このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています

殺処分からより多くの命を守るためにご支援を

殺処分からより多くの命を守るためにご支援を
このプロジェクトでは無期限で寄付を募集しています。「毎月」のコースで支援した場合、すでに完了した決済をキャンセルすることはできませんが、将来の決済を解約することができます。

マンスリーサポーター総計

14
このプロジェクトでは無期限で寄付を募集しています。「毎月」のコースで支援した場合、すでに完了した決済をキャンセルすることはできませんが、将来の決済を解約することができます。

    https://readyfor.jp/projects/dand_human?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

 

 

NPO法人保護団体d&humanのサポーター様を募集いたします!

保健所より助け出した子たちにかかる医療費や生活費

毎月の目標金額60万円を目指します!!

 

 

 

こんにちは。NPO法人保護団体d&human(ダンドヒューマン)です。

ページをご覧いただきありがとうございます。

愛玩動物の殺処分について、たくさんの保護活動者様が日々最善を尽くしておられます。

しかしながら、人が目の前に来ただけで咬みにかかってくる子を助けることは

安易ではありません。助けたいというお気持ちと、助けることが出来ないという葛藤に、

私たちは立ち上がり、2021年6月15日に当施設を開業いたしました。

d&humanでは、他団体様が引き受けの難しい子(行き場を探し続けている子)を

保健所様より保護しています。咬む子はもちろん、重度疾患のある子を率先的にお迎えする、

保健所様の次の施設として活動しております。

 

◆d&human ホームページ

https://d-and-human.com/

◆d&human instagram

 

 

d&humanに保護される子達

 

 

黒猫ちゃん2頭は今現在威嚇はなくなりました!

大きなお口を開けてシャー!!と発している子も臆病ではありますが

攻撃性は全く無くなり、ゴロゴロと甘えてくれます^^

 

 

人を思いっきり咬んでしまう子たちは、どうしても行き場が限られてしまいます。

 

すぐる♂

この子は、d&humanが開業する前から保健所にいました。

開業したらまずお迎えにいく約束を交わして、私たちのところへ。

身が裂けるほど、咬んでしまう子でしたが、

今では、抱っこを求めてきてくれたり、撫でられるとお腹を見せてリラックスしてくれたり、

とにかくお利口で、芸達者な子になりました!

ただ、男の方がまだまだ苦手で、姿が見えるだけで威嚇をはじめてしまいます。

 

オリバー♂

この子は、過去に必要以上のしつけを受けた様子。

人があからさまに嫌いなわけではなく、何もしなければ、攻撃することもありませんが、

抱っこした際に、首後ろ側を少しでも触ると、激怒し咬みついて離しませんでした。

首元だけではなく、首の少し下の方も嫌がり、

触られそうになるだけで尻尾を丸め込み、威嚇。

威嚇だけでおさまらず、咬みに飛びついてきました。

しかし、エリザベスカラーをつけながら、ゆっくりゆっくりと

”撫でるだけだよ””痛いことはしないよ”ということを覚えてもらい

今は、エリザベスカラーも取れて、触らせてくれるようになりました!

しかし、まだ完全に、過去のトラウマが消えたわけではないので

触りすぎたり、波長の合わない苦手な人を相手にすると、攻撃してしまいます。

 

夕日♂

この子は、レスキューへ行ったときの率直な感想として

”あまりにも辛い”

そんな気持ちで胸が締め付けられました。

 

     攻撃性は全く無いです。

ただただ、人を恐れ、物凄く怯えていました。

眼振が見られ、何度もパニックを起こし、自傷行為・壁に体当たり・眠ることすらしない

そんな毎日でした。

獣医師と相談し、精神安定剤を投与してみるという案も出ましたが

一体何に対してパニックを起こしているのか根本的に解決してあげないと、

この子を地獄からレスキューしたのに、未だ、その苦しみの中で

辛い思いをして彷徨ってることになります。

なので、精神安定剤の使用は止め、とことん寄り添い観察を続けました。

まず、大きな車(トラックやバス)のエンジン音、大きな声、大きな物音、

そして何より、誰もいなくなることでした。

ここから、私たちとこの子の、共に過去を乗り越える日々が始まりました。

かなりの月日を要しましたが、パニックを起こすことは無くなり、

お散歩にも楽しく行けるようにまでなり、

撫でることもできるようになりました!

