燃えるてぃだ(実行委員 寄稿文 #1)

こんにちは。実行委員の阿久津です。

 

私が初めてダイナミック琉球を生で観たのは昨年11月、とある会でのアトラクションとしてでした。また、うるまでの公演を見たのは今年の2月でした。

 

中高生のキレッキレのダンスを初めて目にした時、私は不覚にも泣きそうになってしまいました。感動のあまり歓声をあげようと口を開ければ間違いなくアラ還の無様な醜態を披露することになる、そんなのはプライドが許しません。必死でこらえながら、おそらく鬼のような形相で拍手をしていたのではないでしょうか。

 

彼らの踊りの何がそんなに感動を呼ぶのか、実は今でもよくわかっていません。いろいろと考えた末、一つの仮説にたどり着きました。

 

それは彼らの表情、「燃えるてぃだ（太陽）」のような、はち切れんばかりの笑顔。おじさんはあれにやられてしまったのではないかと。

 

少々ひねくれていかるかもしれませんが、彼らの屈託のない、瑞々しいほどのまっすぐな笑顔。それに比べて自分はどれだけ卑屈でねじまがったオトナになってしまったか。その懺悔の嗚咽だったのではないか。

 

まあそれはちょっと突飛な想像だとしても、これだけは自信を持って言えます。中高生（それに小学生も？）のお子様を持つお父さんお母さん。絶対に親子で見に来てください。そして見終わったら、親だからとか反抗期だからとか、つまらない意地の張り合いをやめて、家族で本音で感想を話し合ってください。間違いなく親子関係が変わります。繰り返します。絶対来てください。

 

 

余談ですが、実は私も「ダイナミック琉球」を練習しています。ボケ防止の脳トレ、運動不足解消に最適です。人には見せられませんが。