シェパードMIXの保護犬ジュニア。元気ですが、譲渡は難しく終生飼養のつもりです。

※現在、クラウドファンディング実施中のため、活動報告を転載いたします。

 

81％になりました！

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散歩が大好きなシェパードMIXの保護犬の男の子「ジュニア」。
➡その様子がわかる動画

 

 

高齢者と暮らしていたが離別。
しかし引き取り手がない…

もともと、DOG DUCAから離れた地域で高齢者の方と暮らしていましたが、飼い主が施設に入らなくてはならなくなりました。

 

お子さんはいないようで、親戚…となったようですが、自身も高齢だし、何より犬を飼ったこともないし大型犬だし「怖い」ということで、ジュニアのもらい手を探して、地元の保護団体いくつかに相談したようです。

 

しかし、シェパードMIXの大型犬で、13歳と高齢で未去勢、肝臓が悪い病気もある……

 

これでは「保護します」と手を上げる団体は少ないと思います。

 

とくに大型犬の保護は、スペースの確保も食事の量も大変ですし、何より散歩が一苦労です。

小型犬であればボランティアさんが散歩に連れて行って振り回されるといったことはありませんが、トレーニングされていない大型犬の場合、リードを持っている人を転倒させて骨折させることすらあります。

 

DOG DUCAは僕がドッグトレーナーということもあるので、その点まったくハードルにならないのですが、受け入れてくれる所が少ないのも事実です。

 

親戚の方はそのような感じで、ジュニアの面倒をみるどころか連れて来ることも難しい、ということで、こちらから保護しに行くことにしました。

 

ご自宅に入った雰囲気から、幸せに暮らしていたんだなと想像ができましたが、残されたジュニアの身の振り方は決めていなかったのでしょう。

 

 

どの子も里親に行けるわけではない
それが生命を救う現実です

【シニアドッグ・サポーター制度】という、高齢者と高齢犬をマッチングさせているくらいなので、高齢者が犬と暮らすことを反対はしていません。

 

ただ、犬は言葉を話せませんから、残された犬の身の振り方は、書面で残しておいていただきたいものです。

たまたま、親戚の方が自分はできないけど、保護団体にお願いしようと動いてくれたからよかったものの、そのまま放置されてしまうと、それこそ生命に関わります。

そういうケースをいくつも見てきました。

 

大切にされているのであれば、自身が飼えなくなったときのことも考えておいてほしかったし、高齢犬でも受け入れられる社会であってほしいなと思います。

 

 

肝心のジュニアですが、少し怖がりなところもあるものの、車にも自分から乗り込むなど、賢い子です。ついていくことがわかっていたのでしょう。

 

 

とはいえ大型犬で、しかも外飼いだったため、中々他の子と一緒に……というわけにもいきません。

 

でもそれだけに、外に出るのがとっても嬉しいのでしょう。

散歩に連れて行くときは跳んで喜びます。

 

年齢的にも高いし、病気もあるし、外飼いだった子で、なかなか室内飼いのこと同じようなスキンシップを……というのもさすがに難しいので、譲渡はせずに、施設で終生飼養と考えています。

 

かといって、「ここに来てよかった」と思いながら毎日暮らしてほしいので、たくさん散歩したり、こちらからたくさんスキンシップを取ったりしていっています。

 

 

 

※本記事は転載です。
現在、2025/9/26までREADYFORにてクラウドファンディングを実施中です。
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