被災した岩手の子どもたちへ世界で一つのクリスマス絵本をプレゼント

きゃらべるサンタプロジェクト2013

いよいよ活動開始いたしました。

故郷奈良から岩手に戻り

まずは絵本をプレゼントさせていただくそれぞれの場所を訪問

ご挨拶をしてまいりました。

まずは宮古市にある

津軽石小学校。

僕の故郷、奈良県桜井市にある母校初瀬（はせ）小学校より

校長先生からお預かりしたお手紙を津軽石小学校の校長先生にお渡し致しました。

これを機に岩手と奈良のこどもたちの文化交流が始まれば、と願っております。

そして

津軽石小学校の1年生28人2年生36人のこどもたちにクリスマス絵本をプレゼントさせていただく事が決定致しました。

続いてお隣にある津軽石保育園へ。

保育園は仮設園舎で園児数も30人ほどの保育園でした。

先生方はいまだ津波の記憶が明確に自分たちにのしかかってくる、と少し涙混じりにお話くださいました。

園長先生に絵本をお見せすると「渡すときのことを考えると凄くワクワクしますね！」と仰ってくださいました。

園児さんだけでなく先生方のお子さんにも作って欲しいと仰ってくださいました。

本当にこれからこどもたちに楽しい思い出をいっぱい作ってあげたいです。

絵本に限らずご協力出来ることがあれば、とお話させていただきました。

 

続いて車を大槌町へ走らせました。

いつもお世話になっている釜石の高橋さんからのご紹介で

小槌地区にある「みどり幼稚園」へお邪魔致しました。

園長先生はお忙しかったので代わりにお話を別の先生が聞いてくださいました。

絵本の概要をとっても楽しそうに聞いてくださり

「一応園長先生のお返事待ちになりますがこの絵本をダメとは言わないと思いますよ。」

そう仰ってくださいました。

決まれば56人の園児たちにプレゼントする事になります。

勿論先生方のお子様へも。

そして最後はもう２年のお付き合いになる釜石保育園へ。

この日は藤原けいと園長先生がちょうど御身体が空いておられて

久しぶりにいろんな事をお話いたしました。

園長先生のこどもたちへの思いや演劇のお話。

本当に何かもう、身内のような感覚も覚えるくらい親しくしていただいています。

けいと先生にも奈良で親交の深い育児支援団体「おひさまひろば」主催者の

大地さんからのお手紙をお渡し致しました。

「おひさまひろば」はいろんな形の育児支援をされていて、保育園や幼稚園へのファミリーコンサートも手がけておられます。

大地さん、通称「はいじ」さんは岩手のこどもたちのためにファミリーコンサートをしたいと仰ってくださっていました。

こちらでも架け橋になれたら・・・そんな思いです。

釜石保育園には2年前同じ絵本を贈らせていただいているので

今年は保育園の80人のこどもたちに新作絵本をプレゼント。

絵本にはサンタさんと一緒にけいと先生も登場します。

 

そろそろ遠野の仮設住宅でも告知をはじめないと。

 

総数260冊を越える絵本を作ることになりました。

みんながワクワクして楽しい思い出になる絵本。

心からこどもたちの笑顔が見たい！

 

きゃらべるサンタプロジェクト

いよいよ始動しました！

 

今回、製本からサポートしてくれるメンバーをご紹介。

遠野市在住の高成和美さん（右）と菊池むつみさん。（左）

昨年仮設でお茶会をさせていただいていた頃からの絆。

組織の枠を越えたチームです。

 

きゃらべるサンタプロジェクトは

まだまだ皆様の力を必要としております。

 

三陸のこどもたちにとびっきりの笑顔を！

どうかご協力をお願い致します。