おはようございます。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。いよいよクラウドファンディングの募集期間も20日を切りました。昨年までのご協力者に昨日から改めてご協力のご案内を送っております。「また、安田から自転車の協力要請が来た!!」とご不快な思いをされるかもしれませんが、何とぞご理解ください。

 

改めて自転車クラブ

さて、今日は自転車クラブのことを書きます。多くの子ども達がこちらの写真のように自転車を使って通学しているのですが、舗装されていない道路を通るため当然自転車の痛みはとっても激しく修理をしなければすぐに乗れなくなってしまいます。

今回のプロジェクトでプレゼントする自転車も同様。だから修理キットもセットでプレゼントするのですが、並行して自転車をもっと活用してもらおうと取り組んでいるのが自転車クラブの設立です。

 

自転車クラブを設立する理由は3つあります。

1つは自転車を修理する拠点があった方が便利だからです。自転車には修理キットを付けますが、事情によっては修理ができないかもしれません。そんなとき自転車屋さんの代わりとして中学校に自転車クラブがあって修理できると良いと考えました。

2つ目の理由は自転車の「引き継ぎ」です。中学校を卒業してもし自転車が不要になった場合に、次に自転車を必要とする中学生にその自転車が渡る仕組みがあれば永続的な支援につながります。その拠点として自転車クラブが機能すれば良いと考えています。

3つ目は子どもの就労支援です。カンボジアの首都プノンペンでは移動手段として自転車が数多く利用されています。そして自転車屋さんも多くあります。自転車クラブで自転車整備の技術を身に付けた中学生は将来自転車屋さんに就職したり、自分で自転車屋さんを開く可能性もあります。

 

こんな感じで

 

「プレゼントした自転車をメンテナンスしながら大事に乗ってね!」というのが最初の主旨だったのですが・・・

 

どんなけ修理するね~ん!!

自転車クラブが設立されると聞いた子ども達は、「僕の自転車も修理したい!!」「私のも!!!」と出てくる出てくるわんさか自転車!こちらの写真、日本だったら完全に放置自転車の朽ち果てた姿・・・でも現役なのです。でもブレーキワイヤーが無くなっていたり、タイヤが大きく裂けていたり乗り続けるには危険な状態のものがいっぱいです。

このような状況、どこの中学校に行っても同じでした。

こっちの自転車はまだマシ?(写真写りがいいだけです(^_^;))

 

「私のも修理してほしい~!!」という行列。

 

なので訪問したらいつも大修理大会がすぐに開かれます。

タイヤの交換。

 

自転車クラブから生まれる恋??

女子も修理に参加。ここで男子がすかさずサポートしてあげるとモテモテなんだけどねぇ・・・男子中学生はだいたいがとってもシャイなので「手伝ってあげるよ!」なんて気軽に声をかけられません(^_^;) だから安田の方から「手伝ってあげなよ!!」って背中を押してあげると手伝う方も手伝ってもらう方も恥ずかしそうに笑います。自転車クラブから生まれる恋・・・自転車クラブカップル・・・いいなぁ・・・甘酸っぱい!!!

 

2016年初代自転車クラブの1年後の様子

と、妄想はこれぐらいにしまして、こんな感じだからすぐに交換用部品は枯渇してしまいます。

こちらは2016年に設立した自転車クラブの工具箱。案の定、消耗品はすべてなくなっていました。だから2017年に再訪問し消耗品を補給したんです。

 

そのときに集まってきてくれた子ども達。2016年にプレゼントさせていただいた自転車を大事に乗ってくれていました。交換部品を追加したのでまだまだ長く乗れそうです!!

 

自転車屋さんの子どもが活躍する場!!

最後に自転車クラブの設立目的には無かった別の効果も。こちらの写真の←に写っている彼。お父さんが自転車屋さんです。いつもお手伝いしているので自転車修理は得意中の得意。だから安田はすかさず「きみ、部長に任命!!」と一言。そしたら新米部長さんはベテラン部長さん顔負けの仕事ぶりを発揮します。それは「自ら率先して修理する」ことはもちろん、「修理の仕方を他の子どもたちに教える」ことまでやってくれました。もう立派なコーチ、監督さんです。「お父ちゃんの仕事手伝ってて良かった!自転車クラブはおいらが活躍できる場所!!」となるわけです。

誰かが活躍できる場を提供できるというのは最初思ってもみなかった自転車クラブの効果でした。うれしい誤算です(^^)

 

今日は自転車クラブのことを中心に書きました。最後までお読みいただいてありがとうございました!!

 

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