このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています

マンスリーサポーター総計
台湾 台風18号 緊急支援中
9月23日、台湾東部に上陸した台風18号の大雨により各地で被害が発生しました。台湾当局は、東部・花蓮県ではせき止め湖から水があふれて洪水が起きるなどして日本時間の24日午前7時までに14人が死亡し、34人がけがをしたと発表しました(NHK WEBより)。
9月24日11時現在、空飛ぶ捜索医療団を運営しているピースウィンズの台湾法人である「ピースウィンズ・台湾」より調整員4名が被災地の花蓮県を目指して出動。24日19時頃、被害の大きい光復郷に到着し、村長に挨拶をしたのち、避難所の状況などを確認、物資支援を開始しました。
そして、空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"の調整員2名も25日、日本から支援現場に合流し、ピースウィンズ・台湾スタッフと一丸となって緊急支援活動を実施しています。
緊急支援活動の詳細はこちらをご覧ください▶空飛ぶ捜索医療団「活動の記録(台湾 台風18号 活動の記録 」
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支え合いと挑戦で未来を築く。
ーARROWS2025年8月〜9月の活動報告

【能登半島地震】今だからこそ続けたい「寄り添う支援」 珠洲でのボランティアを通じて
ピースウィンズの活動は正規のスタッフだけでなく、ボランティアで参加される方の献身的な働きによって支えられています。能登半島地震の爪痕が色濃く残る石川県珠洲市の支援活動でも、ボランティアとして多くの方々が活動に協力してくれています。
そのなか東洋大学4年生の山﨑七海さんも、現地をたびたび訪れ、地元の方々への細やかなサポートに貢献してくれています。春先に1カ月以上にわたって珠洲事務所の一員として活動した後、7月後半にも再び珠洲市で支援に加わりました。
実際にコミュニティ支援事業に従事しながら常々感じていたのは、“今後の支援の在り方の難しさ”です。無償で食糧やサービスを渡し続けると、住民の皆さんは支援なしでは生きることが難しくなり、地域の商売も成り立たなくなります。
だからといって支援を突然切ってしまうのも、住民の皆さんの心身にダメージを与える危険な行為になります。
そのため、モノを渡すときはその使い方まで説明し、どのタイミングでどのような段階を踏んで支援を終了するのかを、渡す前に決めておかなければなりません。そして、この時期になると、地域の経済と行政、そして住民の皆さんにとって持続的かつ能動的な支援の在り方が求められます。
しかし、私はこういったことを頭ではわかっていても、実際に辛い思いをされている住民の皆さんにお会いして複雑な事情を聴くと、理性的になることができなくなります。
発災から時間が経過した今だからこそ、一人ひとりに寄り添う支援者がいてもいいと私は思うのです。
いろんな考えを持った支援者が珠洲市で活動し、互いの考えをすり合わせながら、“正解”ではなく“最善”の方法を見つけていくお手伝いを、今後も私はしていきたいです。」
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【岩手県大船渡市 山火事】山林火災を乗り越えて。被災地の「なりわい再建」に寄り添う支援

2025年2月26日に発生した大規模山林火災により、大船渡市外口地域では、21戸の住家が被災。さらに大切ななりわいの道具を収納していた倉庫など39戸が全壊・半壊の被害に遭いました。
発災直後、現場にいち早く駆け付けた空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”の緊急支援チームは、物資支援をはじめ、避難所の生活環境の改善や、看護師を中心とした健康相談など幅広く被災された方々を支えました。
地域の農家や漁師の方々は、生活となりわいの再建に向け全力で取り組んでいます。
その活動をサポートするために、農家には火災で失った玉ねぎを保管する倉庫の代わりとなるテント3基や野菜コンテナ300個を、漁師にはウニのむき身作業場の代わりにテント11基を、それぞれ贈呈する運びとなりました。
赤崎町外口地域で生産される玉ねぎは”潮風玉ねぎ”とも称され、知る人ぞ知る地元で愛されている玉ねぎです。6月の収穫を無事に終え、お贈りしたテントを活用いただいて出荷前の保管を行いました。地域で愛される玉ねぎが、収穫をあきらめることなく今年も無事に食卓に届けることができました。
ウニ漁も無事に終盤を迎えています。
作業スペースの損壊でお困りだった漁師さんは、支援でお届けしたテントを利用し、日々の出荷時刻に遅れることの無いように作業に当たられました。
テントの天幕を雨よけカバーに使う方や、ブルーシートを作業スペースの日よけに取り付ける方、みなさんそれぞれが工夫をしながら支援物資を活用されています。
家を失った方、なりわいの道具を失われた方、道具は無事でも作業小屋を失われた方、それぞれの大変な環境で、毎年のなりわいを、何とか今年も遂行することが出来ました。
今回の大船渡で発生した山火事への支援は、単なる物資の提供にとどまらず、生活するためになくてはならない営み「なりわい」の、収穫・出荷という重要な作業を応援することができました。
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火山災害から命を守る知識と備え|8月26日は「火山防災の日」

