プロジェクト概要

 

 

競走馬の現実

毎年、競馬の舞台から引退し、乗用馬へ転用された馬は全体の42%で2700頭程。

残りの58%の馬達は行方がわからなくなっています。

 

課題は一言では言えませんが、今、JRA様はじめそういった行方のわからなくなる馬を減らそうと、仕組みを整えていらっしゃいます。しかし、そもそも引退馬の数に対して受け入れる先がないことがひとつの問題としてあります。

 

健康に、長く馬たちを引き受けられる引退馬用の牧場をつくり、預託として引き受けるだけではなく、行き場のない馬たちも長く守っていけるような活動が不可欠だと考えています。

ヴェルサイユリゾートファーム

 

 

 

【5月22日更新】

引退馬牧場の再整備のこれまでと、彼らへの想い はこちら!

 

 

夢をくれた競走馬の、引退後の余生を守りたい。

 

はじめまして、北海道の馬産地、日高町で競走馬の生産・育成をしているヴェルサイユファーム(旧:三城牧場)の岩崎崇文です。

 

当牧場は現在、オーナー様からお預かりしている馬も含めて約40頭の繁殖牝馬と15頭の仔馬たちのお世話をし、12頭の引退馬も預かっています。

 

▲生産牧場で元気に運動する仔馬たち

 

当牧場生産の現役馬には、ライジングリーズン(17’フェアリーS)、ミスパンテール(18’阪神牝馬S 他)などが活躍しています。引退馬ではローズキングダム(10’ジャパンC 他)やタイキシャトル、メイショウドトウをはじめ、多くの馬たちを託していただいています。

 

しかし引退馬用の厩舎が、ここ数件の地震や台風などで損傷し、安心して馬たちが暮らすには再整備が必要な状況になってしまいました。

 

厩舎の建て替えは、一つ目が16馬房の厩舎で総額2500万ほど。もう一つが14馬房の厩舎でも2000万円以上かかります。今回は、16馬房の厩舎の建て替えの一部費用をご協力いただきたくクラウドファンディングに挑戦いたしました。

 

引退馬たちが安心して過ごし、皆様との交流もできる様な施設に今後作り上げていきたいと考えていますので、どうぞご支援・応援のほどよろしくお願いします。

 

▲馬たちにとってよりよい環境を。

 

 

馬と触れ合う機会が多かったこれまで。何もしてあげられなかった。

 

私たちは、生産牧場なので誕生から育成場に送り出す所までの期間管理をします。

 

レースに出場する馬は、多くの牧場で生産される馬たちのうち一握りです。そのため、誕生から携わった子がレースに出てくれ、頑張っている姿を見ることもやりがいの一つです。※もちろん、実際に間近で見る機会はあまりできずテレビ画面を通してですが。

 

その中でも重賞レースに出てくれることは滅多になく、北海道に来て最初に携わった子が今では、ミスパンテール、ライジングリーズンの二頭として、重賞レースに出ており、優勝までして、いまでも現役で走り続けていることが本当に思い出深くやっていてよかったと感じる瞬間です。

 

▲多くの馬を生産しています。

 

一方で今の仕事をする前、私は学生の頃から乗馬をして馬に慣れ親しみ、地方競馬で厩務員の経験をし、現役競走馬・元競走馬に騎乗する機会もありました。

 

引退馬への想いを持つようになったのは、私が乗馬を始めた高校生の時が最初でした。千葉県の乗馬クラブで乗り始めた子は、現役時代タテヤマアラシ(95'姫路特別)という引退馬でした。

 

屈腱炎 くっけんえん を持った子でしたが、週末に練習・試合で乗り、毎回シャンプーリンスを全身にしていくうちに、障害飛越の競技で私が間違えても馬が助けくれ、手をかけてあげれば人間を信頼してくれる馬たちを肌で感じ、こんな馬たちのように第二の余生の道をどうにかつくりたい思うようになりました。

 

また、現在生産牧場をしており、種付けから出産、中期育成をやっている中で、馬は人を信頼すると性格や行動が変わることを身に感じています。

 

▲人を信頼し息を合わせられる馬たち

 

 

北海道の広大な大地で、馬たちがイキイキと過ごせる環境を。

 

前述のとおり私たちは繁殖牝馬を扱っています。生産牧場では病気への気配りは常に行なっています。特に、馬鼻肺炎(別名、流産病)と呼ばれる病気は、治療法が確立しておらず、予防は徹底した衛生対策になります。最悪の場合、流産や仔馬の死に直結する恐ろしい病気です。

 

