
- 支援総額
- 514,000円
- 目標金額
- 500,000円
- 支援者数
- 49人
- 残り日数
- 終了しました
このプロジェクトは
2015年1月28日(水)23:00 に成立しました。
こんにちは!
「チェルノブイリの小児病院の子どもたちに粉ミルクを届けたい!」プロジェクト、終了まであと21日となりました。
達成率35%、達成金額175,000円とまだ目標の50万円には程遠く、厳しい状況となっています(> <)…!!
今応援してくださっている皆様のお気持ちを無駄にしないためにも、何とか成功させたいと思っております!!
応援よろしくお願いします!
私たちが長年支援を続けてきたジトーミル州立小児病院が
このたび設立30周年を迎えました。
粉ミルクのほか、医薬品や医療機器などの支援も行ってきました。
この病院の院長先生より、30周年によせてメッセージが届きましたので、
ここにアップしたいと思います。
▽日本語訳------------------------------------
チェルノブイリ救援・中部」理事長 原富男様
尊敬する原富男さん!
ジトーミル州立小児病院のスタッフ一同より、
当院の30周年にあたっての温かいお祝いの言葉に感謝申し上げます。
私たちにとって貴団体との協力と友好は大変貴重なものであり、
24年にわたって行われたすべてのご支援をありがたく思っております。
皆様のご支援のおかげで、
当院の医師たちを日本の病院での研修に派遣することができ、
そこで彼らは最新の技術や治療法を学ぶことができました。
日本の方々の募金によって購入された機器は
今も当院の各セクションで稼働しており、それによって数百人の、
あるいは数千人の子どもたちの命が救われました。
皆様は医薬品、粉ミルク、検査機器、試薬のご支援をして下さり、
必要な物資の入手が自己資金では不可能だった私どもからの支援のお願いにも、
常に応えて下さいました。
30年の間に当院は、ジトーミル州の児童に対するあらゆる分野での医療が
高い水準で行われる強力な治療施設へと変化しました。
当院には立派な新生児センターがあり、
そこでは新生児と未熟児が医学の最新の業績に基づいて治療を受けています。
今、ここでは出生時の体重が極めて少ない子どもたちや、
重大な先天性の障害や疾患を持って生まれてくる子どもたちのケアも
行うことができます。
外科も高い水準の仕事をしており、
今私たちには、最も複雑な手術を行う高度な技術を備えた手術室を
創設する可能性があります。
腫瘍に罹った子どもたちの治療の成功も私たちを喜ばせてくれます。
30年前、ほとんどすべての患児が2~3ヶ月のうちに亡くなっていったのに対し、
今では約70%の子どもが完治するチャンスを持っています。
これらすべては、貴団体及び他の日本の非営利団体のご援助によって
達成することができたのです。
私たちは日本の方々に、チェルノブイリ事故後の困難な時期に行われた
ご支援に対して感謝しています。
そして日本の福島県で原発事故が起こった時、皆様のことを心配しました。
当院の職員一同は、日本国民の皆様に対する応分の支援のための募金に
積極的に参加し、この事故の影響がすみやかに処理されることを願いました。
今年は我が国にとって、東部での軍事行動の関係で困難な年でした。
国の経済は多大な損害を被り、それは当院の予算にも影響しています。
当院のスタッフ一同より、「チェルノブイリ救援・中部」のメンバー全員に
新年のお慶びを申し上げます。
ゆるぎないご健康、すべての事柄におけるご成功と平和に恵まれますよう!
私たちの共同の努力によって、多くの問題が解決できることを期待しています。
ご多幸を祈りつつ
ジトーミル州立小児病院院長
ヴィクトル・フョードロヴィチ・マルチェンコ [サイン]
*原文はロシア語。