 

 

 

このように基本的には、保健所さんより、

他の団体様で引き受けが難しかった子達のお電話を頂き、

その後お迎えに向かいます。病気を抱えている子、咬む子がメインとなります。

他団体様より、咬むためお世話や治療が難しい場合も引き受けております。

また、劣悪な環境下での飼育で近隣の方から相談を受けたり、虐待の相談を受けた場合も

現地に行き、対応しております。

 

 

疾患のある子達は、治療を引き継いでくださる里親様がお迎えに来てくれるまで、

必要な治療や手術、通院、投薬を。

咬む子達(猫の場合は引っ掻く子や咬む子)は、

恐怖心を再び恐怖で煽るような強制的なトレーニングは行わず、

ゆっくりと時間をかけての馴化トレーニングを、

そして”人とは何なのか””人の手は何のためのものなのか”知ってもらうために、

愛情を注いで信頼関係を築く日々を大切に過ごしています。

 

また、施設内の感染症の広がりを防止、里親様にご心配をかけないように

どの子も保護をした後にまず、ウイルス検査・尿検査・便検査・駆虫などの

初期医療を最低でも2回行います。

 

 

様々なハンディを背負った子達にも”もう一度すてきな巡りあわせ”が訪れるように、

”ずっとの家族”を見つけてあげたいと、スタッフ一同全力を尽くし頑張っております!

 

また、保健所では、生後間もない子猫のお世話が大変なため

(特に子猫の出産シーズンにはひっきりなしに収容されます。)

d&humanでは、たくさんの子猫も保護しています。

 

子猫の飼育管理は非常に繊細で入院治療になることもあります。

感染症発症により治療の施しようがなく、虹の橋を渡った子もいます。

 

 

保護したガリガリの白猫ちゃんから保護直後に産まれた75gの子猫ちゃん↓

 

  この子の兄妹3頭は、一生懸命頑張ってくれましたが、臓器不完全の為、

産まれて間もなく虹の橋を渡りました。この子も決して元気とは言えず、

ぐったりとする日々が続き、その上体重が増えず、心配の止まない日々でしたが

生後2か月半の頃に600gを超えました♪

そして、血液検査とワクチン接種を行い、そこからあっという間に1㎏を超え、

元気で活発な甘えん坊さんにとすくすく成長してくれました!

 

 

107頭+12頭の赤ちゃんを抱えた多頭飼育崩壊

現場は、糞尿が蓄積され、アンモニア臭で目が開かなくなるほど劣悪な環境。

そこには107頭の犬たちがいました。

何度も出向き、お話を繰り返し行い、何とか所有権放棄をしていただき、順に初期医療へ。

どの子ももつれが酷く、皮膚炎を起こしている子も。

その中には、出産を終えたばかりの母犬と3頭の赤ちゃん、

5頭をお腹に宿していて明日明後日には産まれるであろう子、

そして”実は赤ちゃんが産まれたんです”と交渉に出向いている最中に告げられて

確認をさせてもらうと、ガリガリで震え怯え切っている子のお腹の下に4頭の赤ちゃんが。。

この時の医療費は膨大な金額になりましたが

ご支援者様達に助けられながら、必要な治療や手術、検査等

全て無事に終えることが出来ました!

本当に感謝しております。

そして、劣悪な環境下で出産というデリケートな出来事があった子達の感染症等、

懸念しておりましたが計12頭の赤ちゃんたちと、そのお母さんたち3頭、

検査でも以上なくみんな素敵な里親様の元へと卒業しました!

 

毎月かかる費用

※全て税抜金額です。

 

その他現在の治療について

・慢性心不全の子の通院、投薬

・フィラリア症陽性の子の治療、投薬

・腎臓病の子(3頭)の治療、投薬

・肝臓病の子(3頭)の治療、投薬

・胆泥症の子の治療、投薬

・陰部壊死の子の通院、投薬

・パテラの子のサプリメント治療→心臓病の為手術不可

・アレルギーの子の投薬

・心臓病の子の通院、投薬

 

その他疾患

・猫エイズ陽性の子(2頭)

 

