▼ハンディキャップを抱えて生きていく、ということ▼

皆さんこんにちは、プロジェクトメンバーの二階堂です。

今回、宮原くんと共にこのクラウドファンディングにチャレンジしています。
期限まで残り15日で達成率89%と、多くの方にご共感、ご支援いただき、驚きとともに、とても嬉しく思います。皆さまありがとうございます！

 

私は普段、千葉県で障がい者と共同生活のできる家を運営しています。

 

しかしみんなが自立した生活を送るには、労働対価を得ながら、歓びにあふれ感謝する、持続的な生活の実現が重要課題です。

ですがこれは私一人の力ではなかなか達成が難しいものです。

そんな悩みを抱えている時に出会ったのがこの農場のメンバーでした。

 

話を進めていくうちに、畑にはハンディキャップを持ったスタッフがそれぞれ輝ける仕事があることがわかり、早速農福連携事業として取り組みました。

私も含め、最初はみんな勝手がわからず上手に仕事をこなせませんでしたが、

少しずつみんなも慣れてきて、一所懸命に仕事に向かうようになりました。

 

ですが、畑作業には慣れてきても、その育てているお野菜がどんな人の手に渡るのか、どんな風に食べられるのか、どのぐらい売れているのか、そのためにどれだけ野菜を育てれば良いのか、意識と目標をきちんと定められていませんでした。

 

そんな時に宮原くんが提案してくれたのが【美味しいカレーセット】と【クラウドファンディング 】を組み合わせたこの企画だったのです。

 

話を聞いてまず第一に、美味しいスパイスカレーを私も食べたい❣️と思いました。

しかしそれ以上にカレーセットをお届けするという目標、それを支援してくださる皆さんの姿が見えることで、スタッフのやる気に繋がる！と感じたのです。

ぜひこのプロジェクトを成功させて、農福連携の農園をカタチにしたいと考えています。

 

ぜひみなさんに美味しいスパイスカレーを食べて笑顔になっていただき、
その笑顔で障がい者の自律を後押しして頂けたらうれしいのです❣️

 

以下少し長くなりますが、私の福祉事業の想いをぜひご一読ください。
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私は2016年に起業をし、千葉県東金市で障害者の共同生活援助ホーム３棟と就労支援事業所を運営しています。

ハンディキャップがあり、生き辛さを抱えている人が地域のコミュニティの中で、得意なことを最大限に生かし、自律し輝き合える場をめざしています。

今回のクラウドファンディングを達成して、クロップファームの設立と、資材などを購入し有機栽培の安心、安全な野菜づくりで障害者の自律を目指していきます。

そもそも私がなぜ障がい者の自律を応援したいと思ったのか。

私自身は田舎のコミュニティの中で育ち上京し、在宅介護のヘルパーとして働いた時期があります。

その中で、ご夫婦とも温和な方で一見すると何の問題もなさそうに見えるご家庭がありました。しばらく経ってから、引きこもりの娘さんがいることを知りました。15歳から引きこもり、55歳になった今でも人前には顔を出さず1人で部屋で過ごしているとのことでした。その後、ご夫婦から「私達が老いて死んでしまったらこの子はどうなるのか？死んでも死に切れない」と悩みを打ち明けられた時に、私も何か力になれないか、と思わずにはいられませんでした。

 

そんな時に私の妹が、同じように中学3年から34歳になるまで引きこもっていた女性を引き取り自立に向け支援を始めました。私も一緒に協力し、3年半経った頃には働けるようになり1人暮らしができるようになりました。

 

この経験から私は、どんなハンデキャップを持った人でも他人が関わることで「自立できる」と確信を持つことができました。

 

今回のプロジェクト＝農園を成功させ、こころやからだの障がいを抱えて生き辛さを感じている方が、一人でも多く自立できるような場を作っていきたいと考えています。

皆さま、どうかこのプロジェクトのご支援、応援を宜しくお願いいたします。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。