日本には111の活火山があり、噴火による噴石や火砕流、火山灰などがこれまで多くの命や暮らしに深刻な影響を及ぼしてきました。こうした火山災害への備えを促すため、2023年に「火山防災の日」が制定されました。この日は、1911年に日本初の火山観測所が浅間山に設置された8月26日に由来します。
火山とは、地下の深いところにあるマグマ(溶けた岩石)が地表に噴き出し、その噴出物が積み重なってできた山や地形のことを指します。日本では、過去1万年以内に噴火した火山、または現在もガスや蒸気を噴出しているものを「活火山」と定義しています。現在、国内には111の活火山があり、世界有数の「火山大国」です。
火山災害とは、火山の噴火によって引き起こされる自然現象が、人命や生活、社会に深刻な影響を及ぼすものです。災害の種類は多岐にわたり、それぞれ性質や被害の範囲、避難の難しさが異なります。
日本では火山噴火による大規模な災害が度々発生しています。1792年の雲仙岳噴火では地震も重なり、約15,000人が犠牲となった「島原大変肥後迷惑」が記録されています。
近年では1991年の雲仙普賢岳で火砕流による死傷者が出ており、2014年の御嶽山噴火では登山者が突然の噴火に巻き込まれるなど、火山災害の脅威は今も続いています。
火山噴火は突然発生し、火砕流や噴石、火山灰などによって人々の命や暮らしを脅かします。
火山災害においては、情報を「正しく受け取り」「具体的な行動に移す」ことが命を守る鍵です。気象庁や自治体からの情報を活用し、日常から家庭や個人で備えておくことが重要です。
2000年の有珠山噴火では、防災マップの活用と早期の情報提供が功を奏し、死傷者ゼロという成果が得られました。富士山周辺では、広範囲にわたる影響が想定されており、県や市をまたいで多くの自治体でハザードマップが作成されています(例:神奈川県版「富士山火山防災マップ」)。
8月26日の「火山防災の日」は、火山の危険性に改めて目を向け、防災意識を高める大切な機会です。日常の中で火山に関する情報に意識を向け、避難ルートの確認や必要な備品の準備など、身近なところから防災対策を見直してみましょう。
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ヘリコプターで命を救う_ARROWSパイロットのリアルストーリー

私たちの支援活動でなくてはならないのが「空」を使った機動力です。
今回は空飛ぶ捜索医療団の仲間であるヘリコプターパイロットの堀川に、これまでの支援活動でのエピソードやパイロットになったきっかけを聞きました。
2018年7月、237名もの犠牲者を出した「西日本豪雨」が発生し、私たちパイロットは当時、災害救助犬・ハンドラー、レスキューチーム、稲葉医師らをヘリコプターに乗せ、本部のある広島県神石高原町から特に被害の大きかった岡山県の現場に向け出動しました。
総合病院が浸水しているとの情報を受け、すぐさま向かいました。
病院は浸水によって停電・断水を起こし、院内に取り残された職員の方や入院患者さんが必死に助けを求めている状況でした。酸素吸入が必要な心不全患者の方など8人を安全な総合病院までヘリコプター2機を駆使し、もう1人のパイロットと手分けをして日没までピストン搬送しました。
幼いころから空の世界にあこがれていました。飛行中のヘリコプターを見かけては「かっこいいな〜」と足を止めて眺める、よくいる少年でした。
その後はサラリーマンになりましたが、26歳のころ、たまたま引退したヘリコプターの実機が飾ってあるのを見て、その瞬間、衝撃が走りました。
「まてよ、人生一度きりだ。好きなことをやってみよう。」と。
その時の衝撃波で人生の歯車が動きオーストラリアでライセンスを取得し帰国後29歳の時、仕事にもできるように事業用操縦士のライセンスも取得しました。
個人所有のヘリコプターの操縦士などを経て、2016年から現在までピースウィンズの支援活動に携わっています。
あの時の「衝撃」によってライセンスを取得してから今年で29年が経ちました。
だれを乗せたとしても、できる限り快適な環境で、いち早く目的地まで連れて行くことが自分の仕事だと思っています。
目の前に助けを求める人がいれば、「助けたい」と思う気持ちは、ほかの空飛ぶ捜索医療団のメンバーと同じです。
僕らが行けば助かるのだったら、どこへでも行きます。
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【第1話:解禁】パラオの医療現場へ向かう船で緊急事態発生!チーム稲葉たちの身に何が!?
食の欧米化などが原因で、肥満による糖尿病や心臓病などが深刻化しているパラオ共和国。ARROWSは医療が不足しているに離島に向けて出港しましたが…。
ぜひ、こちらのドキュメンタリーもご覧ください!
コース
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311人募集中!|311子ども甲状腺がん裁判応援サポーター
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夜の世界で孤立・困窮している女性たちに、必要な支援を届けたい
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紛争による難民・避難民、自然災害の被災者をご支援ください!
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車いすユーザーの社会参加を応援する!WheeLog!サポーター
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残そう、ライチョウ!動物園の次なる挑戦
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行き場のない猫たちに幸せな明日を届けたい。保護猫たちの医療費支援を
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ごかつら池どうぶつパーク|命を守り、次世代へ繋ぐ小さな動物園の挑戦
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- 5,604,000円
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