米沢の小中高校生が開発したオリジナルのボードゲームを製品化したい

米沢の小中高校生が開発したオリジナルのボードゲームを製品化したい

支援総額

599,000

目標金額 500,000円

支援者
76人
募集終了日
2021年12月18日

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プロジェクト本文

たくさんのご支援ありがとうございます!

みなさまのご支援によって、最初のゴール50万円を達成することができました。

自分たちで動画をつくったり、チラシをつくったり、各所に配布をお願いしたりという行動が結果につながったことは、子どもたちの大きな自信となると思いますし、製品化への挑戦という大きな機会をくださり、誠にありがとうございます!

 

当初、製品印刷費のみで考えておりましたが、早期の達成ができましたので、ネクストゴールの設定をさせていただきます!

製品化に向けて子どもたちと話している中で、ボードゲームのコマなどは3Dプリンターで作りたいという声があがっていました。Blenderという3Dモデリングのソフトについて学んでいる子もいるので、この機会でモデリングで製品を作るということも体験してほしいと考えています。

 

つきましては、3Dプリンターを購入するための費用、20万円を上乗せした70万円をネクストゴールとして、ご支援いただけないでしょうか?

引き続きのご支援、よろしくお願いいたします。

 

 

山形という地域で感じた、探究学習の必要性

学びを楽しくする活動をしている探究塾ESTEMの大垣敬寛(おおがきたかひろ)と申します。

神奈川の出身ですが、大学を卒業してからは山形県置賜地域に来て、もうかれこれ8年近くまちづくり活動を続けています。

 

山形県置賜地域の景色

 

まちづくりを続けるなかで、いくつか課題に感じたことがあります。

一つは、山形にいるというだけでどこか諦めや劣等感を感じている人が多いということ。小学4年生で既に中学の数学を解いているような子でも「どうせ東京じゃないから頑張ってもしょうがないよ」というようなことを言います。

もう一つは、自由にアイデアを発想して実行していく人がまだまだ足りないということ。ワークショップをしていたらある学生からこんなことを言われました。「こんなに自由にアイデアを出していいんですか」。いわく、中学の時にはいろいろやろうとしても止められることが多く、だんだん意見を言うこともなくなっていったそうです。

 

これからの社会ではますます、自分で考えて創造性を発揮していくことが求められると思っています。特に山形、置賜という地域では人口減少高齢化も進んでおり、少ない資源でも創意工夫をして楽しくチャレンジしていく仲間を増やしていかないといけないと思っています。

 

子どものうちから、あらゆる方向へ興味をのばし、自分で考え、アイデアを生み出し、実行していく環境を作りたい。自分のアイデアを実行する中で自信をつけ、もっともっとチャレンジしていきたいという気持ちを育んでいく場をつくりたい。

そんな思いから、ESTEMという探究塾を立ち上げました。

 

授業風景

 

 

自ら考え、学ぶ場をつくる

ESTEMでは一般的な算数・国語・理科・社会のような科目はありません。

学びを楽しくすること、自分の頭で考えて実行することに特化しています。

いろんな切り口から物事を知り興味を広げる「探究コース」と、自分で考え実行していく「学び実践コース」があります。

探究コースでは、文豪の生活を紹介してから文を読んでみる「ようこそ文豪の書斎へ」や、世界中の人とZoomで話しながら地理や歴史を知り空想旅行する「空想世界旅行記」など、より面白く興味が持てるよう独自の切り口での授業をしています。

 

探究コース:「生き物の一生」というテーマで外部講師の方の授業

 

学び実践コースでは、自分たちで会社の仕組みを学び事業計画を立てていく「お金の教室」や、現役アーティストから表現する際の考え方を学び実践する「センスを磨くアートの世界」など、自分たちで考え、出来る限り塾内での体験に留めずに社会と関わる形で実行していく授業を開いています。

3か月に1テーマというペースで授業を開いていますが、2021年7月から9月まで学び実践コースで開講していた授業が「ボードゲーム発明体験」です。

 

 

