台風発生後、私たちはすぐに支援活動をスタートさせました。

 

 

まずは多くの方々から寄付金を募り、2週間後にはレイテに入って食糧物資の配給を行いました。また日本で子供服を集めて、現地の子供たちに配るなども行いましたが、長期にわたって継続的な支援活動にするためには、事業として現地の雇用を生み出していくことが必要であるとの思いから、ココナッツ専門店であるココウェルとして、倒れたココナッツの木を利用して雑貨作りを開始しました。

 

 

台風によって倒れたココナッツの木はフィリピン全土で3,400万本と言われています。ココナッツは苗から実ができるまでに7年ほどかかり、多くのココナッツ農家が長期的な収入をなくしてしまいました。

 

 

私たちは現地にチェーンソーや加工機材を提供し、新たに仕事を求める人たちに製品作りのトレーニングをしながら、お皿やカトラリー、お箸などを作り、「COCO no Ki」というブランドで日本で販売を始めました。

 

 

しかし、ココナッツの木は年齢や部位によって非常に脆くて加工が難しいところがあり、品質の向上に時間がかかっていました。乾燥方法や加工方法など、現地の職人達と共に試行錯誤を繰り返してきましたが、製品作りは決して順調とは言えない状況でした。

 

そんな中、レイテ島にマホガニーという耐久性、加工性に優れた、家具や楽器にも使われる木が生育していることを知り、このマホガニー材を使って食器類を試作したところ非常に木目の美しい、強度のある製品が出来上がりました。

 

 

このマホガニー材での雑貨作りは工場で働く人々の雇用安定だけでなく、レイテ島発の地場ブランドとして、発展的な産業育成ができるのではないかとの想いから、新たな事業として進めていくことを決意しました。

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