プロジェクトの進捗ご報告～国民生活センターの注意喚起も～

※12月20日に配信された内容に一部事実と異なる部分がございましたので、修正いたしました。

 

皆さま

 

クラウドファンディングにご賛同ご支援いただき誠にありがとうございます。

本の制作につきまして、ご報告ができておらず申し訳ありません。

現在、本文の執筆、データの制作が様々な方々のご協力のもと進んでおります。

子育て世代にとって知っていただきたい最新の情報を入れるため、関係各所にヒアリングしたり、本文チェックをしていただきながら進めております。

 

 

さて、今夏、国民生活センターより、

男児用水着のインナー生地を確認しましょう－陰茎部の皮膚が挟まり、取れなくなることも－

という通達が発信されました。男児が水着を着た際に、男性器の皮膚が生地の隙間に挟まってけがをする事故が相次いでいるという注意喚起です。

発信当時、新聞やWEBニュースで取り上げられたため、ご存じの方もおられるかと思います。

 

実は、私どもが「衣服の安全」について本文に入れたく、過去にも事故が起き、注意喚起の通達も出ていたこの事故に触れようと、

子育て中のママ（当プロジェクトでデザインを担当してくださっている方にご協力いただきました）の水着に対する意識や商品選びについてお聞きしたり、

消費生活アドバイザーの方に商品の現状をお尋ねしました。

そうしたところ、

消費生活アドバイザーの方と、その方が所属されている

公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会（NACS）の「標準化を考える会」

さんが関係各所に調査してくださり、

初回の注意喚起以降、多くの水着メーカーが努力されているにもかかわらず、

依然として危険なメッシュインナーを使用している商品もあり、それに伴い事故も発生しているということが判明しました。

 

私どもはNACS「標準化を考える会」さんのような動きはできておりませんが、

製作途中のヒアリングがきっかけで、子どもが安全に暮らせる環境の向上に少しでも関われたことを大変うれしく思います。

 

以上のように、現在、多くの方々に伴走いただきながら制作しております。

ご寄附いただきました皆さまを大変お待たせして申し訳ありませんが、

その分良い本にしていこうと思いますので、どうか引き続き見守りいただきたく、お願いいたします。

 

今後、完成まで更新頻度を増やしてご報告してまいりますので、チェックいただけますと幸いです。