今回のプロジェクト:ボードゲーム発明体験

「ボードゲーム発明体験」は、小学生2クラス、中高生1クラスの合計3クラスそれぞれで、オリジナルのボードゲームを作っていくという全12回の授業です。

最初の4回でゲームの面白さについて分析していき、どんな要素がゲームを面白くさせるのか考えていきました。また、ボードゲームジャーナリストの方にも外部講師をお願いし、世界のボードゲームや現在のボードゲーム業界の流れなどについてもレクチャーしていただき、ボードゲームに対する知見を深めていきました。

5回目からの回で、ボードゲームを作っていきました。

ボードゲームのテーマは何にするかということから考え、ルールを設計し、試作してみます。

 

ゲームのテーマについてフレームワークを使って考える

 

考えたゲーム案から要素別に点数をつけてみる

 

ある程度方向性が決まってからは、ひたすら「作ってみる→遊んでみる→反省する→改善する」のループを繰り返し繰り返ししていきました。

 

ひたすら作り直し続ける

 

開発したボードゲーム

 

こうして、3つのボードゲームができました。

一つは、「つなげて連想絵しりとり」。絵しりとりをテーマにしたゲームで、カードに描かれた絵から言葉を連想してしりとりをしていき、持ち時間を使い切ったら負けという、発想力を使うゲームです。カードはフィールドに出すことになっており、カードを出す場所によって時間を増やしたり手札を増やしたりという戦略性もあります。

 

絵しりとりをテーマにしたゲーム

 

二つ目は、農業をテーマにしたゲーム「農業日本一周」です。サイコロを振って自分の駒を進めていくと、畑や鶏舎を買うことができ、持っている畑などから作物カードを手に入れることができます。作物カードは販売することも、料理にすることもできます。話し合って作物を交換したり、人から買ったりすることもできます。最終的に一番稼ぐことができた人が勝ちというゲームです。

交換しあって料理をつくっていくのか、単品でどんどん作って売っていくのか、自分だけの戦略を立てていくのが楽しいゲームです。

 

農業をテーマにしたゲーム

 

3つ目は、「はるたいる」。テーマはありません。途中まで文房具というテーマで作っていましたが方針転換して、陣取りゲームのような形で作り直しました。

サイコロを振って自分の駒を動かしていき、「○マス塗る」というところに止まると自分の色を塗ることができます。相手の色が塗られているところは通れなくなってしまいます。スペシャルカードで相手の色を消したりすることができます。一定のマスを塗りきったら勝利です。

相手の邪魔をしたり、自分の進路を確保したり、たくさんマスが塗れる場所を独占したり、様々な戦略がありますが、運にもよるのでピタリとハマったときの楽しさはひとしおです。

テーマがない分、シンプルでとても奥が深いゲームになったと思います。

 

陣取りのようなゲーム

 

ボードゲームを製品化したい

ボードゲームを作り、改良し、楽しく遊べるところまで実現してきました。少ない時間だったにもかかわらず、家で考えてくるなど、がんばって十分楽しめるところまで作り上げてくれました。

しかし、せっかく物を作ったからには、「面白かったね」で終わらさず、発信していくこと、販売していくことまで体験してほしい。今回、ご協力いただきたいのは、つくったボードゲームの製品化です。どうすればお金を出していただけるのか、どうすれば販売していけるのか、自分たちで作った愛着のあるゲームで考えていってほしいと思っています。

 

授業は終わりましたが、みんな引き続き取り組んでいきたいということで、SNS班や動画班など、グループに分かれてクラウドファンディングの取り組みや製品化に向けた作業をしてもらっています。

 

山形の子どもたちに自分たちでもできるんだという自信を持ってもらうためにも、子どもたちがさらに挑戦していく機会をつくるためにも、ご支援いただけるととても嬉しいです。

ご支援いただいたお金は、広告宣伝費に10万円、一つのゲーム制作に平均10~15万ほど製本印刷に活用させていただく予定です。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。最後に子どもたちからのメッセージをお届けします。

 

子どもたちからのメッセージ

 

