子どもたちが手術を待つミャンマーの病院に医療ライトを届けたい

 

 川崎医科大学１年の内山高徳です。

医師として医療機器の開発などにも携わり、

国や地域の枠を超えて、多くの人々に影響を与えられるようになりたい。

そういった目標があります。

 

 

私はまだ医療従事者ではないですが、

何かアクションを起こしていきたいと思い、Heart'sで活動しています。

 

 

 

『実際にワッチェ慈善病院を訪問して』

 

8月にミャンマーのワッチェ慈善病院にお邪魔させて頂きました。

病院の中は、患者さんと家族の方でいっぱいでした。

 

遠い村から何日もかけてお越しになっている方や、

経済的な問題で他の病院では治療してもらえない方が多くいらっしゃいました。

 

そのため、ボランティアスタッフの方々は大変お忙しい様子で、

手術は朝から深夜、未明まで続いていました。

 

 

そして、医療設備や物資は明らかに不十分で、

日本の病院と比べると差は歴然でした。

 

 

 

しかしながら、そういった厳しい環境あっても、

スタッフの方々は最大限のパフォーマンスを発揮できるように、

準備や反省、自己研鑽を徹底的に積んでいらっしゃいました。

 

 

住みやすい日本を飛び出して、自ら厳しい環境に身を置くことは、

簡単に真似できることではありません。

国際協力に対する熱い想いがあってのことだと思います。

 

 

私もスタッフの方々のように、

熱い想いを一生持ち続けてまいりたいと心に誓いました。

 

 

 

『患者さんの将来を照らすライトになる』

 

そういった中、スタッフの方々から、

「新しい医療用ライトが導入されれば、ミャンマーの患者さんたちに喜んでもらえる！」 といった "医療用ライトの支援を願う声" を沢山伺いました。

 

老朽化したライトの照度は不十分で、

スタッフの方々が懐中電灯で補助をしている状態でした。

 

 

新しいライトが導入されると、手術の安全性・確実性を高め、

スタッフの方々の負担軽減と効率化を図ることができ、

より質の高い医療を届けることが可能になります。

 

 

そして、医療が届きにくい

”患者さんの将来を照らすことが出来る” と信じています。

 

 

 

 

『私たちにも出来ること』

 

私たち日本人の多くは、

病院や診療所で治療を受けることが出来ます。

 

また、インターネットで気軽に医療に関する情報を入手することも出来ます。

しかしながら、生まれた国や地域が違うだけで、全く違う現実があります。

 

 

日本なら救われるはずの命が、

ミャンマーでは救われないことが往々にしてあります。

 

 

この理不尽で残酷な現実を少しでも変えるために、

”私たち日本人” “私たち学生” にだって出来ることはあると信じています。

 

 

皆さまからのご支援による医療用ライトが、

何千人、何万人もの患者さんの将来を照らせること心から願っております。

 

 

残り２週間程となりましたが、最後まで全力で活動してまいります。

今後とも皆さまのご協力をお願いいたします。