医ケア児ママのカフェを建てたい！資材・燃料費高騰につき緊急のお願い

あばプロ事務局・加藤です。

 

クラファン、残り３日です。

 

昨日とはうって変わり肌寒い仙台ですが、あばプロ事務局はラストスパートに燃えています。すべてのご支援者様に深く感謝しています。

 

『カウントダウン・コメントリレー』本日のランナーは阿部美穂さん。

デイサービスの指導員・生活支援員として、熱心に医ケアのある子供たちのお世話をしておられます。ファミリーの問題や葛藤を知りながらも、基本的に制度の中でのお付き合い、という状態にもどかしさを感じることもあったとか。そんな阿部さんは、水を得た魚のように、生き生きとプロジェクトの活動に忙しくしておられました。

『私、わくわくするんです！』と目を輝かせておられた阿部さん。

 

プロジェクトの先行事例『石巻やっぺすさん』とつながれたのは、阿部さんの熱心なアプローチのおかげです！

 

コメントをご紹介します。

たくさんの皆さんのご支援に感謝しかない事務局のアベです。

最近こんな質問をよく受けます。

 

「仙台あばいんプロジェクトのロゴマークはなんで目なの？」

ロゴマークの目は、『見えていますか私たち？』と問いかけています。

ある医ケア児のお母さんが以前、心に残る話をしてくださいました。

 

お子さんが高校生になる頃、小学生の同級生と集まる機会があったそうです。

会場に入ると同級生の待つ場所へは階段をいくつか上がらなくてはならず、どうしようか、と考えていると、同級生数人がお子さんの名前を呼び、肩をトントン！「久しぶり〜元気だった？」と明るく声をかけてきたそうです。

そして「手伝います！どうすればいいですか？」と、バギーに乗る子の安全な移動の仕方をお母さんに尋ね、みんなで階段を上がり、共に多くの友人の待つ会場へと向かったそうです。

 

同級生が懐かしく駆け寄り、一緒に行こうと誘い、困っているお母さんにすぐさま手を貸す様子が伝わり胸が熱くなりました。

 

若い彼らには必要なことが見えていました。

医療的ケア児の存在と友情が、健常児の福祉の心を育てていました。

お母さんが戸惑い悩みながら切り開いた道は、手を差し伸べることのできる若者が歩く道へとつながりました。

 

未来は『見えていますか？』から『見えています！』に変わり、医ケア児と共にいるのがあたり前のことになると私は思っています。

 

今回のクラウドファンディングでこんなにもご支援くださる多くの皆様がいると知り、医ケア児の暮らすさまざまな地域の頑張り過ぎているお母さんに、手を差し伸べる人が広がる未来もそう遠くはないと思いました。

 

医ケア児ママの働くカフェで、健常のお子さんと医ケアのお子さんが笑顔で交流する。そんな日常が、クラウドファンディングで実現します。

あと３日、皆さん最後までお付き合いください！

 

（写真：仙台あばいんプロジェクトのポスターと、ポスターモデルになって頂いた医ケア児ママ。ロゴの中に目のデザイン、『見えていますか？』とこちらを見ています。ポスターモデルになって頂いた医ケア児ママも、こちらを見つめています）

 

阿部美穂さんのコメントを紹介いたしました。明日のランナーは、プロジェクト責任者、SWCあいの実専務理事の久保潤一郎さんです。ではバトンを久保さんに渡します。（2023/03/12あばプロ事務局加藤）