「若者のお金の使い道」アンケート結果から見えた課題

本クラウドファンディングに関連して、先月に記者会見を実施しました。

 

そこでユキサキチャットの登録者420名を対象に実施した「若者のお金の使い道」についてのアンケート結果を公表しました。

 

【借金に追い込まれる若者たちの実態】

アンケートの結果、回答者の約3分の1（37.1%）が借金を経験しており、18歳以上に限定すると47%にのぼることが明らかになりました。借金の主な使い道は食費や光熱費などの「生活費」（77.6%）や携帯電話やWi-Fiの料金など「通信費」（32.7%）といった日々の必要経費が多くを占め、「学費」（25%）や「医療費」（21.8%）も含まれていました。

 

また、若者たちが借金をする背景には「自身の収入の減少」（48.7%）や「ひとり親家庭」（35.3%）、「親や親戚が生活保護で頼ることができない」（23.7％）といった自身や家庭環境の影響、さらには「病気や通院」（33.3%）などの深刻な状況が関わっていることも判明しました。

 

【支援の必要性とD×Pの役割】

さらに回答者の75%が「返済への不安」を感じ、46.2%が「借金によって生活が苦しくなった」と回答しており、借金を通じて若者たちはより深刻な状況に直面することが見えました。

 

こうした若者を支えるため、D×PはLINEを活用したオンライン相談窓口「ユキサキチャット」を通じて、福祉や支援制度への橋渡しを行っています。

 

現在も物価高などの影響で、支援を必要とする若者が増え続けています。

ユキサキチャットに食糧支援を希望する若者の48.2%が「週に1〜2日以上ご飯を食べない日がある」と答えています。食糧支援にかかるコストも増加しており、より多くの支援資金が求められる状況です。

 

【暖かい年末年始を届けるために】

本クラウドファンディングは12月20日まで。残りわずかな期間ですが、引き続きご協力をお願いいたします。スタッフ一同、若者たちが暖かい年末年始を迎えられるよう、日々の相談対応や、緊急の食糧発送に備えた配送体制の改善などに取り組んでいます。最後まで全力で取り組んでまいりますので、引き続き応援いただけますと幸いです。

 

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●プロジェクトページ

年末年始に孤立する若者からのSOS｜緊急食糧支援2024 冬

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