ココナッツのお酒「ランバノグ」の原料は

今回のプロジェクトで私たちココウェルが取り組みたい製品は、ココナッツの花蜜からできる蒸留酒ランバノグです。

ココナッツには黄色い小さな花が咲きます。花は開花する前に苞（ほう）と呼ばれる筒状のものに覆われていて、開花前にその苞を切ると、ポタポタと花蜜が落ちてきます。もちろん花蜜を集めるためにはココナッツの高い木に登らないといけません。

その花蜜をすぐに煮詰めて結晶化させるとココナッツシュガーになりますが、少しでも時間が経つと発酵して酸味が出てしまうため、ココナッツシュガーには使えません。それに対してランバノグは、発酵した花蜜を蒸留して作ります。

ココナッツシュガーだけでココナッツ農家が集めることができる花蜜の生産量に対してまだ余裕があります。ココナッツ農家の生活を安定させるためにも、ランバノグのような花蜜からできる他の製品も需要が伸びればと思います。

ランバノグは蒸留酒なので、花蜜から作られますが糖質はゼロです。今回は100%のランバノグだけでなく、マンゴーに混ぜたリキュールや、カラマンシーという柑橘系のリキュールもご用意しました。