  • みんなでアイデアを出し合って作った塾の集大成です!シンプルなルールで遊びやすいので是非遊んでみてください(高2 ことね)
  • 中高クラスのボードゲームは、自分がリーダーとして作りました。色々凝って作ったので、是非買ってほしいです!(高1 AON)
  • 中々テーマが決まらず、完成させるのが大変だったけど、何とか形にすることができて良かった。ぜひ、製品化できると嬉しい。(中3 うにょんぽつ)
  • 市販のゲームを買わなくても自分でルールを作って楽しめることを示したかった。(中1 KK)
  • みんなで限られた期間の中、意見をだし合ってつくりました!!少しでも多くの人に遊んでもらえるとうれしいなと思います!!(中1 まなみ)
  • つくるのはむずかしかったけどみなさんに楽しんでもらえると思ったらがんばれました。(小6 しゅり)
  • がんばってつくったからクラウドファンディングよろしくおねがいします!!(小6 しばくん)
  • 週一の授業だけで考えたのではなく、学校でもみんなからアド(バイス)を言ってもらって作り上げました。子供から大人までができるように考えて作ってみました。(小6 こうき)

 

 

プロジェクト実行責任者:
株式会社山のむこう 大垣敬寛
プロジェクト実施完了日:
2022年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

株式会社山のむこうが、同社が運営する探究塾ESTEM(エステム)に通う生徒(小学生~高校生)が開発したオリジナルボードゲームを制作する。印刷製本費40万円、広告宣伝費10万円。

リスク&チャレンジ

リターンを実施する上でのリスクについて
ボードゲーム紹介イベントは山形県米沢市内で2022年3月頃に開催予定。ただし、コロナ禍の状況を見て時期は変わる可能性がある。

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リターン

1,000


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【お手軽応援プラン】子どもたちから感謝のメール

●子供たちからの感謝のメール

ボードゲームを製作した子どもたちからの感謝の言葉を、メールにて送付させていただきます。

支援者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

3,000


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【お手軽応援プラン】子どもたちからの感謝のお手紙

●子どもたちから感謝の手紙

ボードゲームを製作した子どもたちからの感謝のお手紙を郵送させていただきます。

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

5,000


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【ボードゲームお届けプラン】子どもたちが開発したボードゲーム1種類+お手紙

●子どもたちが作ったボードゲーム1種類
●子どもたちからの感謝のお手紙

子どもたちが開発したボードゲームの中から1種類と、子どもたちからの感謝のお手紙を郵送いたします。

支援者
27人
在庫数
173
発送完了予定月
2022年3月

10,000


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【ボードゲームお届けプラン】子どもたちが開発したボードゲーム2種類+お手紙

●子どもたちが作ったボードゲーム2種類
●子どもたちからの感謝のお手紙

子どもたちが開発したボードゲームの中から2種類と、子どもたちからの感謝のお手紙を郵送いたします。

支援者
28人
在庫数
71
発送完了予定月
2022年3月

30,000


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【全部詰め合わせプラン】子どもたちが開発したボードゲーム三つプレゼント+子どもたちからの感謝のビデオレター+お手紙

●子どもたちが制作したボードゲームを3種類
●制作した子どもたちからのビデオレター
●子どもたちからの感謝のお手紙

子どもたちが開発したボードゲーム3種類と、子どもたちからのビデオレター付きの感謝のお手紙を郵送いたします。

支援者
3人
在庫数
47
発送完了予定月
2022年3月

50,000


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【もっと応援プラン】子どもたちが開発したボードゲーム三つプレゼント+子どもたちからの感謝のビデオレター+お手紙

●子どもたちが制作したボードゲーム3種類
●制作した子どもたちからのビデオレター
●子どもたちからの感謝のお手紙

子どもたちが開発したボードゲーム3種類と、子どもたちからのビデオレター付きの感謝のお手紙を郵送いたします。

※3万円の全部詰め合わせプランとリターン内容は同じで、より多くの金額の応援をしてくださる方向けです。

支援者
1人
在庫数
49
発送完了予定月
2022年3月

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