フィンランドで日本の木のおもちゃの魅力を伝えたい

フィンランドで日本の木のおもちゃの魅力を伝えたい

支援総額

637,000

目標金額 500,000円

支援者
28人
募集終了日
2023年3月31日

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プロジェクト本文

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▼第一目標達成の御礼とネクストゴールについて (2023年3月7日追記)

 

2月20日にこちらのページを公開してから3月7日までの15日間で、目標の50万円を達成することができました。フィンランドからの挑戦に心細い気持ちになることもたくさんありましたが、日本から「フィンランド版おもちゃ美術館」へ思いのこもったご支援をいただき、誠にありがとうございます。言葉では言い尽くせませんが、心より感謝申し上げます。

 

クラウドファンディング期間は今月末の3月31日(金)23時まで続きます。そこでネクストゴールを60万円と掲げ、引き続きプロジェクトの成功に向け走り続けることにしました。

 

フィンランドでの木育イベント開催にあたり、現地の文化基金の助成金を申請しているものの、自己資金でまかなっている費用が多くあります。そこでネクストゴールでは、開催場所までのスタッフの交通費や、什器やおもちゃの運搬のための資金としてさらなるご支援を承りたいと思います。

 

*仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に木育イベントは実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。

 

▼自己紹介

 

みなさんこんにちは!

フィンランドおもちゃプロジェクトグループ「Touch Wood(タッチウッド)」の高橋佳苗です🧤

私は自然がいっぱいな岩手で生まれ育ち、環境科学を学んでいた学生時代に地元の自然塗料メーカーのインターンシップで木育の魅力や楽しさに気づきました。大学最後の年にトビタテ!留学JAPANという、地元家具屋さんのインターンシップを交えた官民協働のオリジナルな留学プログラムの機会を通して、自身で立ち上げたばかりの岩手の木製雑貨ブランドの魅力の深め方を学びました。その後ちょうど岩手・花巻で、世界で一番カッコいい木材店を目指す小友木材店があることを知り、入社後は花巻おもちゃ美術館の立ち上げと運営に携わらせていただきました。おもちゃや木が人の心をやわらかく開いていく力を肌で感じる毎日でした。無事に花巻おもちゃ美術館が開館して落ち着いた頃、もう少し自分の木製雑貨ブランドI DESIGNの可能性を広げたい、コロナ禍に途絶えてしまいそうだった海外とのつながりを持ち続けていたいという想いから、フィンランドのアアルト大学Wood Programに参加し、木に情熱を傾ける学生や先生たちと力を合わせて歴史的な機関車を覆うカッコいい木造の建物をデザインし、建設するVILINAというプロジェクトを完成させました。

 

 

ひょんなことから私に見えてきた次のチャレンジとは...

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

”なんとかフィンランド版のおもちゃ美術館を設立できないでしょうか”

 

Wood Programでの学びが半分を過ぎた頃、フィンランドに住む日本人の方から突然いただいたメッセージ、これがすべてのはじまりでした。彼女もTouch Woodのメンバーで、子育てと学業に追われていた真っ最中に東京おもちゃ美術館を訪れ、その後も木とおもちゃのもたらす感動をずっと心に持ち続け、同館を運営するNPO法人芸術と遊び創造協会の「おもちゃコンサルタント養成講座」を受講し、資格取得したばかりでした。

(写真:東京おもちゃ美術館 赤ちゃん木育ひろば)

 

世界第一位の森林大国であるフィンランド(参考:林野庁「世界森林資源評価(FRA)2020 メインレポート概要」https://www.rinya.maff.go.jp/j/kaigai/attach/pdf/index-5.pdf)の子どもたちの遊び事情をのぞいてみると、さすが森と共に暮らしてきた国に育つ子どもたちは、ベリーやキノコを摘んだり、ピクニックしたりと家族で森のなかで過ごす外遊びの機会がたくさんありました🌲

 

(図:OECD加盟国森林率上位10か国、写真:森のブルーベリー狩りのようす)

 

しかし、その一方で長い冬は日照時間が短いことで屋内での遊びにバリエーションが必要になっていること、子どもたちの遊びのデジタル化が急速に進んでいること、そして森林大国とはいえやはりプラスチックのおもちゃの方が手に入りやすいことなどから、一年を通して木質空間のなかでゆったり遊べる場所を、フィンランドで同じ情熱を持って出会った仲間と共に作ることの意義があると考えています。

 

Touch Woodのメンバーのご紹介

- Kanako Kuramitsu (おもちゃコンサルタント、大学教員)

 

 

- Paivi Raivio(公共空間デザイナー、アーティスト)

 

 

- Miia Heikkila(アアルト大学ランドスケープ建築の博士課程研究者)

 

 

- Kanae Takahashi(花巻おもちゃ美術館元副館長、木製雑貨デザイナー)

 

 