一度怖い思いをした子たちは、人に対し、物凄く警戒をします。

虐待を受けた子、監房にいた子のほとんどが、

恐怖心やストレスから膀胱炎を引き起こしています。

膀胱炎・腎盂炎・尿結石症の子が多発することは珍しくありません。

定期的な尿検査を行い、検査に引っかかった子たちは

毎日の投薬と尿ケアフードが必須になります。

保護直後はこのように初期医療だけではなく、様々なケアが必要になってきます。

 

 

そして、私たちのところに居る子達のほとんどが、

継続してお薬を飲み続けなければなりません。

毎月一度のフィラリア症予防薬も全頭必要になります。

 

日頃から、健康のために、療法食も必要となります。

尚、腎臓病、肝臓病、胆泥症の子たちは、療法食を切らすことが出来ません。

 

 

上記を計算すると、毎月最低でも約60万円の医療費が必要となっております。

そこで、毎月ご支援してくださる d&humanサポーターさま 

を募集することに致しました。

これからも、行き場のない子達を救っていき、

どの子にも幸せに過ごしてほしいと思っております。

ご支援、そして、ご協力を何卒宜しくお願い致します。

 

 

d&human施設での様子

 

お散歩♪

 

 

おやつ&フリータイム☆彡

 

 

お誕生日会♪

     

ご支援を頂いた中から、施設の子達のお誕生日会をしています^^

保護っ子たちはほとんどの子が生まれた日が不明なため、d&humanでは、ご支援者様に、

お誕生日を一緒に考えて頂いています!(instagram @dand_human ハイライト記載)

素敵なお誕生日をありがとうございます!!

 

 

 

 

咬む子についての現状と課題

 

必要以上のしつけを受け、牙を剥くようになった子、虐待をされて、

自分の身を守るために咄嗟に口が出てしまう子、人を恐れ、心を閉ざしてしまった子。。。

様々な理由から、人を咬む子達が存在します。

 

本気で咬むようになって手がつけられないほどになると、

人側は、大怪我をします。

深い傷を負い、出血が止まらず、救急車に運ばれる事例や

最悪、死亡するといった事例もあります。

ニュースなどでピットブルの事件等が多く取り上げられているので

”大型犬は咬む”と言う認識の高い方が多く

逆に”小型犬だから大丈夫”と誤認されている方も少なくありません。

その為、”うちの子は小型犬だからしつけなくても大怪我はしない”と

しつけをされない方、また、

道端で犬と出くわした時、大型犬には注意を払って、いきなり手を差し出すような

行為はしないけど、小型犬には、”可愛い”が理由でつい、触ろうと手を差し出してしまい

驚いて咬んでしまった等の事例もあります。

 

中型犬や大型犬のように体が大きな子に限らず

体が小さな小型犬でも、本気で咬めば、大怪我を負います

 

そして、咬む事が理由で

保健所へ持ち込まれてしまうのです。

 

咬む子の背景としては、

*必要以上のしつけ

*しつけの一環として手をあげる

*甘噛みの延長戦で咬むことがいけない事だと理解していない子

*殴る、蹴るなど

*ネグレクト

が多くの理由です。

 

しつけは必要だけれども、思い通りにならないと、腹を立てて、

罵声を浴びせたり、手を挙げたり。

犬や猫も人と同様で個性は様々で性格もバラバラです。得意分野もあれば、

苦手な事もあります。見極めてあげること、理解してあげることは、とても大切で、

その子に合ったしつけ方法や、しつけの種類を探して見つけてあげなければ、

飼い主さんもその子も、気持ちに余裕が減ってしまいます。

逆に、全くしつけをしない方もいて、甘噛みを許し、大きくなっても、

甘噛みさせ続けた結果、人を咬むことを遊びの一環だと認識してしまった子が、

本気で咬む子になった事例も多くあります。また、しつけが行き過ぎて、

虐待と変わらない行動をされる方もいます。

また、訓練用に口輪やチョークチェーンなどの使い方を誤って使用している方もいて、

むやみやたらに乱用しているトレーナーさんがいることも事実です。

口輪は、ただただ黙らせるため、お仕置きと食事を与えないための道具ではありません。

そして、チェーンは怖がらせるため、きつく首を絞めるための道具ではありません。

 

口輪は、口を開けた際の危険を回避するため

チェーンは、カチッという音とシグナルで強制的かつ直ちに危険を回避するために存在します。

 

