すでに50人を超える皆様にご支援をいただき、心より感謝いたします。

社会の裏側に潜む動物たちの犠牲を減らし、なくしていくために活動を続けているアニマルライツセンターの代表岡田千尋です。

 

エシカル消費の考え方は英国のエシカルコンシューマーという団体から始まりました。スタートしたその時から、「動物」は主要なトピックスの一つで、特に当時は化粧品のために行われる動物実験に対するキャンペーンが大きく取り上げられていました。

英国ではいち早く化粧品の動物実験が法的に禁止され、EU法でも2013年から全面的に禁止されました。今も5大トピックスの一つが「動物」で、さらに畜産動物のアニマルウェルフェアやヴィーガンまで含め運動が世界中で展開されています。

日本ではアニマルウェルフェアやアニマルライツ、ヴィーガンの考え方はまだまだ広まっているとは言えず、後進国です。しかし、私達が消費する商品やサービスの裏側の多くには、動物たちの目も当てられないほどの犠牲、苦しみが隠されており、それを放置していていいはずはありません。

 

例えば牛乳を例にすると、日本での酪農場の73%が牛を短い紐や鎖につないだまま、飼育しています。24時間、365日、歩くことも土を踏むことも柔らかな草の上に横たわることも、仲間との触れ合いもできません。運動ができないのに700kgの体重を支え続けなくてはならず、さらに品種改変によって本来の10倍ものミルクを搾り取られています。牛たちが淘汰される最も多い理由は、運動器病と呼ばれる関節炎や股さきと呼ばれる後ろ足の関節が脱臼して建てなくなることです。子供を生んだ直後に取り上げられる行程は避けられず、牛たちは体だけでなく、精神もぼろぼろになって殺されていきます。

 

より自然で、動物が健康でいられる、アニマルウェルフェアに配慮した飼育は可能です。本当は私達消費者が乳牛に持つイメージの通り、広い草原を放牧させる飼育方法が良いのですが、たとえ狭い土地であっても繋がずに育てる方法があります。

さらに私達は今や豆乳やアーモンドミルクなど多様な選択肢を持っています。

消費者がエシカルな選択を食材一つ一つでしていくこと、それを企業もしていくことが、暴力や苦しみのない社会を目指そうとしたときには必須になるのです。

 

企業のエシカル通信簿では、畜産物を扱う食の分野だけでなく、動物実験や動物売買なども評価しています。またCMや集客のために動物を使うことなども含め、評価してきました。

 

 

ここ2~3年でようやく企業の畜産動物のアニマルウェルフェアについての課題意識が芽生えてきたという状態を如実に反映し、食品を扱う大手企業(食品加工会社やコンビニ)の評価は最低評価ばかり・・・。でも、どのような視点で取り組めばよいのか、この調査項目をみることで勉強になるといっていただいたこともあります。

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