そのため生産牧場と、引退馬たちの牧場は3kmほど離れた場所につくり、引退馬たちにとっても、のびのびと運動できる牧草地の整備や、厩舎の整備を進めてきました。

 

しかし、昨年から続く地震や台風被害などで、2つあった厩舎のうち1つは使えない状態に、またもう一つもリフォームが必要(ほぼ建て替え)な状態になってしまいました。

 

▲建て替え定厩舎 外観1
▲建て替え予定厩舎 外観2
▲建て替え予定厩舎 被災の様子
▲建て替え予定厩舎 内観

 

今回のクラウドファンディングでは、第一目標として厩舎の建て替えのため挑戦いたします!少しでも引退馬達が健康的に余生を過ごせる牧場を創りあげたいと考えております。

 

 

▲リフォーム予定厩舎 完成イメージ
▲多くの引退馬たちの家になります。

 

 

理想の引退馬牧場へ向けて

 

引退馬たちが、健康にそして安全に過ごすためには、まだまだ整えていこうと考えている施設があります!

 

のびのびと過ごすための放牧地の面積は、約7ヘクタール(東京ドーム約1.5個分)で、牧場の総敷地面積は11ヘクタール(東京ドーム約2.3個分程)あります。放牧地の中には急な天候変化でも避難できるシェルターも設置いたしました。

 

生産牧場では、シェルターも一般的な設備となってきていますが、引退馬牧場での設備としてはまだあまりないかと思います。広い土地は多頭放牧が可能で、集団動物である馬、本来の生活を送る事ができる環境となっています。

 

また草食動物なので、放牧地の牧草にこだわり、毎年種を蒔くための追藩機(ついはんき)を導入しました。北海道の季節柄、草が生えている期間が限られるため、寒さに強い品種から暑さに強い品種を混ぜ、なるべく長い期間牧草を食べられるように工夫をしています。

 

 

一方で、運動用の馬場と厩舎はこれからの整備です。

 

厩舎のひとつ目は、2019年10月31日までに建て替えを行います。

 

16馬房用意でき見学者様用のトイレも設置します。また、16馬房のうち8つは預託馬を受け入れ、残り8つは行き場の無くなってしまっている馬たちを引き受けます。

 

預託馬を受け入れさせていただくことで、行き場のない馬たちも元気に長く過ごし続けられる牧場として運営していきたいと考えています。

 

 

今後の牧場整備の進め方としては、厩舎の建て替えののち、洗い場の整備・屋内馬場の整備を行い、その後、2つ目の厩舎も建て替えを行っていきます。

 

皆様からいただいたご支援は、すべて行き場のない馬たちを引き受けるために使用させていただき、2つ目の厩舎まで考えれば総額5000万円近くかかってくる差額は、私たちの資金で実施していきます。

 

▲洗い場も扉が台風で飛んでしまったので修繕が必要。
▲屋内馬場 外観
▲リフォームイメージ

 

 

引退後も、たくさんの人の楽しみになれるよう...健康に触れ合えるファームを!

 

厩舎を含めて牧場を整えていくことで、いま預託馬・預託ではない馬とおよそ半分ずつの引き受け状態ですが、引き取り手がいない馬たちも一頭でも多く受け入れていける体制を作っていきたいと考えています。

 

ファンの方々にたくさん会いに来ていただき「引退後、あの馬はどこに行ったんだろう?」ということを減らしていき、馬たちも、人たちもみんなが幸せな関係を築いていけるよう、これからも頑張っていきます!

皆様のご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

 

▲余生を安心して過ごしてもらうように。

 

 

実行者紹介

 

岩崎崇文 ヴェルサイユリゾートファーム 代表

 

東京都出身

小学2年〜中学3年 兵庫県明石市 明石乗馬協会で乗馬を習う。

関東国際高等学校 馬術部所属 東関東ホースパークで自馬を持ち千葉国体などに出場

東海大学 政治経済学部 経営学科

外車メーカーに内定を受けるも、牧場を続けて欲しいという遺言で急遽牧場を引き継ぐ。

振り返れば小さい頃から馬と縁があり、今でも馬を扱う仕事をしていることは、当初は想像もつきませんでした。

 

これまで馬を通して知り合った方々との交流があり、馬が人を繋げてくれているという事を実感しています。これからは、そんな馬達を私たちが支え合っていけるように活動していきたいと考えています。

 

 

返礼品のご案内

 

リターンのご紹介です!たくさんの方々に、実際に引退馬たちが元気に過ごしている姿を見ていただき、触れ合っていただきたいと思っています!オリジナルグッズなどもご用意いたしましたので、ぜひこの機会にご参加ください!!

 

▶︎リターンの早見表についてはこちら◀︎

 


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