チョーク(chorke)の日本語は窒息させるなどの意味を持ちますが、

その意味の通りに使用してはいけません。

引っ張る方向や力加減を誤ると、気管を損傷したり神経線維障害を起こしたり、

眼圧が上がったりと身体上でももちろん、首を絞めつけられることで、その子が

あまりの恐怖により、気持ちを抑え込むしか出来ない状況が作り上げられてしまいます。

また、恐怖心を恐怖で煽るという行為は、トレーニングとは言いません。

 

こんな方法では、問題は何も解決しません。

 

d&humanでは、口輪も、チェーンも使用します。

口輪は、シャンプーや爪切り、トリミング、また通院時など、その子の健康面管理の為、

そして、はじめましての人と会う時です。

嫌な事や苦手な事と対面した際に咬んでしまうことで、

”咬めば辞めてくれた”という気持ちが強く現れます。

嫌な事や、苦手な事をされるときは、誰だって怖い気持ちでいっぱいになります。

怒ってしまう子も、もちろんいます。

それは、元々咬む子に限らず、

「普段は咬まないけど、病院で注射を打つときに抱っこしている腕を咬まれた。」

という事例もあります。

 

チェーンは、いきなりスイッチが入り、近くの人を咬む子に対し使用します。

”いきなり”スイッチが入るので先に出した口輪の方法では、

ずっと口輪をつけていないといけないことになりますので、チェーンを使います。

スイッチが入って、誰かに咬みつこうとした時だけの使用になるので、

ほとんど、引くことはありません。

尚、引くときは、体と水平では無く、垂直に瞬時に引き、カチッという音と

緩んでいた首元のチェーンが絞まるという合図で行動の中止を”積み重ね”で覚えてもらいます。

 

 

ペット共存社会において、”正しいしつけ”とは、重要な課題です。

 

小型犬であろうと、本気で咬めば、人は大けがをします。

しつけ関係なく、常日頃から、暴力をふるっている飼い主さんや、

行き過ぎたしつけをしてしまっている飼い主さんは、

「反抗しないから、自分より弱いから」と思っている方が多いのですが、

ペットたちは、”自分の方が強いから、ぐっとこらえているのです。”

そして、ご飯を与えてくれる唯一の人が飼い主さんだけだから、

この子たちは、暴力をふるわれても尚、”まだ少しだけ、出逢った頃のように元に戻れる”

と信じているのです。

 

出逢ったころの幸せな気持ちや思い出から、恐ろしい悲しい思い出へと変わり、

裏切られた深い傷が、私たちと出逢い、癒えていけるように、精進して参ります。

心の傷に、愛と言うお薬を与えていける環境づくりにご協力ください。

 

役員スタッフからのメッセージ

 

 

*海洋ごみアクセサリーショップ【pmarif】

instagram➡https://instagram.com/protect_marine.life?igshid=YmMyMTA2M2Y=

 

d&human代表からのメッセージ

みなさま、いつも温かいご支援、そしてご声援を誠にありがとうございます。

殺処分ゼロへの道のりには、多くの壁や大きな課題が存在しますが、諦めることなく

、これからもたくさんの犬猫たちの幸せを願い、精進して参ります。

今後とも、d&humanをよろしくお願いします。

 

<留意事項>
・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。(リンク
・本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援は出来兼ねますのでご了承ください。
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。(リンク
・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。(リンク
・コースを途中で変更することはできません。お手数をおかけしますが、一度支援を解約していただき、ご希望のコースに改めてご支援ください。支援の解約方法は、こちらをご覧ください。(リンク
・ ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

寄付金が充てられる事業活動の責任者:
特定非営利活動法人保護団体d&human
団体の活動開始年月日:
2021年6月15日
団体の法人設立年月日:
2022年9月8日
団体の役職員数:
10〜29人

活動実績の概要

NPO法人保護団体d&humanは大阪市と山口県を拠点とし、殺処分を減らす活動をしています。重度の疾患を患っている子や、咬む子はどうしても行き場所が無く、彷徨い、やがて公示期間の最終日が迫ってきてしまいます。そう言った最終的にも行き場のない子たちを主に保護し、治療やトレーニングを行い、新しい家族の元へ送り出す活動にも取り組んでいます。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/dand_human?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る