青みかんを地域活性の新しい柱に！学生とつなぐ有田みかんの未来！

＜今回は学生の活動レポートをお送りします＞

 

12月13日に宮原青みかんLIPイベント班で青みかん授業を実施しました！

対象は、有田市立宮原小学校4年生のみなさんです。宮原小学校は活動拠点となっている「宮原さん家」のすぐ隣にあります。「宮原さん家」にいると校舎から子どもたちの元気な声が聞こえてきます。4年生の桜組、鳩組のみなさんと一緒に捨てられてしまう青みかんの存在を知ってもらい、新たな活用法について考えました。

元々イベント班は、活動拠点の「宮原さん家」でのイベント開催や、地域の盆踊りのブース出店・参加を目標に活動していましたが、コロナウイルスの影響で思うように活動が出来ていませんでした。

しかし、有田市社会福祉協議会が架け橋となって自分たちが今まで学んできたことを発信する場を設けてくださり、今回初めてイベント班主体の授業を行うことが出来ました！

今回私たちが授業に参画することにご理解いただけたのは、大学生との交流を通して、子どもたちに少し先の未来をイメージさせることも学校側のねらいであったと思います。つまり、大学生が授業に入り、その大学生たちが地域でもイベントをしているというつながりをつくり出すことで、多様な学びの形、地域への参画のロールモデルとなる役割を感じました。

そのため、授業では青みかんについての理解はもちろん、大学生である「わたし」と子どもたちのつながりを意識し、アイデア出しは、大学生それぞれが班（グループ）に入り、お互いを知り合ってから、一緒に考えました。

子どもたちが楽しみながら、自由な発想でどんどん意見を出してくれ、青みかん開発に大きな刺激をもらいました。

また、保護者の皆さんもアンケートにご協力くださり、地元であっても青みかんについて知らなかったこと、活用の発想はなかったというご意見もいただきました。子どもたちと今後もつながることをたくさんの方が歓迎してくださり、嬉しい結果となりました。

 

 

［参加者の声］

 

3年 土井

今回宮原小学校で青みかんの授業をさせていただいたことで気づきが多くありました。

私たちメンバーも小学生に向けて授業をするのが初めてで、より楽しい授業を行えるよう準備段階でも試行錯誤を重ねてきました。

そして緊張して当日を迎えましたが、宮原小学校の方々や有田市社協の方のサポートもあり、楽しく授業を行うことができました。

私たちにはない視点を持った小学生の意見は青みかんの活用を考えていく上でとても参考になりました。そして大学生と小学生が交流する機会というのは中々無く、この経験はとても貴重なものでした。

今回のイベントを一過性のものにするのでは無く、これからも宮原地区との交流を続けていけたらなと考えています。

最後になりますが今回の経験を通して青みかんの活用、そしてイベント班としてよりよいイベント企画を行っていきたいと思います。

 

 

2年 笠原

宮原小学校での青みかん授業は私にとってとても大きな経験になりました。

授業資料の作成や担任の先生との事前打ち合わせなど様々な準備がありましたが、小学生との貴重な交流の機会を頂けて、とても楽しく有意義な時間を過ごすことが出来ました。協力してくださった先生や有田市社協の方、児童の皆さんに感謝しています。

今回小学生と一緒に、捨てられてしまう青みかんの活用法について考えましたが、小学生の柔軟な発想にとても驚かされました。

今回の授業が児童にとって青みかんについて知るきっかけになっていたら嬉しく思います。

この経験を通してさらに地域の子どもたちと一緒に様々なイベントをしたいと感じたので、今回の反省を活かして今後もLIPの活動に取り組んでいきたいです！

 

 

2年 齊藤

観光学部生が、小学校に出向いて授業をする、という本当に貴重な経験をさせていただきました。

授業をするにあたって、自分たちも青みかんについて学び直す機会になりましたし、地域の子供達との交流がしたい、というのがこのLIPの志望理由のひとつであったわたしにとって、とても楽しいイベントになりました。

子供たちの柔軟な発想力から、私たちの想像を超えた案や、自ら発表する姿勢など、私たちにとっての収穫もたくさんありました。

今回できたこの繋がりを、これからも途切れさせないような工夫をしながら、宮原地域とさらに交流していきたいと思います。

 

 

1年 田中

今回の青みかんの授業を通して、今まで得られなかった視点をたくさん吸収させていただいたことに感謝しています。

まず、授業準備の段階で前校長先生や担任の先生方からどうすれば子どもたちの興味を引き出せるのか、どうすれば関心を持って聞いてくれるのかなど敎育的視点からさまざまなことを勉強させていただきました。

そのおかげで当日はより子どもたちとの距離も近く授業できたと思います。

次に、子どもたちの視点です。私たち大学生では考えもつかないような斬新な発想をたくさん出してもらいました。これらのアイデアは決して無駄にせずこれからの活動に存分に活かしていきます。

今回の授業で触れたことはまだまだ一部に過ぎず、もちろん私たちもまだまだ知らないことばかりです。

ですが、宮原の活性化のためこれからも地域の小学生との交流を続けていきたいと思います！

 

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

後日、授業を受けた4年生の保護者アンケートを実施したところ、宮原青みかんLIPの認知度は約10％、今後のイベントに子どもを「参加させたい」と回答した人がほとんどでした。

 

引き続き、青みかんを軸とする地域での活動を進めてまいります。

本年は大変お世話になり、誠にありがとうございました。

また来年も宮原青みかんLIPは地域活性を目指してがんばります。

 

皆様、よいお年をお迎え下さい。