プロジェクト終了報告
クラウドファンディングの最終報告をさせていただきます。
お礼
「高齢の保護犬たちが安心して暮らせる場所を作りたい!」
として始めたクラウドファンディングですが、
みな様のご支援もあり、無事目標を達成することができました。
改めて厚くお礼申し上げます。
また、いただいた支援の他、
みな様からの暖かいコメントは、スタッフ一同、本当に励みになりました。
我々の保護活動は、ボランティアです。
我々が「この子を救いたい!」としてきた保護犬たちを、我が子同然に受け入れ、その子がここにいる以上に幸せになれるなら里親さんにお願いする、という姿勢でやってきました。
我が子同然なので、病院代などを負担するのは当然と思ってきましたが、近年は非常にひどい状態の子が増えており、保護の子たちのための費用が年々増加傾向にあります。
それでも目の前の小さな生命のため、彼らが幸せになる為と邁進してきましたが、そういったDOG DUCAの活動に対して、ご支援いただくだけでなく、ご理解とご声援をいただけたことは、本当に嬉しかったです。
DOG DUCAは、ワンちゃんたちは「家族」と考えているので、できる限りのことをしてあげたいと考えておりますが、そういった考えが間違っていたわけじゃなかったんだと感じることができました。
本当にありがとうございます。
これからもDOG DUCAは、人間の都合で不幸になったワンちゃんたちを救い、幸せにしていきますのでよろしくお願いします。
内装工事について
プロジェクトの第一ゴールは、2階のスペースの保護スペースのための工事費に使うことが目的でしたが、先月から工事に入っており、今月中頃には完成した姿をお披露目できる予定です。
ひとまず、現状の工事の経過をお知らせします。
内装工事は結構地味な部分の変更ばかりなのですが、素人DIYでは限界のある、高気密・高断熱化が可能になります。
たとえばこちらの写真は、内装工事のビフォー&アフターですが、これまで外壁や屋根のトタンと鉄骨がむき出しだった所に、断熱材を入れた上で化粧パネルを貼ってもらいました。
階段室なので直接保護犬たちが生活するスペースではありませんが、こういった部分の機密性・断熱性も上げることで、建物全体が外気の影響を受けなくなり、保護犬たちが一年中快適な暮らしが出来るようになります。
さらに、念願だった空調のないスペースにエアコンを入れることで、暑い夏でも、寒い冬でも、高齢の保護犬たちも安心・快適に暮らすことができるスペースができます。
塗装には、防水かつワンちゃんに害のない塗料を使うなど、保護犬たちが、文字通り「我が家」として暮らせるような環境を作っているため、工事には時間がかかっております。
また、現状のまま使おうとしていた部分も、この機会に合わせて改装することにしました。後で個別でやるより安く済みますし、より、保護犬たちにとって理想的な環境を用意してあげられますので。
外装工事について
クラウドファンディングの費用を使ってはおりませんが、同時期に工事をしていた外装工事が完了し、新しい外観がお目見えしております。
外壁は今までとカラーリングを変えて、汚れても目立たない(=メンテナンス費用を抑えられる)ネイビーに。
お客さんから「なんの店かよくわからない」「ペットショップ?」という声もありましたので、保護活動・トレーニング・トリミングをしている場所だよ、ということがすぐわかる看板にもしました。
これまでは窓も手作り感があったのですが、DOG DUCAの看板犬デュッカ、レイリー&ソフィアの写真に、ヒカルなどのかわいいイラストを載せて、親しみをもってもらいやすい外観にしました。
保護活動を続けるためには、トリミングサロンとしてもお客さんに来てもらわないといけませんし、看板は今までよりかなり大きくしたので費用は高額でしたが、融資も受けられたので思い切って看板も変えました。
夜はライトアップして、「人と犬の共存」のための場所だということがより一層わかるように!
リターンの発送
リターンに関しては、お礼メール、書籍と共に1月中に発送が完了しています。
また、リターンのお礼ということで丁寧なお返事をいただき、とても感謝しております。ありがとうございました!
なお、わんわん保育園利用者限定で、3万円以上の支援をいただいた方は保育園割引としているのですが、READYFORではニックネームだけで申し込みされている方もおられるため、保育園通園の方は「このニックネームで支援したよ」とお申し出いただければ割引させていただきますのでよろしくお願いします。
収支報告とネクストゴール
みな様からいただいたご支援の収支は下記のようになりました。
プロジェクト達成金額:7,752,000円
READYFOR手数料:▲1,023,264円
2階内装工事:▲5,150,000円
2階エアコン工事:▲652,000円
リターン返送料:▲49,600円
外装工事+エアコン設置+EV撤去700万円は融資でやる予定でしたが、外装リニューアルに伴う看板の取り替えなどで100万以上かかってしまったので、そちらを融資でまかなうことにして、保護スペースのエアコン工事の費用をクラウドファンディングでいただいたご支援から使わせていただくことにしました(エアコン1基は支援者様からご寄付いただき安くなりました)。
また、内装工事も、2階のスペースで現状のままで行こうと思っていた部分を、合わせて補修することで、追加費用がかかり、当初より約100万円アップすることになりました。
残った877,136円は、ネクストゴールの目標である「シニアドッグ・サポーター基金」として、高齢犬、持病のある犬の治療費や療養食に使わせていただきます。
保護犬のその後
クラウドファンディング期間中にご紹介した保護犬のその後です。
クラウドファンディング開始するのと同時期に保護した、ポメラニアンとトイプーのミックス、エレナ9歳ですが、あれから二ヶ月半が経ちました。
マラセチアによる皮膚病で、肌がボロボロで毛も抜けていたのですが・・・
こまめな薬用シャンプーと毎日の投薬と手厚いケアのおかげで、ずいぶんと毛がフサフサしてきました!!
胴体部分だけでなく、体全体の毛並みも整ってきて、ポメプーらしい、ふわふわの毛並みです。
2年以上もサークルで暮らしていたエレナですが、今はもう、完全に甘えたがりで、人にベッタリです。
愛情をかければ、愛情を返してくれるんです。
10年以上もサークルに閉じ込められ、体罰もされてきた16歳のダックスのリーバも、最近は甘えることが増えてきました。
さすがに10年以上洗われたこともないので、まだシャンプーは嫌がって口が出ますが、口輪は大人しくつけれくれます。
食欲もかなり出てきて、ここに来て穏やかな余生を暮らせています。
DOG DUCAに来たこういった高齢犬が、最期の時まで幸せを感じながら、快適に、安心して暮らせる場所が、もうすぐ出来ます。
本来なら完成してからまとめてご報告と行きたかったですが、今日がプロジェクト最終報告の期日ということで、工事は途中になりますが、これで一旦、プロジェクトの最終報告とさせていただきます。
また、工事が完了したら「新着情報」に掲載します!
なお、今後のご支援につきましては、DOG DUCAのホームページor寄付募集ページからお願いいたします。
➡DOG DUCAホームページ
➡医療費支援の継続寄付ページ(月2000円~)