おはようございます、ザンビア駐在員の森長です。

南半球にあるザンビアは、すっかり暑くなって夏になってきました。

 

赤い花をつけるカエンボク(火焔木)が鮮やかに咲く時期です。

 

 

初回投稿で、「途上国」ザンビアでも、日本などの「先進国」と変わらない「日常」「幸せ」があり、現地で働く人や携わる人のそれらに焦点をあてて、どうこのスピルリナ・プロジェクトを達成していくか、ということを紹介していきたいと書きました。

 

>スピルリナの地産地消で援助から自立した栄養改善を目指します!

 

しかし今回は、まずその先駆けとして、なぜ私がこの事業に、想いを、魂を込めているかというところを紹介したいと思います。(さっそく焦点がずれてしまいすみません)

 

きっかけ

 

「国際協力」「国際開発」という分野に惹かれ、大学で「国際開発学」を専攻していました。そんな学生時代の1年生のころ、WFP(World Food Programme:国連世界食糧計画)という食糧援助を行っている国連機関を支援するボランティア団体が主催する写真展に行きました。

 

そこでは、そのころ起きていたアンゴラ難民の飢餓の様子が写真で鮮明に写し出されていました。

 

「子どもがこんなにやせちゃうんだ」という強烈な写真と

 

「5秒に1人が飢餓による原因で亡くなっている」

「WFPが支援する食糧より日本で廃棄されている食糧の量のほうが多い」

 

という事実を知り、18歳の私は、強い衝撃を受けました。

 

「食べる」という世界全ての人に共通することにおいて、飢餓と飽食の問題が同時に存在する、その解決に携わりたいと思うようになり、国際協力の現場で働きたいと思うようになりました。

 

 

現場経験

 

大学卒業後、政府のODAプロジェクトを受注しアフリカなどの途上国で水井戸掘削など給水施設を作る土木会社に入社しました。6年間勤務し、そのうちの約半分、3年弱、ケニア、エチオピア、南スーダンに駐在しました。

 

これらの現場で感じたことの1つに、「援助慣れ」がありました。途上国には、日本や欧米など先進国や国際機関の援助機関が入りこみ、様々な支援をしており、アフリカの国々の多くは、それらの支援に頼る社会になっています。

人々のメンタルも同様です。

 

「どうせ外国人が、道路を作ってくれる、病院を作ってくれる、食糧・農業支援をしてくれる」などです。

 

 

現在:AFFスピルリナ・プロジェクト

 

ここで、私があるところで出会った言葉で、共感する言葉があります。

 

「努力する人に機会を与える、努力する人が報われる社会を作る」

 

という言葉です。

 

18歳の私は、全ての人々に無条件で平等な食糧の機会があるべきだ、と思っていました。今は、努力しない人々は現状を変えられなくて仕方がないと思うところがあります(もちろん餓死する子ども、人々を放ってはおけないですが)。

 

援助慣れして外国人に期待するだけでは、途上国は途上国のままで変わりません。

その国の発展には、その国の人々のやる気、貢献が必要です。

 

アライアンス・フォーラム財団で取組んでいるこのスピルリナ・プロジェクトは、

そんな途上国で、ビジネスを興す、つまり現地に雇用を生み、現地の人に技術を移転し、販売することにより、ザンビア人によるザンビア人のための自立した栄養不良問題を解決するモデルの実現を目指しています。海外援助に頼らなくてもザンビア人自ら自国の問題を解決できる仕組み作りです。

 

私はここに惹かれ、このプロジェクトの実現に関わりたいと思い、ザンビア駐在3年目で今に至ります。

 

方法・手段は私たち外国人が教えても、実際に働きそれを実現させていくのはザンビア人自身です。

 

次回からは、やっと、そんな努力する素晴らしい一緒に働く人や、周りのザンビア人の日常を取り上げて行きたいと思います。

 

私は、そんな頑張るザンビア人が大好きです!

 

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