- Laura Merz(ビジュアルアーティスト、イラストレーター、テキスタイルデザイナー)

 (写真:EMMA エスポー近代美術館にて Paula Virta撮影)

 

- Rudi Merz(家具職人、アーティスト)

 

 

(写真:Laura & Rudi Merzによる遊びのワークショップ「PLAY IN PROGRESS」Laura Mittila撮影)

 

 

▼プロジェクトの内容

 

”フィンランド国内各地で複数のパブリックな木育イベントを開催し、日本やフィンランドの木のおもちゃの魅力を伝える”

 

今後数年の間にフィンランド版のおもちゃ美術館をつくる大きな目標の第一歩として、まず現地の子供から大人まで色んな方に木のおもちゃを手にしていただく機会をつくり、その楽しさや魅力を実感してもらうことが今回のプロジェクトのねらいです。この木育イベントの活動を続けていくなかで、私たちのフィンランド版おもちゃ美術館プロジェクトへの共感やサポート、そしてフィンランドの様々な分野の仲間を得ることができると考えています。すでに木育イベントの開催場所の打合せを、現地の幼稚園や図書館、児童福祉団体などと進めており、とてもありがたいことに大きな関心をいただいています。

 

この木育の活動ををフィンランドでスタートさせていくには、嬉しい驚きを引き出す工夫のつまった日本の木のおもちゃがどうしても必要不可欠です。私が花巻おもちゃ美術館で子どもたちと遊び、その感動を共有した体験からも、日本の木のおもちゃは私たちの木育イベントの成功の鍵を握っていると信じています🔑 プロジェクト成立後には、日本全国の遊びのスペシャリスト「おもちゃコンサルタント」の投票で決まる「グッド・トイ」を中心に、東京おもちゃ美術館のミュージアムショップ「アプティ」から日本の木のおもちゃを注文させていただきます。

 

(写真:日本のおもちゃで遊ぶアアルト大学Wood Programの先生と学生)

 

このページのトップ画像の赤ちゃんの写真は、このプロジェクトを応援いただいているフィンランドの友人とそのご家族から許可を得て掲載させていただいています。この写真の撮影時には、私自身がこの赤ちゃんに木のおもちゃの大きな可能性を改めて気づかせてもらいました。人生で初めて見るもの、聴くもの、触れるもの、口に入れるもの、においをかぐものが多い時期にある子どもたちに、ぜひ木のおもちゃを通してたくさんの素敵なものを届けていきたいです。

 

日本の優良な木のおもちゃを購入してフィンランドへ送るには、50万円という大きなお金が必要です。木のおもちゃの輪を日本だけでなく、世界へと一緒に広げていくためにもご協力をお願いいたします。

 

*プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む)によりイベントを開催できなかった場合は、時期を延期して実行させていただきます。

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

"フィンランドらしさのつまったあたたかい木の遊び場をつくる”

 

日本の木のおもちゃの力を借り、フィンランドの遊びや木質空間づくりの環境に「木育」という新しいコンセプトをお伝えしながら、フィンランドの文化を育む木の遊び場をつくっていくことが私たちの一番大きな目標です。その第一歩となる今回の木育イベントを開催するプロジェクトでは、現地の自治体やメディア、木材業界などを巻き込んだプラットフォームを築いていきます。

 

フィンランドでは、今年初めまで科学博物館で木について多角的に学ぶことができる、産学官連携で作られた大人気の期間限定展示がありました。また、フィンランド環境省は木質の建物を建てるプロジェクトを支援しており、木という素材にますます価値が置かれる機運が高まっています。まだ見ぬ世界第一位の森林大国のおもちゃ美術館がどんなふうに形になっていくのか、ぜひ一緒に覗いてみませんか。

 

(写真:フィンランド科学博物館Heureka 期間限定展示「SperPUU」)

プロジェクト実行責任者:
高橋佳苗(Touch Wood)
プロジェクト実施完了日:
2023年9月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

Touch Woodがフィンランド国内で複数のパブリックな木育イベントを開催します。集まった資金で日本から木製玩具を購入・輸送し、イベントにてその魅力を伝えます。

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リターン

3,000+システム利用料


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3千円コース【感謝のメール】

感謝のメッセージをフィンランドからメールでお届けします!

支援者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

10,000+システム利用料


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1万円コース【紙のポストカード】

直筆の感謝のメッセージ書いた紙のポストカードをフィンランドからお送りします!

支援者
15人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

30,000+システム利用料


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3万円コース【木のポストカード】

直筆の感謝のメッセージ書いた木のポストカードをフィンランドからお送りします!

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

50,000+システム利用料


5万円コース【木製組み立てオブジェのポストカード】

5万円コース【木製組み立てオブジェのポストカード】

フィンランドのミニチュアドールハウス工房GEPETTO(ゲペット)さんの木製組み立てオブジェのポストカードをフィンランドからお送りします!

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

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