自転車1台で変わる未来。カンボジアの子供たちに通学用自転車を!

 

自転車プロジェクトの安田です。みなさん、おはようございます。

 

昨日からスタートしたクラウドファンディング、初日だけで目標金額の１０％を超えるご支援をいただきました！誠にありがとうございます！！

 

昨日はそんな皆さんからのご支援を喜びつつ、仕事しつつ、で、家に帰ってみましたら・・・「パパ、パンク直して・・・」というご依頼。だから夜中に自転車を自室に運びこみ、娘の自転車の修理をしていました。

 

ということで今回は自転車修理キットについて説明します。

 

カンボジアの農村エリア。ほぼ１００％の道が未舗装です。しかも結構鉄くずなど金属系の鋭利なゴミも落ちてたりします。だから結構頻繁にパンクしちゃうんです。

 

皆さん、パンクしたらどうします？近くの自転車屋さんに持っていきますよね。カンボジアでも自転車屋さんはあるのですが、農村エリアには無くって町の中心地まで１０キロ以上離れたところまで行かなくてはなりません。毎度毎度そんなことはしてられません。だから自分で修理する必要があるのです。

 

そのため自転車プレゼントにはセットで自転車修理キットが付きます。

こちらが修理セット。日本のものとほぼ同じですが、タイヤレバーが鉄筋の端をつぶしただけの棒だったりします。以前、日本のタイヤレバーを紹介したとき、とても珍しいと驚かれたことがありました。

 

このセットと軍手や修理マニュアルがつきます。これらについてはまた後日紹介したいと思います。

 

自転車を長く使ってもらうためにも修理キットはとっても大切なんです(^^)

 

さて、ところで、

 

「なんで、安田は自分で修理できるの？」

 

という声が聞こえてきそうです。実は３年前にこの自転車プロジェクトを始めたときに、自転車整備をしている方に修理を習いました。

この写真が当時の様子です。右の方は私の先生、進藤さん。ちなみにここは自転車屋さんではありません。NPO法人街かど福祉さんが障がい者の方の就労支援で自転車整備をやっているのです。

こちらが責任者のお一人、北さん。私が「こんな大きな心をもった人間になりたいなぁ」と目標にしている方です。その方いわく、

「やっさん（安田のあだ名）！カンボジアで自転車調達するのもいいけど、ここで整備した自転車を運ぶことにすれば、カンボジアの子どもたちだけじゃなく、障がい者の子らの就労訓練にもなるし、このプロジェクトが注目をあびれば近くの自転車屋さんも注目してくれて、うちの子たちの就職にもつながるで！」

と言ってくださいました。ちなみに日本からコンテナに入れて自転車を運ぶには送料のこともあって６００台ほど一度に運ばなければなりません。いつか、それも実現したいと思っています。

 

進藤さん、北さんのおかげで自転車修理のことを少しだけ学ぶことができました。

 

「それで、娘さんの自転車は治ったの？」

 

すみません。安田の手におえるパンクではありませんでした(^^;

自転車屋さんにお願いするとします・・・

 

最後までお読みいただいてありがとうございました！

みなさん引き続き応援よろしくお願いします！