NPO法人子どもアドボカシーセンターOSAKA)
団体の活動開始年月日:
2020年4月1日
団体の法人設立年月日:
2020年6月3日
団体の役職員数:
50〜99人

活動実績の概要

施設訪問アドボカシー事業 子どもの居る場所に行って、子どもの声を聴く 現在、児童養護、障害児の施設を訪問して子どもと出会い、日常の様々な困りごとや、将来の事など、気持ちを聴いています。グループで話を聴くこともあれば、個別で聴くこともあります。内容によっては、子どもが望めば、必要なところに届けます。 独立アドボケイト養成講座 子どもアドボカシーができるように学びあう 子どもアドボカシーに関する基礎的なことから、実践までを学びます。当団体の施設訪問アドボカシーの実践を活かし、施設や地域で子どもの声を聴くおとなの仲間を増やします。 子どもアドボカシー研究事業 子どもの声を聴いたり、まわりのおとなに届けたりするために何ができるか話し合う 概ね月に一回、学習会を開催しています。研究者からのをSV受けてアドボカシーの質を高めています。

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プロフィール

2011年11月イギリスのアドボカシー研究者ジェーン・ダリンプルさんと実践者ヒラリー・ホーランさんに学ぶ。 子どもの声聴き、社会に届けることをライフワークとし、子ども・子育て支援の活動に関わる。 2016年7月地域子どもアドボケイト養成講座受講・修了。 2017年より、子どもアドボケイトとして、施設訪問アドボカシーを開始。 子どもの権利を子どもから学ぶ日々です。

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2011年11月イギリスのアドボカシー研究者ジェーン・ダリンプルさんと実践者ヒラリー・ホーランさんに学ぶ。 子どもの声聴き、社会に届けることをライフワークとし、子ども・子育て支援の活動に関わる。 2016年7月地域子どもアドボケイト養成講座受講・修了。 2017年より、子どもアドボケイトとして、施設訪問アドボカシーを開始。 子どもの権利を子どもから学ぶ日々です。

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