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九五式軽戦車改造ブルドーザーの有識者検証会を実施しました。
10月7日(土)御殿場市内の車両保管場所にて、有識者にご参集いただき修復作業に向けての検証会を開催致しました。
今回の検証会の目的は、現状を見て頂きながら修復作業をどの時点に向けて、どのレベルで行うか?という点を中心に話し合うことでした。
終戦直後にブルドーザーに改造された第一形態、昭和30年頃に林野庁から民間の製材所に払い下げらえれ牽引車となった第二形態、そして昭和50年ごろに現在の形に改造され油圧式ブルドーザーになった第三形態、どの段階に時計の針を巻き戻すべきなのか?
これは参加者全員一致で、昭和50年頃に現在の形になった時点を目指すべきという意見になりました。問題は修復の方向性です。昭和50年に増設された運転席やコマツ製中古ブルドーザーの部分は新品同様に仕上げするとして、問題は昭和40年頃に載せ替えられたエンジンとミッションや、オリジナルの車体部分の修復です。特に車体内側には製造当時の塗装が残っている部分もあり、分解を進めながらクリア塗装で保存が可能なら、その方向で・・・劣化が激しければ記録写真をしっかり残した上で錆落とし、防錆塗装して仕上げ直しという流れになるとの方向で進めることになりました。
車両詳細についてはコチラの動画からご確認ください!
この貴重な車両の修復・保管にご賛同いただける方のご支援をお待ちしております!
毎月500円、2000円、5000円の3つのコースからご支援が可能です。既にご支援を頂いている皆様にはこの機会に一人でも多くの方々に当会の活動が伝わるように、情報拡散へのご協力をお願い致しますm(__)m
支援者様向けの、九五式軽戦車改造ブルドーザーの内見会も準備中ですのでご期待ください。
引き続き皆様のご支援と、応援をよろしくお願い致します!
実行者:小林 雅彦