日々変化する馬の体調！アヴニールファームでの管理方法を御紹介

アヴニールファームでは、定期的に馬の状況を確認し記録を続けています。
例えば、体温・心拍数・お腹の音・食欲チェック・糞尿の状態など確認します。正常の状態でこれらの項目に対して、どのような数値かとどのような状況なのかという事を記録します。それに対し、異変があった場合は、正常時の記録と比較し、馬がどのような状態なのかを判断し、処置の対応を変化させています。

アヴニールファームでは、地元の獣医師さんと東京農工大学の教授の２通りの形をとっています。
馬の体調に異変があった場合は、まずは大学の教授に連絡。動画でリアルな状況を送ると共に、経緯の報告をいたします。また、常駐スタッフ２名が教授による複数回の講習を受け、簡易的な処置の指示に対しては対応できる環境を整えています。
我々で対応できない処置内容になった場合、地元獣医師を呼ぶようにと指示をもらい、対応していただいています。特に、迅速な対応が必要な疝痛対応に関しましては、今では常駐スタッフで対応出来るようになり、苦しそうにしていた馬達も、処置後の１，２時間後にはケロッとしている姿をよく見るようになりました。対応が早ければ早いほど、治癒が早い症状もあるとわかり、今ではスピード感を大切に対応しています。